▼ゲームレジェンド私的レポ

 日曜日に遊びに行ったゲームレジェンドのレポですー。レポといいつつ、イベント前後の色々が多かったりもしますが。


・前日はメイドイン俺でドットをポチりまくりで2時就寝。5時起き予定なのにねー。
・目覚ましかけ忘れで5時50分に自然覚醒。慌てて準備してバス停へ。危なかったー。
・移動中はメイドイン俺でAI作り。4時間ずっと触りっぱなしで全然退屈しなかった。
・集合時間までは多少余裕があるので、まずは帰りのバス発着所をチェック。ついでにヨドバシカメラを覗いたりして。
・「新線新宿駅って何!?」と戦々恐々していたら、入り口をあっさり発見。予習の甲斐はあったみたい。
・途中、急行に追い抜かれて馬喰横山駅へ到着。ここで待ち合わせの予定なんだけど……
・なんか想像以上に広い馬喰横山駅構内。あー、馬喰町駅横山駅がくっついてるのね。
・Iさんからは集合場所、馬喰町駅としか聞いてねぇぇぇぇ! ということで、構内をウロウロと歩き回る。携帯ないので連絡手段もないしね!
・目的地が同じらしい人達はそこそこ見かけるものの、Iさん達は見つからず。3往復ぐらいしたところで諦めて現地へ直行することに。
・後ほどIさん達に話を聞くと「会場とは道路挟んじゃうし、そこはないだろう」と思っていた出口で待っていたとのこと。もうちょっと気を利かせれば、とは今では思うんですが、あの時は精神的に余裕がなかったという。
・なにせIさんからは、「会場は路地の奥で初見じゃわからない」と脅されていたので、この時点ではかなりのガクブル状態。一応地図の写しはあるんだけども、会場自体小さくてよくわからんのです。
・唯一手持ちの地図と周辺地図で合致する情報が交番。ということで、交番さえ見つかればいける、と判断してGo。
・交番に辿り着くハズの道を選択したつもりがT字路にぶち当たる。えええええ、こんな道、地図に載ってなかったよ!?
・右と左でしらばく悩んだ末、選択した左手方向の交差点で交番を発見。あれ、なんかメチャクチャ近い?
・そこからはつつがなく会場まで到着。会場にそれっぽい列が呑み込まれていったのですぐわかりました。


