ブシ+カメで放浪記・まとめ

 各層の攻略方法について簡単に纏めると。

 第1層:前衛はまず防御。昏睡の呪言は必殺兵器。
 第2層:ウーズ激強。B8Fまで潜って装備を整えてようやくスタート。
 第3層:先制スタナーで道が開ける。八葉七福強い。
 第4層:打撃に翳り。ペイントレードが主力に。
 第5層:先制スタナー+ペイントレードの黄金コンビ。

 という感じで進行の鍵になったのはカースメーカーでしたね。ブシドーはボス戦でありがたみを感じること多数。特に第3層以降のボス戦はツバメ返しが活躍しました。
 始めた当初から厳しさはヒシヒシと感じられたんですが、プレイしてて一番キツいなーと感じたのは第2層。早い強い抵抗力高いの3拍子を誇るポイズンウーズは天敵。軽いFOEといっても過言じゃない。
 逆に第3層以降は装備とスキルが整ってきたこともあってかなり快調に進みました。カスメを休息させて先制スタナー部隊を作り上げてからはもう向かうところ敵なし。正直な話、1回目のプレイよりラクだったかもしれないです。
 第4層以降はペイントレードが大活躍。ここまで来るとブシドーは本当にボス専用に。ただまぁ、敵に先制取られたりすると全滅の危険が付きまとうので安定性については疑問が残りますね。今回の趣旨とは異なりますが、レンジャーが入るとかなり強力なパーティになります。

 カースメーカーを通しで使ってみての感想は、有用なスキルが多く、局面に応じたスキルの使い分けで尖った強さを発揮するなぁというところでしょうか。
 序盤は『力祓いの呪言』『昏睡の呪言』、中盤は『先制スタナー』、後半は『ペイントレード』と、手を変え品を変え対応できるのが強み。ボス戦も封じが強力。テラー関係も含めるとスキル習得の幅広さは随一かもしれません。
 パーティの性格に合わせてスキルの組立てを変えられる柔軟性の高さがカースメーカーの面白いところですね。

 それに比べるとブシドーはツバメ返し一択なので、頭を悩ます必要はないけど、ちと単純すぎる感じです。まぁ、もっとパーティに余裕があれば他の構えを試せたんでしょうけどね。
 ブシドーの不人気の理由には職業性能の悪さが度々挙げられるのですが、個人的には育成の選択肢の少なさがかなり効いてるような気がしました。
 無明の極や一閃ブーストにコストに見合うリターンがあれば色々面白い型も生まれたように思うんですけどね。マスタリーやブーストにガスガスポイントを突っ込むのは確実ではあるけど地味なんだよなぁ。

 まぁ、カースメーカーにしてもブシドーにしても通常プレイでは最初は使えない職業なので「序盤はこのスキルが生きるよ!」なんて知ってても縛りプレイ以外では生きることのない雑学ではあります。
 ただまぁ、これら職業の途中参加という措置に対して、それが適切だったのかどうかというifに対しては今回のプレイで自分なりの意見を固められたかなと。
 結論としてはブシドーは序盤の装備の不足から、カースメーカーは第2層の相性の悪さから、途中参加の措置は適切だったとは思いますが、もう1階層分参加を早めてもよかったのではないかと。
 まぁ、この辺はシナリオの進行にも関わる部分なのでアレなんですが、使ってて楽しい職業なだけに後半の限られた範囲でしか参戦できないのは非常に勿体無い気もしますね。

 せっかく用意されているんだから使わなきゃ損じゃん、という貧乏性な性格から始まったこのプレイですが、1回目のプレイとはまるで感触が異なるパーティだったので非常に新鮮な気分で終始プレイできて楽しかったです。
 まぁ、マップも完備、かつアイテム入手条件も理解済み。敵への対処やそれに合わせたスキルの選択など、プレイヤースキルの面で大幅にアドバンテージがあったので、ファーストプレイと比べてしまうと快適なのは当たり前なんですが。
 それでも快適さがマンネリに繋がってダレるようなことはなく、むしろ明確な目的意識を持ってサクサクと進められたのはゲーム自体の素性のよさがあってこそです。以前、私は世界樹を「ロマサガに3DダンジョンRPGをくっつけたようなもの」と表現したことがあるのですが、再プレイのサクサク感にもロマサガに通じる部分がありましたね。理解した上で再プレイするとスルスルと進んでいく感覚。ロマサガっていうより昔のゲームっぽい感覚とも言えるのかな。

 縛りプレイという観点から見ると、まぁ、予期していた通り甘々なプレイングではありました。レベル1つ、ダメージ1点に拘るような緻密なプレイではなかったですね。
 自分で記録を読み返してみると、あんまり試行錯誤してる様子がないですよね。イワオとか雷竜とか作戦をミスってても力押しで勝てちゃったり。バンプの下手なプロレスラーみたいだなぁ。
 まぁ、パーティの取れる作戦の幅が狭いので仕方のない部分もあるんですけど、もう少し頭を使ってスマートに勝てる方法を模索した方がよかったかなとは思います。考えてみたら全滅回数って女王アリと雷竜の計2回だけなので。ものっそい安全運転ですよね、これ。

 反省点としては、キチンと最終目的を考えてなかったことですかね。最後の方は割とグダグダだったので。冷静に考えてみればボスがいないなんてのはもっと早い段階で気づけていたとも思うので。まぁ、次回があるなら最初に目標を立ててからスタートを切るようにしたいと思います。
 あとはマップ描きたいですね、マップ。第3層とか第4層はマップを描いてこそ面白い場所なので、マップを描かないと単純な通過点になってしまって趣がないんですよね。データを消すのは流石に忍びないのでもう一本ソフト欲しいんだけど……うむむむむ、やはり懐具合が。

 さて、最後に前回忘れてたキャラデータ最終形。HPブーストに振り忘れたカスメ1号はちと失敗。休息させようかな。

ミカヅキマル(ブシドーLV70)
 HPブーストLV10 TPブースト10 ATCブーストLV10 TPブーストLV1 刀マスタリーLV10 踏み袈裟LV10 上段の構えLV10 ツバメ返しLV10
ツバキヒメ(ブシドーLV70)
 HPブーストLV10 TPブースト10 ATCブーストLV10 TPブーストLV1 刀マスタリーLV10 踏み袈裟LV10 上段の構えLV10 ツバメ返しLV10
オブロム(カースメーカーLV70)
 TPブースト3 呪言マスタリーLV7 先制スタナーLV10 力祓いの呪言LV10 封の呪言:頭首LV10 足違えの呪言LV10 重苦の呪言LV10 封の呪言:頭首LV10 昏睡の呪言LV5 罪咎の呪言LV5
クリューネ(カースメーカーLV70)
 HPブーストLV10 呪言マスタリーLV7 先制スタナーLV10 封の呪言:頭首LV10 封の呪言:上肢LV10 昏睡の呪言LV5 罪咎の呪言LV10 ペイントレードLV10
マヴィ(カースメーカーLV70)
 HPブーストLV10 呪言マスタリーLV7 先制スタナーLV10 軟身の呪言LV10 封の呪言:上肢LV10 封の呪言:下肢LV10 昏睡の呪言LV5 罪咎の呪言LV5

 カスメ3人のスキルの割り振りは割と適当です。この辺も煮詰めれば最適解があるとは思うんですが。取りあえず『重苦の呪言』と『軟身の呪言』と『力祓いの呪言』or『足違えの呪言』を3人に振り分けると1ターン目にスピーディにデバフを展開できてよさげな感じ。戦況を覆す劇的な効果は望めないものの100%成功するデバフの信頼性は高いです。