京都観光もしてきました

 京都への移動中、DSやら進められるかなーと思ってやりかけのFF4を挿していったんですが、実際には移動時間は睡眠に割り当てられて全然ゲームは進められず。日中は延々と観光地やらを巡りっぱなしで、DSを触ったのはホテルでゴロゴロしてた数時間だけでした。
 しかもその数時間は、防衛システムに殺されまくる不毛な試行。なんかDS版の防衛システム、異常に強くなってないですか?
 でまぁ、結局アヴェンジャーと連続魔で迎撃システムを力づくで排除、しかる後にバーサクしてるセシルを殴って黙らせてから、エッジの通常打撃と魔法でなんとか防衛システムを倒しました。
 というか、帰ってきてから攻略法とか調べたんですが、召還魔法がリフレク貫通するのをすっかり忘れてたので、戦闘はディスペルでリフレクを解除してからスロウを打ち込み、再び貼られたリフレクをもっかいディスペルで解除したその隙に連続魔サンダガ、みたいなものっそいアホな戦い方を続けてました。ラムウ使えばよかったのね……
 ゴルベーザの過去に関する追加のイベントシーンは、どうもテンポが悪くて冗長で、こりゃSFC版で切られたのも納得だなぁなんて思ったりして。というか後半のイベントシーンは、どうも繋ぎ方がチグハグな気がして落ち着かないです。序盤のイベントの見せ方は神がかってたのになぁ。




 話は変わって、会社の人達にお土産を渡した際、微妙に困るのが京都に行った理由を聞かれることでした。


 任天堂に行きました → え、中とか入れるの? → 株主総会で…… → え、株持ってるの?


 ……みたいな流れが予想されるんですよね。
 職場の人全員に同じ説明を繰り返すのもさすがに面倒だなぁと思ったので、そこはあっさりと「太秦映画村に行ってきました!」と説明しました。まぁ、実際に滞在時間が一番長かったのはそこなので、嘘ではないんですけども。
 映画村は色々と楽しかったですけども、なんか妙に新撰組臭と特撮臭が強くて、オタク向きにシフトしてるという話もちょっと納得の雰囲気でした。客層は家族連れとかが圧倒的で、見た目からそれっぽい人っていなかったんですけどもね。
 あとはまぁ、相国寺承天閣美術館源氏物語の神ドット絵を見たり、バスツアーでリアル蠢く毒樹を見たり、祇園に行って舞妓さんの写真を取りまくったり、懐石料理食べたり、おばんざい食べたり、ゴマ豆腐食べたり、鱧食べたり、そんな感じです。物凄い観光をエンジョイしてましたね。




 あ、あと、忘れちゃいけないのが百人一首の殿堂、時雨殿です。題材は文化的でありながらもアトラクションが多くて、小規模なテーマパークといった方が雰囲気的には近いですね。
 最新の技術がふんだんに使われていて、貸し出ししてくれるDSと設置されたディスプレイの連携とか、一体どんな作りになってるんだろうとか驚きがあって面白いですよ。百人一首に全然興味のない自分でも、ホントにゲーム感覚で百人一首と触れ合うことができました。
 施設は非常に面白い体験が味わえるんですが、ゆっくりと館内を回れないのがちょっと難点ですかね。貸し出ししてくれるナビ用の特製DSは、20分の時間制限がありますし、各アトラクションは後戻りできないので、もう少し色々楽しみたいと思っていても先に進まざるを得ない場面があったりして。
 あと、基本的には大人数で押しかけるのが面白い施設です。各アトラクションは、1人で臨むよりも2人、2人よりも3人、4人とたくさんの仲間とワイワイ騒ぎながら遊ぶのが面白い作りで、ここはやはり宮本さんのプロデュースの色合いが出ているなぁという気がします。
 まぁ、2人連れとかでも、他のお客さんに混じって遊べばいいんですけどね。ただ、自分達が時雨殿を訪れた時にはちょうど他にお客さんがいなくて、係の人も割と手持ち無沙汰な様子でした。
 でもまぁ、嵐山は見所が多い場所なので、ダラダラと居座るよりも濃密な時間をサッと終えたほうがスッキリするのかなという気もします。その辺は、ゲームの精神にも通じるところがありますね。
 それと出口付近には売店があって、百人一首は元より、DS本体、百人一首&京都案内ソフト「タッチで楽しむ百人一首 DS時雨殿」などが販売されています。DS時雨殿は、京都観光にかなり有用な雰囲気だったので食指が伸びかけたんですが、全く値引きのない定価3800円という価格にちょっと二の足を踏んでしまいました。ゲーム屋を覗けば、これよりは安く買えるだろうしなぁ。DSLも定価16800円でした。時雨殿特別バージョンとかあればまた話は別なんですけどもね。
 あと、時雨殿は、女性用トイレが凄いシステムらしいです。連れがそれで感動してました。
 時雨殿にお立ち寄りの際には、2Fのトイレにもぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。……って、変なまとめですな。