・自分の5人前くらいでパンフ売り切れ。情報は会場で集めればいいやーと思っていたので予想外の展開に焦る。
・会場は意外に小さい感じ。人が多すぎるせいで余計そう感じたのかも。
・Iさんの話では、前回のフロア1つから今回はフロア2つと敷地的には倍増しているそうなんですが、今回はそれ以上に人が集まりすぎた様子。凄いなー。
・とりあえず明確な目的があるワケでもないので、適当に会場を見て回る。Iさん達が到着するまでまだ時間があるだろうし。
・デモ展示の前でみんな足を止めるので混雑ポイントがそこかしこに。流されるままに動く自分。流れに乗れないで足が止まってしまう自分。
・6Fへ移動しようとしたところで階上から入場制限がどうのこうのといった声が聞こえてくる。なんか恐ろしいことになってる様子なのでしばらく5Fを歩き回る。
・ビーズ製のドット絵ストラップがあるよー、との話をIさんから聞いていたのでまずはそれをゲット。リンクがトライフォースを掲げているドット絵と、あと「※いしのなかにいる※」。これは見た瞬間に確保せねばと直感が走った逸品。
・試遊機でお客さんがロックマン2をプレイしているところに遭遇。生でDr.ワイリーを倒す場面を見た。普通に来た人がクリアしていくとかどんだけ濃い空間なんだ。
・そしてワイリー戦を見ながら、これプチゲームで作れそうだな、と思ってしまった自分は明らかにプチゲーム脳。外れたバブルリートを転がすルーチンとかどうしようとか考える。
ゲームサイドの販売コーナーが凄い混雑振り。興味はあったけど、列に並ぶのは億劫なのと商品の選択に迷って後ろのお客さんに迷惑をかけそうな気がしたので断念。
・6FはCD販売サークルがなんか固まってる雰囲気? 卓上に並べられたCD各種を指差して、「これ全部ください!」と言いたくなったのが何度か。
・1枚1000円ちょいでも一気に買うと結構な額になるんじゃぜ…… ということで8枚程度に抑えました。
・今回、目的の一つだったくにおくんサークルに到着。並べられた商品の数々に目移りしている間に一番欲しかったピアノ譜の最後の1枚が売れてった。うわぁぁぁぁ、これは大失敗!
・ビニール袋には冷峰学園購買部のプリントが。凝ってるなぁ。
・とあるサークルで「メイドイン俺の自作プチゲームをプレゼントします」という張り紙が。初めてプチゲームを貰ったり進呈したりでドキドキ。他人のプチゲームを触るのって凄く刺激があるなぁ。
・再び5Fに戻ってきたところでIさん、Rさん、Sさんと遭遇。このまま会えないんじゃないかと思っていたので、喜びもひとしお。
・とあるサークルで見たDS版ベラボーマンがムチャな移植で吹いた。未見だけどDS版源平討魔伝もあったよ。
・ビデオ端子つきのファミコン本体が販売されてた。おまけにクソゲー1本をプレゼントしてくれるらしい。おおお、これはいいなー、と思ったものの、どうにも嵩張りそうなのでその場はスルー。
・異常にカッコイイドラゴンスレイヤー4Tシャツを見たものの、あとで買おうと思って忘れてた。これはちょっと後悔してる。
・寄せ書きコーナー(?)に集まっていたIさん達と合流。Iさんはさっそく学校であった怖い話を描き込んでいた。早いよ!
・IさんからMSX写真集を見せて貰う。サークルの人が「今日の出展品の中で一番濃いヤツ」って言ってたなぁ、これ。
MSX写真集はその名のとおり、MSX2をモデルに見立てて様々なシチュエーションの写真を収めた一冊。思わずポルナレフのセリフが脳裏を過ぎるコンセプトです。
・だけど構図やら露出やら異常に拘っててクオリティが高い。おっしゃれー。MSXの知識がない自分でも感嘆の声を上げるぐらい。
・力を入れるベクトルは明らかにおかしいけど、これはここでしか出会えないシロモノだよね。現世と隔絶した空間に足を踏み入れたからには、その証明となる「これぞ!」というお土産がやっぱり一つは欲しいなぁとか思ったり。
・そんな流れで、さっき見かけたビデオ出力つきファミコンが欲しいんだよねーと口に出したら、凄まじい勢いでみんなから購入を進められる。え、なに? これなに?
・なんとなく欲しい気持ちはあったんだけど、躊躇う気持ちもあるワケでして。ここからビデオ出力つきファミコンを買うべきかどうかの検討会が始まったのです。以下、適当な流れ。


 ニューファミコンってビデオ出力じゃなかったっけ?


 「どうだったっけ。でも、ガワがファミコンってところに価値があるよね。」


 あー、それは確かに。初代ファミコンなのがいいよね。


 「ここで逃したら二度と買えないかもしれないよ!」


 それは確かに…… 通販であっても改造品は怖いしなぁ。


 「早く買わないと売り切れちゃうかもしれないよ!」


 いや、何度か覗いたけど全然減ってなかった! その辺は大丈夫!


 「そんな気になってるならさっさと買いなさいよ!」


 ……ごもっともです。っていうか、ファミコン本体って普通に買っても2000円とかするよね?


