アトラスネットを舐めるように見る

 ネット上の情報伝達のスピードが凄まじすぎて『なんでこんな時期に「世界樹の迷宮」の特集が・・・?!』の文句がちょっと空しく踊るアトラスエクスプレス9月号ですが、内容は世界樹の迷宮の紹介に、小森さんが初めて明かすモリビト和解ルートのテキストと、3度目の登場、日向さんの1コマ漫画となっております。


 http://www.atlusnet.jp/express/0709/index.html


 で、妄想人としては激しく興味をそそられるのがモリビト和解ルート! この存在はポッドキャストでも語られていて、構想の存在は知っていたのですが、実際に文字として起こされるのを見るのは初めて。いやー、なかなか味わい深い内容です。


 ・モリビト少女はイワオが倒れて力を失った。 → イワオは召還獣みたいなものでエネルギーを共有してたのか?
 ・伝説の一角獣ってなに? → 別の場所? 特殊アイテム? ひょっとしてマンティコアがいた場所って……
 ・第4層で分岐とか。これは実装されたら憤死するユーザが多かっただろうなぁ。


 とかまぁ、色々と。まったく世界樹は妄想を弄ぶのが本当にうまいぜフハハハハー!




 という感じでアトラスエクスプレスご馳走様なんですが、実は見逃してはならないのは次のページの日向さんの方で、このタイトル部に置かれているモンスター。あれ、見たことないヤツなんですけど。
 ご存知の通り、世界樹の迷宮はモンスターの強引な流用が度々あって、狼を率いるスノードリフトが虎だったりすることもしばしばあるほどです。そんな世界樹の迷宮でモンスターをお蔵入りにする余裕があるのか?
 否、それはありえない!
 ……と言うワケで、タイトル部に浮かぶ青モグラ(青イタチ?)とクラゲは実は世界樹2のモンスターなんじゃないかと予想する次第です。別に当たっててもどうだって話ではないんですけど。
 青モグラは輪郭がなんか流麗でいいなー。




 今回の世界樹の迷宮2の発売発表に際してな〜んで自分はこんなに喜んでしまったんだろうと考えてみたら、まぁ、一つは当然続編が出たら嬉しいって気持ちもあったんだけど、もう一つは続編は難しいんだろうなぁと半ば諦観してたせいもあったりして。
 というのはポッドキャストのあの鍋の回で、続編の話題になると途端にテンションが落ちるという。
 あー、コレは大人の事情で次はないんだなーと思ったり、新納さんは退社しちゃうしで、まぁ、続編を望まれるゲームって得てしてこんなもんなんだよなぁと思ってた節もあって。
 それだけにホント続編の発表は凄く嬉しかった。話題の戦略タイトルじゃなくて、新規作がヒットして拡大再生産に乗り出すって言う健全な流れが凄い嬉しかった。ポッドキャストにもこの言葉があったけど、「ゲーム業界捨てたもんじゃねぇな」っていう。
 そんなワケで初心に帰ってポッドキャストを改めて聞き直したりしてるワケです。ポン酢最強ってことで。