バード5人で放浪記・その14(3竜撃破)

 今までのあらすじ。『氷嵐の支配者』強すぎ!


 さて、色々やってみて正攻法では勝てないとわかったので、ちょっと搦め手から仕掛けてみることにする。そもそもこのゲームは異なる役割を持つキャラの組み合わせでシナジーを活かして戦うのが正統的な戦法。なので例えバード5人と言えども各々の役割は分けて考えるのが本分なのだと大悟。やっぱり勝てないときは時間を置くとアイディアも浮かぶものです。加藤さんありがとう!


 ということで、作戦としては開幕『アイスブレス』を防ぐためにブースト『氷帝の幻想曲』を使い、『絶対零度』はクリスタルアイで防ぐ戦法を考案。双子姉にザミエルボウ、クリムゾンレギンス、世界樹の首飾り*2を装備させてAGIを120まで上げる。これで開幕幻想曲専用バードの完成。君の役割は幻想曲を歌った後で死ぬことだ!
 なまじ全員なんとか生き残らせようなんて考え方をするから選択の幅が狭まるワケで、勝つためには手段を厭わないし犠牲も知ったことかという姿勢で挑めば結構方法はあるんだよなぁ。うん、なんか縛りプレイっぽいぞ。
 ただし、問題はブースト幻想曲が氷竜のブレスより遅かったらアウトってこと。火竜は確か間に合うらしいので氷竜も間に合うと思うんだけど、どうかなー。
 てなワケで早速氷竜と戦闘。こちらはブースト『氷帝の幻想曲』にブースト『蛮族の行進曲』と『火劇の序曲』*3。ブレスを凌いだ後にガッツリ強化を済ませるぜ。
 意を決してコマンド入力を終えると先に動いたのは双子姉! ブースト『氷帝の幻想曲』で属性防御がガツンとアップ! 氷竜のブレスも200ダメージ程度! そしてバシバシ決まる頭縛り!


 ……え、頭縛り?


 バードの呪歌は勿論、頭を縛られてると歌えないワケで行動がキャンセルキャンセルキャンセル。ちょっと待て、これ詐欺だーっ! なんで氷竜だけブレスに縛りくっついてんのよ! しかも頭って最悪だわぁ!
 テリアカαなんぞ持ってきてないので当然ながら強化もできず。右往左往してる間にリンチされて終わり。あああああ。


 なんという卑怯なヤツ。『絶対零度』だけでも3竜でトップの面倒くささなのに、更に二重三重に罠を張り巡らせてくる辺り一際ズルいな。とは言え突破口は見えた。テリアカαを買い込んで再度挑戦だ。
 ちなみにバードの場合、一旦町に帰るとブーストを改めて溜め直さなければならないので結構めんどい。アクセラを余分に使うほどアイテムのスペースないしなぁ。


 なんだかんだで時間を掛けて氷竜の部屋に到達。先ほどと同じようにコマンド入力していざ勝負。
 先制のブレスで2000超のダメージ。全滅!


 えーっと、つまりアレか。ブレスとブースト幻想曲は乱数勝負。君は先制できるかもしれないし、できないかもしれないと。
 ……雷竜や火竜ならまだいいんだけど、氷竜でそれはないだろう。長い道のりをテクテク歩いてきても勝負できるかどうかは乱数かぁ。泣ける。


 まぁ、乱数勝負なのは何も1ターン目だけじゃないし。運が悪かったら『絶対零度』で全員死ぬんだし。運ゲー上等の気持ちでいかなきゃしょうがないよなぁ。とか自分を宥めつつエンヤコラと氷竜の部屋へ。


 今度はブースト幻想曲が先に決まる。よしきた! そして返しのアイスブレスで頭を縛られる4人。しかしこちらにはテリアカαがある。全員の頭縛りを解いて呪歌を使うぜ!


 ……テリアカαが1人にしか効かないってマジですか。結局呪歌を歌えなくてリンチ。終了。


 いや、だってテリアカβは全員に効果あるじゃない。なんでテリアカαは一人だけなのよ。どういうことですか、キタザキ先生!
 説明読んでも、全ての縛りを解除するとはあっても全員とは書いてないのよね。説明書読まないでゲーム始めるタイプです。自分。


