ブシ+カメで放浪記・その13(B25F〜B26F)

 キャラのレベルアップが終了してからこの方、延々と黄の結晶集めに精を出してました。トパゾスが最低10個、できれば15個欲しいんだけど、ストックは店売り8個。マジ足りない。
 黄の結晶を落とすのはルーカサイトとヒュージアントだけなので、ルーカサイト狙いでB26Fをウロウロ。最初は他のキャラのレベル上げも兼ねて適当な編成でプレイしてたんだけど、余りに結晶のドロップ率が悪いので博識30パーティを編成して結晶狩りを再開。それでも収穫は30分で10個くらいかなぁ。なかなか能率が上がらない。
 カリナン掘りも苦行っちゃあ苦行なんだけど、あれは割とルーチン化しやすくて入手数も安定しているので精神的な疲労は薄い。それに比べると結晶狩りは安定性に欠けて、1サイクルも長いのが難だ。先制攻撃を貰うと一瞬でパァになりかねないところも怖い。結晶集めは探索と平行して行うのが吉だなぁ。
 何よりも問題なのはトパゾスを作るためには多量の結晶が必要だということ。ちゃんと調べてないんだけど、体感では20個以上は必要なように思える。
 さらに結晶を売っても売っても店のストックが増えないので、ひょっとしたら店売りのストック自体に限界があるのではと疑念を抱いたり。8個ってのは数値的にも怪しい。
 まぁ、どうせ後で買い集めなきゃならないんだからとトパゾス買占め。倉庫代わりの伐採レンジャーに装備させる。
 ストック制限だったのかタイミングの問題だったのかどうなのかはよくわからないけど、その後は順調にトパゾスが溜まる。購入済みのものと併せて計11個のトパゾスを集めたところで気力が限界に達する。あー、まぁ、これでなんとかなるだろー。
 トパゾス*3装備だとブレスのダメージを200以下に抑えられるんだけど、結局回復にソーマプライムを使う予定なのでそこまで軽減する必要性は薄いと判断。空いた防具枠は世界樹のコートで埋める。これも耐性的には雷竜のコートが望ましいんだけど、ストックが1つしかないので今回は見送り。
 施薬院でソーマプライムをありったけ買い込み、シリカ商店で耐雷ミストを購入。耐雷ミストはイワオ戦でのハズレっぷりをどうにも思い出してしまうけど、今回はそれなりの目算がある。ウフフフフ。

 装備を整えたところでスキル割り振り。ブシドーは正直選択肢はほぼ皆無。HPブーストとTPブーストに振って終わり。
 問題はカスメのスキル割り振りなんだけど、取りあえず縛り3種は必須だろうなぁ。デバフ枠3つは『軟身の呪言』『重苦の呪言』『足違えの呪言』で埋めることにする。『力祓いの呪言』も魅力的ではあるけど、雷竜の通常攻撃は優先度は低いので切り捨て。
 特に雷竜戦で重要なのは『軟身の呪言』。あらゆる攻撃を無力化する『古竜の大盾』を打ち消す性能があるのでバードがいないこのパーティには必須。
 あとはHPブーストにスキルポイントを突っ込んで完了。……1人だけHPブーストにスキルポイントを振れなかったけど、まぁ、なんとかなるだろう。

 さて、準備を整えたので、いよいよ『雷鳴と共に現る者』に挑戦する。B26Fの樹海地軸から王の玉座へ移動し、一呼吸おいてから突っ込む。神よ! ……って、先制スタナー発動しねぇぇぇ!
 予定では先制スタナーで浮いた1ターンでデバフをかけまくって優位に立つつもりだったのに、いきなり計画が頓挫。嫌な雰囲気が立ち込めてまいりました。
 ともあれブシドー1号は上段の構え。ブシドー2号は踏み袈裟。カスメは『足違えの呪言』と『封の呪言:上肢』と『軟身の呪言』をチョイスする。
 先に動いたのはやっぱり雷竜。鈍足パーティだから当たり前だけどな! 先制のブレスを食らうかと思ったら通常攻撃。あれ? ブシドーのHPを軽く9割ほど持っていくもなんとか無事。装備が薄いので打撃で攻められると逆に怖い。
 こっちの行動は予定通りに成功。踏み袈裟は約700のダメージ。封じまで決まって文句なしの出だし。
 ちなみに雷竜を縛る場合、一番マズいのは真っ先に頭を縛ること。頭を縛ることで雷竜の得意技である『サンダーブレス』と『呪われし遠吠え』を無効化できるので狙い目と思わせつつ、実は頭を縛られた雷竜は『古竜の呪撃』にパターンをシフトしてくるので、読みが難しくなる。逆に頭さえ縛らなければ雷竜は上記2種の技を多用してくるので対応はしやすい。

 2ターン目。うは、メディカ持って来てない。通常攻撃は軽視してたからなぁ。仕方がないので虎の子のソーマプライムを使用。3000enが飛んでいく。
 雷竜は『呪われし遠吠え』でブシドーの構えを剥がす。よし、ここは読み通り。構えを剥がされたブシドー1号はツバメ返しで攻撃。構えが剥がされててもコマンド入力さえ終わってれば構え技は発動する。『氷の剣士レン』の逆パターンだ。
 続いて1ターン目に踏み袈裟を使ったブシドー2号は上段の構え。交互に構えを使うことで『呪われし遠吠え』を誘う作戦。
 カスメは『重苦の呪言』で縛りを固め、封の呪言で頭と足を縛ろうとするも失敗。まぁ、そんなうまくはいかないのが世の常か。