 「するする。というか、当時を思えば驚きの安値。」


 ビデオ出力でプレイ動画を録画できるのがよさげなんだよなぁ。


 「素晴らしいメリットじゃないですか!」



 などと背中を押されまくりながらフラフラと6Fへ。階段を昇りながらも「動画を撮るだけならWiiとVCで十分じゃね?」とか「いや、VCに収録されてないゲームを遊ぶのにやっぱり本体はいるだろ」みたいな自問自答を延々と続けていて、心が定まらぬままに目的の場所についたのであります。
 で、やっぱりビデオ出力つきのファミコンは一つも売れてなくて、何か安心した反面、やっぱり自分は間違っているのではないかという疑念にも駆られたりして、さてどうしたものかと腕組みしながら思案していたんですね。
 で、サークルの人からは「ビデオ出力があるファミコンツインファミコンとこれだけ! 2コンのマイクも使えますよ!」という絶妙な売り文句を浴びせられたり(ただ、ニューファミは2コンのキー操作で擬似マイク入力ができたと思う)、テレビとの配線を見せて貰ったりで、段々と心が固まってきたんです。
 こうなるとハードルとしては、買ったとして家で使えるのかどうか、と言う問題に収束してきます。うちにACアダプタあったっけなー、とか。ACアダプタはSFCと共用できたような気がするなー、とか。オスオスのAVケーブルなら100円ショップで買えるかなー、とか。


 とかまぁ、色々と思案を巡らせて、最終的には購入に踏み切りました。初めての買い手だったせいか、サークルの人が包むのに慣れてなかったのがちょっと微笑ましかったです。
 で、ついでに購入特典としてクソゲー1本プレゼントというおまけもあったんです。デモ機の展示に使っていたソフト一本を貰えるんですが、これがまぁ、時の旅人とか見るからにアレなソフトばっかりで、逆の意味で悩むのに苦労しそうなラインナップではありました。
 そう言えば、テーブルの上に置いてあったスペランカーに手を伸ばしたら「それは私物だからダメ!」って言われました。流石だわ。
 あ、スペランカークソゲーだと思っていたワケではないです、念のため。重なってた下のソフトを見ようと思ったんです。
 ちなみに下にあったのはドラスレ4でした。いいチョイスだわー。


 で、自分が選んだのはムサシロード。アイアンリーガーとかキャッ党忍伝的な等身大ロボットアニメが原作のゲームです。原作は確かF91の頃に玩具が出てた記憶があるので、91年くらいの放映かな。
 ただ、これ、子供の頃に遊んだことがあるんですが、結構面白かった記憶があるんですよね。なのでクソゲーの汚名を被らせておくのはあんまりだという気持ちもありまして、今回保護に乗り出した次第です。……というか、それ以外は本気で投げそうなソフトばっかりだった、というのもありますけど。


 でまぁ、「ムサシロードはクソゲーじゃないですよ!」とかサークルの人に啖呵を切ったはいいんですけど、一方で昔の記憶が美化されてるだけなのかも、という思いもありまして。そんな心の隙を読まれたのかどうなのか、「ムサシロードの攻略情報もありますよ!」と併売しているDVDの購入を勧められたりもして、「くそぅ、この商売上手め……!」と思いながらも途中で詰まったりしたらやっぱり悲しいので(ネット上に攻略情報があるかも怪しいし)、ムサシロードやら他にも沢山のクソゲー情報が詰まっているDVD、クソゲーエスト全5巻を纏めて買ってきました。ここまで豪快な買い方ができると自分でも爽快です。
 ということで、ビデオ出力つきファミコンは今回の一番の掘り出し物ではありました。小雨が降る中、手持ちで長野まで持って帰りましたよ!


