世界樹2ポッドキャストを聞く

 http://www.atlusnet.jp/topic/detail/321 を参考に、公式サイトの夜から。


 遅ればせながらポッドキャスト来たぜわーい。基本はユーザの質問に答える方向で構成するとのこと。面子が小森さん、加藤さん、横路さんとまさに「僕らが望んだ戦争だ」的キャスティング。日向さんも加わってまさにドリームチームや!
 木曜日だかに一回通しで聞いたことは聞いたんだけど、やはりポッドキャストは休みの日にダラダラ聞くのが好ましいと言うことで、空気を読まずにマツリダゴッホが勝った有馬記念終了後、グダグダの雰囲気の中でグダグダな流れを楽しむ。


 とりあえず全体を通して気になったのはボリューム。小さくて聞こえないー! 聞き取りやすさは加藤さん>日向さん>小森さん>横路さんかな。横路さんは最初、自己紹介すら聞こえなかったっす。


 全体的に内容は面白く。バランス関係の話はなるほどと思うことばかり。今回はレベル補正なし、パッシブ強化と前作とはガラリと雰囲気が変わりそう。スキルポイントが余りそうなソードマンとか面白そうだなぁ。
 加藤さんがでずっぱりだったのは、ユーザの関心が半ばバランス方面に偏っているからなんだろうね。まぁ、これだけ発売前からバランスについて云々されるゲームってよっぽど期待されてるよなというか。


 ただ、せっかく日向さんがいるんだから、イラスト方面にもっと突っ込んで話を展開すればよかったんじゃないかなと思う。そういう意味でドクトルマグスの話は面白かった。「ドクトルマグスは剣と杖が使える」 → 「じゃあ槍じゃないか!」とか凄い理論だぜ、日向さん。
 それでドクトルの槍マスタリーに希望を抱いてしまったユーザが少なくないと思うので、これは結構な罪作りではあるとも思う(笑) ドクトル♀も一緒に公開されてれば誤解を招かなかったかもしれないんだけど。


 「発売は2月後半とまだ時間がありますし……」の時の「ぶっ」という加藤さん(?)の吐息に、「オイオイ冗談は止めてくれよ」成分が漏れ出てて笑ってもうた。こういう時間の感覚ってやっぱり開発者とユーザで隔たりがあるよね。


 あと、時期的にはまだ全てのキャラの絵が公開できないタイミングではあるので、話題として突っ込むのは難しいんだろうね。語りたいんだけど、語れない、みたいな雰囲気がちらほら。全職業の絵が出た頃にでもまた日向さんには出演して貰いたいなぁ。


 横路さんはきのこの話になると俄然テンションが上がりまくって面白かった。こういう話を聞くと樹海できのこを見かけたときも、「あ、これが横路さんの力作なのか」みたいな見方ができて一風変わった楽しみ方ができるよね。きのこに限らず迷宮の見所みたいなのはもっと聞いてみたいね。観光地に向かうような気分で迷宮に潜れそうだし。


 効果音出まくりな後半は面白かった。ポケ○ンのインスパイア(笑) 聞き直してようやく話の筋がわかったんだけど、持ち技にでん○ショックだか100まん○ルトだか名前をつけた雷の獣にピカ○ュウってつけようとしたって話なのね、多分。「こうかはばつぐんだ!」はテキストとして完成度高いよね、やっぱり。まんま流用はマズいけど。
 ピーばっかりの話は「?」の浮かぶユーザも多いと思うので程度を意識して貰いたいんだけど、それで雰囲気がほぐれてきた感もあるので、場を暖める意味では適度にあってもいいんじゃないかなとか。こっちも想像する楽しみがあるしね。文脈さえわかれば(笑)


 あと、前作のユーザとしては今回の質問の回答なんかは凄く興味深かったんだけど、2で初めて世界樹に触れるユーザは細かい戦闘バランスやらの話を聞いてピンと来るのかな、とかは思う。
 前作はそれこそ海のものとも山のものともつかない世界樹の迷宮というゲームを全ての新規プレイヤーに分かって貰うために、「世界樹の迷宮とは何ぞや!?」というところから話を始めたように記憶してるのね。
 ……と思って聞き返してみたら、「発売延期でスイマセン」ばっかりだったわ(笑) 2回目はそんな感じだった。「3DダンジョンRPGってどんなの?」みたいな。
 前作である程度のユーザを掴めたとは言え、新規層にもアピールは必要だと思うので、これはもう一回改めて触れてみてもいいんじゃないかと思う。「世界樹の雰囲気はドラクエ1が参考になる」とか、今聞いてもなるほどと思うような話題があったしね。



 これからも希望があればポッドキャストを続けるということなので、感想を添えて要望を送ってみましたよ。というか、前のフォームまんまなんだけど、あそこでいいんかいな。



 今回の加藤さんの名台詞。
 「呂布に版権ないでしょう。」
 そりゃ確かに。