バード5人で放浪記・その8(B11F〜B12F)

　第3層への樹海磁軸を開通すると早速B11Fの探索開始。まずはカエルやアリをいじめて素材を集める。第2層に比べると第3層のインフレは大分穏やか。ダメージは大きいけど、それ以上にHPの伸びが早いので被ダメージもすぐ気にならなくなる。他のパーティだと結構厳しいのかもしれないけど、このパーティは毎回『癒しの子守唄』がデフォだからねー。
　B12Fもウロチョロして素材集め素材集め。一通り揃ったところで武器を買い換える。森林カエルが2発確定になってググンと戦闘能力向上。

　そろそろ亀に勝てるかもと思い、FOE『永劫の玄王』と戦ってみる。ブースト『蛮族の行進曲』『癒しの子守唄』で防御は完璧だぜと思っていたら通常攻撃で170点食らい、氷のブレス200点食らう。なすすべなくパーティ全滅。ギャー！
　うわー、亀強いなうぉーい。調べてみたら亀のレベルは37だった。こっちは32。そら辛いわ。1stプレイでも医術防御と防御陣形のガチガチ防御で粘り勝った記憶があるので、防御を固めないとトコトン不利な相手の模様。

　まぁ、亀に勝てなきゃ女王アリにも勝てないなとレベリング開始。B11Fと言えば、仲間を呼ぶ森林ガエルをマドハンドのように狩りまくるいわゆる『カエル道場』が有名なところ。で、カエル道場と言えば『癒しの子守唄』や『ホーリーギフト』でバードが大活躍するポイント。まさにバードパーティ向けの格好の稼ぎ場ではないか！
　でも個人的には時間効率が悪すぎるのでカエル道場は好きくない。B10Fで大爆炎アザースとか好きでしたね。泉に寄りつつ。
　とは言え適当に戦っているとTPがガリガリ削られていくので結局、森林カエルで子守唄チャージ→カエル仲間呼ぶ→適度にプチプチ潰す→いつの間にかカエル道場成立、なパターンが多いです。まぁ、やっぱりバードは肩肘張らずにカエルで稼げってことなんでしょうかね。

　レベル37になったところで亀に再戦を挑む。あんま大したドロップはないんでスルーしてもいいんだけど、リベンジは果たさねばなるまい。
　最大HPが大分伸びたのでブースト蛮族＋癒しで毎ターンHPが70点も回復する笑える事態に。亀のブレスもレベル補正のおかげで70点程度に抑えられるようになったので全然余裕。やっぱりレベルが重要なゲームだなぁ、これは。

　さて、亀を倒せるようになったところでB12Fのアリの巣突破を試みる。攻撃力不足でワラワラとアリにたかられると不味いなぁと思ったものの『氷劇の序曲』を乗せた氷アタック*5が存外に強力。『猛き戦いの舞曲』も乗せると1ターンで総ダメージが1000ダメージに到達。在りし日の横浜マシンガン打線を髣髴とさせるなぁ。
　とは言え序曲の消費TP15点はかなりキツい。フルパワーで突っ込めるのは2回が限度か。今現在パーティの序曲担当はラテン娘と双子姉の二人なんだけど、さらにオレンジ君にも序曲を覚えさせる。3人で序曲を分担させたら大分ラクになった。
　てな感じで意外とアリの巣は楽々進む。ショートカットを開通させていよいよ『クイーンアント』に挑むことに。