・目的を果たしたところで駅近くのデニーズへ移動。道中はディシディアの話がメインでした。
・自分はディシディアは全然知らないので流れてくる話が色々興味深いです。皇帝がキャラ立ちしてるってなんですか。声付きのウボァー! て。
・そうかぁ、FF5は難しいゲームだったんだな。ロマサガはまぁ、わかるけど。
・ある分野で人気なのが7,8のキャラで、それはありそうだなーと思っていたら、7,8に並ぶのが5とかえええええ、という話。どこがヒットしたんだろう、5。
・店内で生まれて初めてPSPを触る。最初の感想は……お、重い。
・初期型のPSPなので結構重いんだそうな。あと、キーの固さとかソニーっぽいなーと感じたり。
・RさんとSさんがディシディアを始める一方で、自分はIさんから「勇者のくせになまいきだ」のレクチャーを受ける。勇なまについての前知識はネタ満載のダンジョン作りゲー。開発者はモテたくてゲームを作った、とか、そんな感じ。
ダンジョンキーパー風だけど、食物連鎖の概念が支配的なのが特徴なのかな。見た目はシンプルなんだけど、中身は凝った作り。リソースの蓄積がないのでパズルゲームに近い感じ。
・Rさんがメイドイン俺コナミコマンドをプレイ。「なんだか体に染み付いてる」とのことだそうで、やっぱりこの辺はゲーム好きの共通体験なのかもしれないなぁ。
ディシディアを遊びながら漏れ聞こえてくるSさんの叫びがいちいち面白い。リアクション豊富。
・勇なまはじっくりチュートリアルをこなしてやりたいゲームだなぁ。時間の関係でそこまでできなかったんだけど。
・あと、ウネウネ動くドット絵は見ごたえがあるね。最近メイドイン俺を触っているせいなのか、余計そう思う。
・Rさんが幻想水滸伝のおっさんキャラを見せられて悶えてた。幻想水滸伝ってそういうゲームだったのか。
・そう言えば、おっさんゲーと言えば428と采配の行方がよかったですよって伝えるの忘れてた! まぁ、前者はリアル加齢臭おっさん燃えゲーで、後者はデフォルメ美化おっさん燃えゲーなので、Rさんの嗜好にあうかどうかはイマイチわからないけど。
・その後、新宿東口に河岸を移して真面目な話。新宿駅ダンジョンを抜けたものの、店内もかなりダンジョン風味。
・1列になって歩いていたら、Iさんが「なんか4人パーティですよね」とか言って吹いた。前衛からRさん、自分、Iさん、Sさんのパーティ。
・Iさんが頼んだカルピス+オレンジジュース+ソーダの名前が思い出せない。ピーチ姫じゃなくて、えー。
・Sさんが頼んだのは「楊貴妃の張り手」。凄まじいネーミングセンスだわ。
・「はないも」を「はないき」と読んだら瞬時にテュポーン先生に繋げるSさん。見事なディシディア検索エンジンぶりを披露。
・バスの発車時間が迫っていたので、名残惜しいながらも途中で退席。
・西口への経路が怪しかったのでSさんにガイドをお願いしてしまいました。「渋谷に比べたら新宿はわかりやすいですよねー」とか言われても、LV1の身ではロンダルキアパンデモニウムもどっちも地獄です。
・実際、集合場所への到着は結構ギリギリでした。まぁ、帰りのバスが定刻通りに発車した試しってないんですけど。
・道中はPS0の話。Sさんはベリーハードのレイバーンに勝てないとかなんとか。
・ハンターだったらPAオーバーエンドが有効なんじゃなかろうか、的な実のある意見が言えず。レンジャーはマシンガンで安定だからなぁ。
・フレコ交換しましょうよ、という話になってお別れ。お蔭様でなんとかバスまで辿り着けました。



 とまぁ、ざっと振り返ってみるとそんな感じでした、ゲームレジェンド。基本的には「I love セガゲー!」「I love アーケード!」「I Love MSX!」「I love シューティング!」「I love クソゲー!」てな感じで、個々の嗜好はコア過ぎてついていけないところがあるんですが、弾数がとにかく豊富なのでゲーム好きなら何かしら心にヒットする分野があるという感じです。
 自分も理解の及ぶ範囲はFC〜SFCの時代に限られているんですが、それでも十分に楽しかったです。くにおくんとかときめくわー。理解の及ばない分野に関してはこれはもっと勉強しないとなぁ、と改めて思いましたね。
 あと、帰ってきてからサークルの一覧を見直したらオウガバトル専門のサークルさんがあったことに気づきました。うわー、思いっきり見逃してたー! 何度となく机の前を通っているハズなんですが、うううううん、記憶にない……


 あと、今回1番の掘り出し物だったビデオ出力つきFCですが、ビデオ出力のおかげでプレイ動画を撮ることができるので、「ムサシロードは本当にクソゲーなのか!?」を検証すべくそのうちプレイ動画をアップしたいと思います。困ったら一緒に買ったクソゲーエストを参考にしつつ(笑)
 マイクがあれば実況できるんですけどね。ヨドバシのどこに売ってるのかわからんかったです。
 まぁ、通販でもいいかなーと思って帰ってきてしまいました。で、帰ってくると、発送に時間がかかるしなーとか考えて後回しになっちゃうんですよね。


 あ、あれ、IKaさんって本物のIKaさんだったのか……!