▼チキンティッカマサラを作りましたよ

 写真も撮ってみたんですが、見た目が悪すぎてダメですわ。orz 食器新しく買うかなぁ。


 チキンティッカマサラはイギリス発祥の料理で、チキンティッカをカレーソースで煮込んだものだそうです。チキンティッカ自体は、ヨーグルトと香辛料に漬け込んだ鶏肉を串に刺して焼いたもので、この料理はそれをさらにカレーソースで煮込むという、なかなか凝った料理ではあります。
 とは言っても、主要な材料は鶏肉、玉ねぎ、トマトぐらいで、香辛料、ガラムマサラとかクミン辺りはカレー粉でも代用が効くそうなので、実際作ってみると物凄く簡単な料理だったりします。All Aboutなんかのページだと物凄い凝ったレシピが出てきますが、世界ナビのはすっげー簡潔に纏められています。これはいいなぁ。
 肉自体も、別に鶏肉にこだわる必要もなく、豚肉でもオッケーとのことで、世界ナビの中では相当作りやすい部類の料理なんじゃないでしょうかね。今日は豚肉が安かったので、今回はそっちを使ってみました。


 まぁ、調理は凄く簡単ですね。ルーのカレーを作れるなら問題なく作れるレベルと言うか。今回は張り切ってわざわざスパイスを揃えてみたんですが、ガラムマサラなのかクミンなのか、「うわ、これ焼きそばじゃん!」みたいな匂いが凄いですね。あの、カップ焼きそばじゃなくて、袋焼きそばの匂いというか。すげー腹が減ります。
 ただ、実際に作ってみたら、画面写真の水気のあるインド風カレーな雰囲気の料理と違って、なんか豚肉の炒め物みたいな感じになってしまいました。あっれー、水気飛ばしすぎたんかな。
 てか、この料理、最初から水気が殆どないんですよね。トマト2個と水大匙3くらいで。そのくせトマトの水気は飛ばせ、とか指令があるもんで、うーむ、果たしてこれでよかったのかどうか。Wikipediaの写真なんかを見ると明らかに水気たっぷりなので、ちょっとこの辺、仕様通りに仕上がったのかどうか気になります。


 まぁ、見た目はどうあれ、味さえよければいいんですけどねー。ってことで早速試食。レシピではご飯やナン、ターメリックライスを好みで添えてください、とのことですが、自分は例によってスパゲティを茹でてみました。スパゲティ万能説信奉者です。
 で、味なんですが、普段食べてるカレーとは全然違って、やっぱりなんか本格的というか、向こう風だなぁという感じです。うまいなー、これー。
 あー、凄い口当たりのいいスパイシーさ。突き刺すようなピリッと来る辛さはなくて、じんわりと口の中に広がってくる感じですね。香味野菜やスパイスをふんだんに使っているので、味わいも深みがあります。ヨーグルトを使ってるせいかマイルドに纏まってるんですかね。
 でも、パクパク食べてるとやっぱりジワジワと辛味が来るのでお茶が欲しくなります。塩気が多少足りないようにも思うので、塩胡椒を少し振ると凄くいい感じですね。刺激的なスパイシーさが欲しいなら、チリパウダーとか一味を足してみるといいのかも。
 あー、でも、肉肉してて水気がないので、スパゲティと一緒に食べるには不向きでした。ご飯なら普通に焼肉定食的に食べられると思います。
 もうちょっとねー、肉を減らして野菜を足してみてもいいかもしれませんね。ドライカレーっぽい感じなので夏野菜とかあいそう。ピーマンとかカボチャとか足してみてもうまそうだなー。夢が広がるわー。


 ってことで、チキンティッカマサラ。調理は簡単ながら、普段の料理とは一風変わったおいしさを堪能できて、まさに世界ナビの本領発揮な料理ですね。必要な材料が少ない上に、アレンジの幅も広そうなので、今後もちょこちょこ作ってみたいなーと思える料理です。買い込んだスパイスもこれなら問題なく使いきれそうで、その辺、貧乏性な自分はホッとしたりもしています。