　ブーストを溜めてから女王アリに特攻。初手はブースト『蛮族の行進曲』『癒しの子守唄』に『氷劇の序曲』*3。一通り強化が終わったところで女王の鉄槌3連発。80点超のダメージがガスガスと。こりゃきっついわ。
　反撃に打って出ると、今度は女王の噛み砕きで双子姉ダウン。しまった、回復が間に合わなかったか。ネクタル2で復活させるも強化が剥げているので大幅に戦力ダウン。
　と言うか今気づいたんだけど、ブースト強化ありきの戦術だと一人倒れるとマジヤバい。復活させたところで再度強化をかけるには時間も必要だし非ブーストなので効果が落ちる。かと言って強化しないと装甲が紙なのですぐ落ちる。
　対応策としては殺されずになんとか凌ぐか、『蛮族の行進曲』や『癒しの子守唄』を使うメンバーを増やして適宜フォローを入れるか、それくらいか。
　先への課題は見つかったにせよ、この戦闘は大ピンチ。序曲だけ取りあえずかけなおして攻撃力を確保。とは言え適当に殴られただけで死ぬっぽいので過度の期待はできない。
　その後はチャンバラを繰り返していたんだけど、4ターン過ぎからハイキラーアントが乱入を開始する。うーん、これはどうしたものか。
　普通のパーティならアルケミストの術式とかソードマンの範囲攻撃とかで兵隊アリもろとも女王アリを殴れるんだよなぁ。だけどこのパーティの攻撃手段は通常攻撃のみ。女王アリを殴ると、兵隊アリに横から突かれるし、兵隊アリに構っていればいつまでも戦闘は終わらない。うむむむむ、難問だ。
　とは言え女王の攻撃が非常に厄介なことは明白だったので女王に攻撃を集中することにする。兵隊アリは潰してもすぐ沸いてくるし、正直な話、消耗戦にしかならない。
　女王も特技を使うことなく、比較的がっぷり四つで戦うことができたんだけど、兵隊アリが3匹乱入してきたところでいよいよ抵抗線が崩れ始める。女王アリが鉄槌を乱打するのと同時に兵隊アリの打撃がガシガシ入る。『癒しの子守唄』の回復が間に合わない。
　そうこうしているうちにオレンジ君に攻撃が集中してあっさりダウン。続いて草の人と双子姉もダウン。前衛総崩れで残りは後衛の二人だけに。
　とは言えこの時点で女王アリのHPは真っ赤。二人だけでも女王アリさえ倒せば形勢を逆転する糸口になる。……と思ったけど無常の鉄槌で全滅。ゲームオーバー。

　うーん、女王強いわ。なんと言っても鉄槌を封じられないのが痛すぎる。攻撃回数がランダムなのも微妙なところで、運がよければ凌げそうなんだけど、下手をすると勝負どころでボコボコにされそうで怖くもある。
　取りあえず分かったのは1人でもやられると負け、ってこと。女王アリを速攻で撃破するにしても、兵隊アリをプチプチ潰すにしても、毎ターン最大攻撃力を確保できないとジリ貧になって負ける。その為に重要なのは1ターン目で体勢を整えて不幸なミスを防ぐこと。『癒しの子守唄』で回復する前に噛み砕きでもくらったらそれだけでパァだ。
　てなワケでソーマを買いに向かおうとしたら、ソーマに必要な素材って『妖精の蜜』なのか。か、買えない。
　仕方がないので鎧をスタデッドベストに取り替えてほんのちょこっとだけ防御力の向上を図る。意外にも女王アリはレベルが低いので、それなりに効果はあるような気がする。

　レベリングを続けて鉄槌の威力を抑えるのが一番効果的な解決策なのでは、とも思ったんだけど、いい加減レベル38にもなってB12Fを歩き回ってるのもどうかと思ったので、もう一回女王アリに挑戦することにする。なんだかんだ言っても出目が良ければ勝てそうな気はする。もう少しだけ前衛が持ってくれれば女王アリを撃破するだけのポテンシャルはある。
　と言うワケで再度挑戦。1ターン目から鉄槌4発。ウボァー。
　LUKの低さを自覚しながらも攻撃態勢を整える。全員に序曲が回ったところで、よし攻勢に移るぞと思った矢先、『土けむり』を食らう。ナヌー!?　命中率ダウンでおまけに盲目も併発。攻撃がスカるスカる。次のターンも『土けむり』で、どうやら今回の女王アリは頭脳戦にシフトしてきた模様。一応テリアカβは持ってきていたので盲目を回復するも、命中率低下は真綿で首を絞められるような恐怖。
　そんなこんなで梃子摺っているうちに兵隊アリが到着。地味ながら速攻を潰して確実に殺しにきやがった。ヤバいヤバい。兵隊アリは仲間を呼んでキラーアントまで参戦。一気に陣容を強化して押しつぶす構えか。
　こっちは前回の反省を踏まえて兵隊アリに照準を絞る。一番不味いのはやはり女王アリと兵隊アリの連携だ。戦闘を引き伸ばせば『癒しの子守唄』の回復が見込める。毎ターン鉄槌を撃つワケにもいかないから、どこかで体勢を整える余地があるはずだ。幸いにして今回は2度の『土けむり』のおかげでHP的には余裕がある。長期戦ならこちらも負けていない。
　しかし問題なのはやはり『土けむり』。確定5発な兵隊アリへの攻撃が絶妙なタイミングでスカるので計算が狂いまくる。残り確定1発の兵隊アリのトドメをオレンジ君に任せたら見事にスカるし、まったく『土けむり』は地獄だぜー。
　そんな感じでモタモタしているうちに攻撃が集中してオレンジ君ダウン。あー、こりゃダメだわ。ネクタル2で回復するも呪歌をかけなおせない以上、彼に与えられた役目は肉の壁。防御に徹して被害担当艦を勤めてもらう。
　しかし今にも総崩れしそうな割には意外と粘るバード戦隊。その理由は兵隊アリが呼び出したキラーアント。ハイキラーアントが毎ターン、ダメージ80点を叩き出すのに比べると、キラーアントの攻撃力は50点程度でいくらか軽い。おまけにキラーアントがなぜか素早さを下げる蟻酸を連打してくるので損耗を避けつつ戦えている。兵隊アリがキラーアントを呼んだのは実は天佑だったということか。
　それでも女王の鉄槌でラテン娘のHPが1桁まで追い込まれたりと壊滅スレスレ。ここで気づいたんだけど、基本的にこのパーティは『癒しの子守唄』による回復が見込めるので、前衛は防御に徹して、後衛の射撃でダメージを稼ぐ戦法が効きそう。まぁ、次回があれば検討しようと言うことで、今回はとにかく打撃で押し勝つ方向に。
　一度は崩壊しかけた戦線を何とか立て直すと、女王アリに対して集中攻撃を仕掛ける。攻撃がスカる可能性がある以上、兵隊アリと遊んでいてもラチがあかない。相変わらず鉄槌を連打してくるのがキツいんだけど、運良く致命傷を避けながら攻撃を続ける。ここでオレンジ君が二度目のダウンを喫するも、予想以上の粘りで貢献してくれた。あとはただひたすら攻撃すべしとブースト氷アタックを押し込んで無理矢理女王アリを撃破すると、後は掃討戦。残った兵隊アリを片付けてB12Fを制覇した。