 そしていよいよ『サンダーブレス』発射。かつてパーティを一撃で粉砕したこの攻撃も、ガチガチに耐性を固めた今となってはその脅威も薄れる。以前は2500ダメージだったのが今回は400程度のダメージ。これはいける! ……とか思ってたらHPブーストのなかったカスメ死亡。うあー。そして発動する耐雷ミスト。ダメだ、やっぱり遅い!
 うーん、やっぱりHPブーストは必須だったなー。そんな気はしたんだけどなー。あと耐雷ミストはやっぱりダメだったなー。『足違えの呪言』か足縛りが決まれば先に出せるかなーとか思ってたんだけどなー。
 とか、色々と計画に綻びが見えつつ、次のターンへ。さて、カスメを生き返らせるべきか否か。ネクタルを使ったところでブレスでやられるんじゃ意味がないな。よし、放置決定!
 ……と言うワケでこれからは実質4人で戦うことに。なんかもうグダグダ過ぎる。

 とは言えここからは『サンダーブレス』と『呪われし遠吠え』を多用するパターンに入り、時たま通常攻撃と『古竜の大盾』を織り交ぜる形になって意外と安定。『サンダーブレス』が連続してやってこないので先読みなしでも十分回復が追いつくし、『古竜の大盾』は腕封じが決まってスカったリして見事なボーナスタイム。懸念の『古竜の呪撃』はまるで出てこない。

 しかしこのまま行けば勝てるかも、と手応えを掴んだところで新たなピンチが到来。
 なんとブシドーのTPが残りわずか。そりゃツバメ返しは乱発するわ、構えは端から剥ぎ取られるわで消費は尋常じゃない。雷竜のHPはかなり赤くなってきたものの、通常攻撃でこれを全部削り切るには時間がかかりすぎて頼りのソーマプライムが足りない。
 慌ててカスメにアムリタ2を使わせるも気づくのが遅れてチャンスロス。先にポックリ行ったカスメが『重苦の呪言』持ちだったので封じも割と必死だったのだ。

 攻撃の手を緩めたところで雷竜の『サンダーブレス』。ソーマプレイムは残り2個。遠吠え→ブレス→遠吠え→ブレスのパターンで考えると残り3ターンで決めないと負ける。
 『呪われし遠吠え』で構えを剥がされつつツバメ返しで攻撃。しかし残りわずかが削り切れない。あと何発必要なんだー!?
 予定通り『サンダーブレス』が続き、これでソーマプライムはゼロ。もはや進退窮まったと思われたその瞬間、訪れたのは雷竜の通常攻撃。……通常攻撃ぃぃ?
 後衛のカスメにヒット。180ダメージ。なんだこれ。

 王者の余裕が奢りに変わったのか、隙を見逃さず構えからのツバメ返し。雷竜は『呪われし遠吠え』を放つももう遅い。ダブルのツバメ返しがヒットして雷竜撃破。20ターンを超える長い戦いに終止符を打った。



 いやー、接戦だったー。と言うかキチンと体勢を整えておけばこんなに苦戦しないで済んだような気もしつつ。
 まぁ、ギリギリまで仕込まないと勝てない相手じゃなかったってことはパーティの素性がよかったってことなんだろうなぁ。意外に思われるかもしれないけど、ブシ+カメは結構やれる子。
 ダメージソース的にはブシドーでも十分おつりが来るレベルだし、カースメーカーも縛りは全般的に有効。特にカスメは対雷竜戦に限って言えばバードの代打を務められる稀有な職業なので竜との相性は良かった感じ。
 ここまで防御を固めて回復はアイテムに頼ればどんな組み合わせでもそれなりに善戦はできる。でも、最終的に『古竜の大盾』に対処する方法がないと運ゲーになっちゃうので、このパーティも実は確実に勝てるパーティのギリギリ境界線上にいるんだよね。

 まぁ、雷竜に勝てるなら、じゃあ、他の竜にも勝てるだろうかと考えてみると、火竜は混乱させられてアウトだろうし、氷竜は絶対零度を食らってアウトなので、それこそ縛り→重苦の呪言を1ターンで決めるくらいのことをしないと勝てなさそう。でもまぁ、一応勝つ目は残されてるのが面白いところではある。装備を整えるのが明らかに面倒なので挑戦しようとは思わないけど。
 装備と言えば、今回の雷竜退治で一番苦労したのはやっぱりトパゾス集め。正直な話、買い集めたトパゾスを売るべきか残しておくべきか非常に迷ってる現状。まぁ、こんな構成で雷竜と戦うことは今後ないだろうから売り払ってもいいんだろうけど。
 あ、そう言えば雷竜のドロップはなにもありませんでした。これだけ時間を掛けてこの仕打ちとは。orz

 さて、これでブシ+カメで放浪記も一応の終わりとなるワケですが、全体的な感想についてはまた日を改めて纏めたいかなと思います。長くなってしまったので今日のところはこの辺で。