▼アイゼン皇国ムービーを見て
この世界には３つの大国と２つの小国があります。
くわえてへんてこな存在もでてきます。世界滅亡を目前にして…
歴史、文化、主張の違う彼らが、
どうやって現実と向き合い、ともに戦っていくのだろう？
それが、セブンスドラゴンの物語です。
誰が英雄でも、誰が主人公でもなく、世界の人々が主人公の物語です。
今回の新納さんのはみ出しコメントから、セブンスドラゴンの物語について。いいな、いいなー。自分は「危機的状況で錯綜する人々の思惑」的なシミュレーションが大好きなんですよ。この手の滅亡間近な世界の物語もそうですし、例えば十五少年漂流記なんかのサバイバルモノも大好きです(話はちょっとズレますが、自分がデビルサバイバーに期待しているのも、この手のサバイバルな感じが味わえそうだからってのがあったりします)。
なので、この辺、世界を破滅に追いやる竜の脅威と、それに立ち向かう人々の非望と希望、明日をも知れない緊張感を鮮明に描き出せていたら、もうそれだけでご飯を3杯食べられます。凄い楽しみですよ。
この手の重い背景って、ともすると万人受けしづらいのかな、と思わなくもないんですが、見た目からはあまり重苦しさを感じないのはデフォルメされたキャラと柔らかい背景のおかげなのかなと思います。今まで紹介されてきた画像からは、とかく7竜の柔らかい表情を前面に押し出してきた感がありますが、今回の紹介では7竜の「黒い」「尖った」部分をチラリと見せていて、このゲームの硬軟のバランスを窺わせているような気がします。
最初の公開から随分と日にちが過ぎましたが、ここで改めてナカザワフミア監督のインプレッションムービーを見返してみると、7thDの着地点を少しは予想できるのではないでしょうか。あんなムービーまで作っておいて、ゲームの雰囲気を全く反映してないワケはないんですから。
町に入ると一枚絵が出るのかな。カッコイイ。スキップできるのか気になります。
カザンの町と比べてアイゼンの町の人の台詞はどこか重め。竜の脅威をより身近に感じている雰囲気です。
アイゼンの高官らしき人物の呟き。「帝竜デッドブラック」という名前は、やけに風格のある名前ですが、ボス各の竜、グレイトフルセブンスの一角なんでしょうか？
ご都合主義と言えばそうですが、RPGではよくあること。
落ち着いて良く見てみるとバカ殿っぽい面構え。無能なトップの謬見が事態をより悪い方向へ向かわせるのでしょうかね。
あれ、デッドブラック死んじゃったの!? 7竜にもクジンシークラスのがいたりするんでしょうか。
アイゼンだけでも様々な勢力があるようですね。想像だけで区分けすると、慎重派が目つきの鋭い男、ソウゲン王。積極派(仮)がノワリー、リッケン、レジスタンスという感じになるんでしょうか。
ってことで、こんなんだと面白いなーと妄想。縦軸は竜との対決に対する姿勢、横軸は他国との協調姿勢。
ノワリーは武闘派っぽいけど、あの手のは自国がよければ他はどうでもいいってタイプっぽくも見える。
ソウゲン王はアホの子っぽいので、確固とした信念があるワケではなくて、慎重派に乗せられてるだけではないかなーとか。てか、そうでないとこの先は革命エンドしか見えないし。
レジスタンスは、竜云々ってよりも、それこそ飯が食えるかみたいな話かもしれないし。
単純に二元論じゃなくて、こんな感じで色々立場の違いがあるんじゃないかとかね。つい考えてしまうわ。
今回のムービーと新納さんのコメントから、もしや、と思うのは、例の勢力図の使い方。あの画面を最初に見たときはSLG的な使い方をするのかな、と思いつつも、スタンダートなRPGを目指すということで、それはないのかな、とも思っていました。
ただ、今回の情報から推測するに、竜と人間の勢力争いの他に、人間同士でも勢力争いが起きるのかな、と思ってしまいます。目前の敵には手を取り合って協力できる人々も、さて一度脅威が取り除かれてしまえば、今度はお互い利己的な行動にひた走るようになる。フリーシナリオというからには、こんな展開をこそ夢想してしまうんですが、果たしてこんなんで話が上手く纏まるんだろうか、と妄想を押し留める自分もいます。
まぁ、実際どうなるかはわからないんですが、このシビアな雰囲気は自分の好みなので、この点は期待が持てるなぁと素直に思える部分ですね。
あと、宇田さん、間に合えば年内にポッドキャストやるかも、って話をしているんですが。
http://news.dengeki.com/elem/000/000/129/129255/
電撃だと12月26日にポッドキャストやるよーって言われちゃってる…… 退路を断たれてますよ、宇田さん！
まぁ、各種メディアのソースは宇田さんなので、これも宇田さんの発言の延長だと思うんですが。なんでこう情報の足並みが揃わないのかちと不思議です。