　うわー、キツかったー。女王アリと兵隊アリとのコンビネーションが極悪。多分バードパーティにとっては一番与しづらい相手なんじゃなかろうか。後のボスはまぁ、なんだかんだで1ターンに1回しか攻撃してこないし。リジェネが効けばなんとかなりそう。
　取りあえず今回の反省点はセーブは町じゃなくて樹海磁軸でしましょう、ってことで。基本がブースト呪歌なのでブーストを溜めた状態でセーブをしとかないと失敗したときに非常に面倒な思いをする。ブーストが溜まるとついつい特攻したくなるんだけど、そこは一度冷静になって準備を整えなければいけないってことやね。
　そう言えば結局今回は武器はシャムシールで、アルカナワンドは使わなかったんだけど、アルカナワンド装備で行けば大分ラクになったのかもしれない。もし兵隊アリが確定5発から確定4発になったら女王アリに攻撃が1発回せる。これは大きい。まぁ、普通にやる分にはアルカナワンド狙いはリセット前提のプレイになってしまうので、それをスタンダートに定めるのはちと厳しいわね。
　まぁ、レベルを上げて押し切るのでなければ、女王アリ戦は運の要素が強いと思う。兵隊アリがキラーアントを呼ぶとか、女王の鉄槌がうまく拡散するとか、その手の幸運に恵まれなければ勝てなかったハズ。今までプレイしてきた中で一番心臓に悪い戦いだったので、次はもうちょっと気楽に戦いたいなぁ。

　ともあれこれでB13Fへの道が開いた。久しぶりの回復の泉があるのでワクワクレベリングタイム到来か。そしてB13Fではバードの天敵が遂に出現。怒涛のカニ乱入に果たしてパーティーは抗しえるのだろうか。

チェトーザ(バードLV39)
HPブーストLV3　歌マスタリーLV7　聖なる守護の舞曲LV10　蛮族の行進曲LV10
リューハー(バードLV38)
HPブーストLV1　TPブーストLV5　歌マスタリーLV7　猛き戦いの舞曲LV3　火劇の序曲LV1　氷劇の序曲LV1　雷劇の序曲LV1　安らぎの子守唄LV10
フェオ(バードLV39)
HPブーストLV1　歌マスタリーLV5　猛き戦いの舞曲LV3　火劇の序曲LV5　氷劇の序曲LV1　雷劇の序曲LV1
サラスラーラ(バードLV38)
HPブーストLV1　歌マスタリーLV5　猛き戦いの舞曲LV10　火劇の序曲LV1　氷劇の序曲LV1　雷劇の序曲LV1
メオ(バードLV39)
HPブーストLV5　歌マスタリーLV7　癒しの子守唄LV10

　双子妹のスキルポイントが19点も余ってる。パッシブに突っ込んでしまえと思わなくもないんだけど踏ん切りつかないなぁ。