 ということで、結局初手はブースト呪歌にテリアカα*4が鉄板と結論。もう何度目になるか分からない氷竜への挑戦でようやく第1ターン目を乗り越えると、ここからは『蛮族の行進曲』と『火劇の序曲』で仲間を強化して殴りまくり。4ターンごとにブースト『氷帝の幻想曲』をかけ直してブレスを弱体化。『絶対零度』も一発目で2人倒れてビビったけど(うち一人は双子姉なので予測内)、その後は『絶対零度』の即死効果は発動することなく、かなり余裕を持って戦いを進められた。
 バードがいるので『アイスシールド』と『氷河の再生』はむしろ好都合。ただし、後半になると確実にコンボを使うワケでもなく、『貫きの氷槍』と『アイスシールド』を交互に出してきたりするので、『沈静の奇想曲』がスカること多数。そこは氷河使えよー。
 『貫きの氷槍』は800点以上のダメージを食らうし、ブレスでちょこっと減ったHPのままで放っとくと結構危険なので気を使う。こまめにソーマプライムを使ってHPを全快に保とうとはするんだけど、『絶対零度』でHPを50点くらい削られると結構迷う。攻撃も結構外れるので攻撃に専念したい気持ちもあるしね。
 『氷嵐の支配者』のHPが残り1ドットになったところで『絶対零度』がオレンジ君に直撃。最後のアクセラをオレンジ君に使ったあとだったのでもうブースト幻想曲が使えない! ヤバいヤバいと思いながら、それでもあとちょっとで勝てるはずと全員で攻撃を選んだらラテン娘のクリティカルで氷竜撃破に成功。ちょっと劇的過ぎてポカーンとした。




 ともあれ、なんとか氷竜撃破に成功。長かったー。解法の糸口を掴む為に時間がかかったけど、実際そこさえ乗り越えられればあとはまぁ、詰め将棋みたいなものではあるかな。偶発的に死人の出る『絶対零度』は食らうと立て直しが困難極まりないので、犠牲者が少なくて本当に良かった。もう一人倒れてたら、と言うか、もう3ターン早く倒れてたらマズかった。
 クリスタルアイ*3は対『絶対零度』用としては頼れるレベルだけど、これを生かす構成が博識40+バードくらいしか思い浮かばないのが難か。しかも第1ターンは乱数勝負だし。
 AGIについて考えるとレンジャーから引退引継ぎしたバードなら先制幻想曲の決まる確率は上がるのかなと思う。引継ぎ3点ってのが微妙なところで、上の閾値に入れば確実に先制取れるんだけどねー。まぁ、興味のある方は試してみても面白いかもしれないです。



 さて、当初の予定通り、バード5人でB25Fまで到達。かつ3竜撃破にも成功したので今回のプレイはこれにて幕引きとしたいと思います。いやぁ、なんだかんだでクリアできちゃったなぁ。途中は第5層の突破を危ぶんだぐらいだったけど。
 ボス戦は骨があって面白かったけど、プレイ自体が単調になってしまうのが難点でもあったね。やっぱりプレイしてて面白いってのがモチベを保つ意味でも大切だと思うので、次回はやってて楽しいプレイを考えたいと思います。





チェトーザ(バードLV70)
HPブーストLV10 歌マスタリーLV10 猛き戦いの舞曲LV3 聖なる守護の舞曲LV10 沈静なる奇想曲LV3 破邪の鎮魂歌LV10 蛮族の行進曲LV10 火劇の序曲LV1 氷劇の序曲LV1 雷劇の序曲LV1 氷帝の幻想曲LV10
リューハー(バードLV70)
HPブーストLV10 TPブーストLV5 歌マスタリーLV10 猛き戦いの舞曲LV3 沈静なる奇想曲LV3 火劇の序曲LV1 氷劇の序曲LV1 雷劇の序曲LV1 氷帝の幻想曲LV10 安らぎの子守唄LV10
フェオ(バードLV70)
HPブーストLV10 歌マスタリーLV10 猛き戦いの舞曲LV3 沈静なる奇想曲LV3 火劇の序曲LV5 氷劇の序曲LV1 雷劇の序曲LV1 火帝の幻想曲LV10 氷帝の幻想曲LV10
サラスラーラ(バードLV70)
HPブーストLV10 TPブーストLV10 歌マスタリーLV10 猛き戦いの舞曲LV10 沈静なる奇想曲LV3 火劇の序曲LV1 氷劇の序曲LV1 雷劇の序曲LV1 氷帝の幻想曲LV10
メオ(バードLV70)
HPブーストLV10 TPブーストLv5 歌マスタリーLV10 猛き戦いの舞曲LV3 沈静なる奇想曲LV3 火劇の序曲LV1 氷劇の序曲LV1 雷劇の序曲LV1 氷帝の幻想曲LV10 癒しの子守唄LV10 警戒歩行LV3 糸巻き戻りLv1



 みんなして『氷帝の幻想曲』覚えたりする。実際それくらいしか振るところなかったりするのでねぇ。歌マスタリーは呪歌の発動速度に影響するので全員LV10に。序曲はレベル1だけで十分なスキルだった。まぁ、バード5人もいれば分担できるので当たり前なんだけど。