▼わがままファッション体験版をプレイしました

　略称を考えるのがなかなか難しい「わがままファッション　ガールズモード」ですが、「まッガール」ってのはどうでしょうか。いろんな意味でダメだ！
　……という話はさておいて、発売を明日に控えたガールズモードですが、今日のニンテンドーチャンネルで体験版が配信されました。なにこのキラーコンテンツ。
　どうせ遊ぶなら製品版を触りたいよなぁ、とか、明日になれば目一杯遊べるんだから、とか、他にもやらなきゃいけないゲームあるやん、とか、色々逡巡はあったのですが、まぁ、欲望に負けて体験版をダウンロードしてしまいました。だってずっと楽しみにしてたんですもの！
　で、実際に触ってみての感想なんですが、これ、すっごいよくできてますね。テンポが凄く軽快で、なおかつレスポンスがよくて手触りがいいんですよ。
　メッセージとかシュパッと表示されますしね。で、台詞にはドラクエでもおなじみのピピピ音がついてきます。自分はピピピ音大好きなんですよ。これだけで、平易なテキストにリズムを作ってくれますからね。

　体験版では、2人のお客さんを接客する内容になってまして、一人目は操作方法のチュートリアル、二人目は組み合わせを試すチュートリアルになっています。お客さんの要望に応じてアイテムを選択する、というのが基本的な流れなんですが、ここでポイントなのは、アイテムを「見せる」「着てもらう」という二つの選択肢があるということです。
　「見せる」は、お客さんにアイテムを一度見て貰って感想を聞くというもの。「着てもらう」は、お客さんにアイテムを押し付けて着替えて貰うというもので、これだけ見ると、「見せる」の方が無難かな、と思いますよね。
　ところが、同じアイテムを買ってもらうにしても、「見せる」より「着てもらう」を選んだほうが受けがよくて、なおかつ「着てもらう」でお客さんがアイテムを気に入ってくれた場合、追加で他にもアイテムを買ってくれる場合があるそうです。うーん、なるほど、「見せる」で手固く狙うか、「着てもらう」で勝負に出るか、簡潔ながら駆け引きがあるワケですね。これは面白いなー。

　あと二人目のお客さんからは、全身のコーディネートを依頼されるんですが、ここでアイテムの組み合わせを色々楽しめるのが凄い楽しかったです。選んだアイテムはマネキンに着せる形ですぐに絵として反映されるので、「このアイテムを選んだら見た目はどうなるのか？」ってのが視覚的にすぐわかるんですよね。
　しかも、お客さん本人を直に着替えさせるのではなく、マネキンでプレビュー(とでも言うんだろうか？)をするのが何気にリアルなところで、マネキンで試してみる分には上手いコーディネートに思えても、実際にお客さんに着て貰うと、他のアイテムとの組み合わせでちょっとチグハグなところが見えてきたりして、これは記憶力と言うか、完成形を脳内で想像する力が要求されるゲームですね。体験版ってことで、アイテムの総数は控えめなんですが、それでもベストな組み合わせを探そうと、ついついのめりこんでしまいます。

　一方で気になった点は、メッセージのスキップができなさそうな点です。まぁ、テキストの表示は軽快ではあるんですが、会話内容にそれほどバリエーションがあるのかなーという疑問もあって、そこのところは気になります。
　あと、音楽もあんまり印象に残らないと言うか、まぁ、店内BGMですよね、って感じで。悪くはないんですけど、「このゲームは音楽いいなー！」って感じではなさそうだなと思いました。
　SEは凄くいいんですけどね。お客さんにベストなコーディネートを提案できた時の演出とか、花びらが舞ったりして凝ってます。
　あとはアイテムがわんさか手に入ったら、管理とかに梃子摺らないかなぁとか。これは確かアイテムの検索とかができたように思うので多分大丈夫かなと思うんですけども。

　えー、ということで、やっぱりこれは面白そうなゲームです。手触りは凄くよかったので、早く色々コーディネートを試してみたいですよ！

　あと、ニンチャンで「CECIL McBEEの店長さんがガールズモードを体験する」という動画もありました。やっぱ本職の人は理詰めでコーディネート決めてくんですよねー。凄いわ。