▼女神異聞録デビルサバイバーを買いましたよ

 GEOに女神異聞録デビルサバイバーを買いに行ったら、428とレッツタップソニックが売り切れてました。おお、凄いぞセガ! 単に受注絞ってただけかもしれないけど!
 あと、メジャー2Wiiも売り切れてました…… ダメだ、足取り軽く帰宅したお父さんのその後を想像しちゃダメだ!


 さて、デビサバです。年明けからいきなり力の入ったソフトが発売されて今年も幸先がいいですね。アトラスネットのデビサバ特集なんかを読んだりすると、開発者の力の入れ方が随所に窺えて、それだけでワクワクしてくるんですよね。自分の中でのアトラスの期待度はかなり高いですよ。


 http://www.atlusnet.jp/express/0901/index.html


 でまぁ、実際に始めてみると、んー、導入は、なんというか普通ですね。面白いソフトには我を忘れてのめり込む吸引力があるんですけど、これはまだ自分を客観視できる余裕があると言いますか。あー、こういうゲームなんだなーと、冷静に見れるところがありますね。
 それはなんでかなー、とちょっと考えてみたんですが、多分音楽が耳慣れないからなんだと思います。メガテンらしいハードロックのね。
 まぁ、自分自身、メガテンシリーズをプレイするのはかなり久しぶりと言うか、思い出してみれば、今回はSFCメガテンif以来のプレイなので、メガテンの雰囲気自体を忘れかけまして、自分を同調させるのにまず手間取った感じがありますね。
 まぁ、タクティクスオウガ風のクォータービューマップでチョコチョコとドットキャラが動いたり、ADV風の会話シーンがあったりと、凄く見た目はオーソドックスなゲームなので、驚きがあんまりなかったのかもわかりません。レスポンスは良好で、作りは丁寧で、触感はしっくり来るんですけども。


 お話も最初は割とゆったりしていて、ユーザをガツンと叩きのめすような絶望感はあんまりないんですよね。まぁ、主人公達は命に関わる危険に巻き込まれてはいるんですが、最初からCOMP持ちなのでなんとかなるだろ、みたいなところはあって。「無力さ」をあんまり感じないのがね、変に安心してしまうところなのかなと思います。
 あと、見た目的には東京が平常運行してるのがね、異質さを感じない部分なのかなーと。これが大地震でも起きた後の崩壊した東京の姿だったら色々とドキドキできるんですが、今のところ東京で起きてる異変は、悪魔が人知れず徘徊してて、自衛隊が通路を封鎖してて、電気が止まってる、程度で、あれ、ひょっとしたら明日にでも解決するんじゃないの、みたいなユルさもあって、ピリピリした雰囲気はまだまだ薄いんですよね。自分が期待してたのは「極限状態のサバイバル!」だったので、ちょっと肩透かしを食らったかな、みたいなところはあります。
 あとはまぁ、キャラの馴れ初めがかなーり強引と言うか。公式サイトを見るとキャラが沢山いるので、まぁ、時間をかけてチョコチョコと登場してくるのかな、と思ったら間を置かずに次から次へと出てくるもんで、これはちょっと面食らってます。1日でまさか全員出てくるとかない、よね?
 まぁ、ホントの序盤の序盤でストーリーの良し悪しを計ろうとするのもおかしな話ではあって、期待はこれから先の展開に託せばいいと思うんですが、ツカミは平凡だなぁ、という印象はあります。ストーリー自体は開発者の人が「え、これでCERO:Bなの!?」と言うほどダークな展開らしいので、はやく黒さを堪能できるところまで辿り着きたいですね。フゥーハハハー!


 とまぁ、ストーリーについてここまで雑感を述べてきましたが、つべこべ言わずにさっさと進めればいいじゃない、という話ではあるんですよね。それは事実。全くの事実ですよ。
 でも、一つ言い訳をさせて貰うとですね、育成が楽しすぎてストーリーが全く進まないんですよ! これは大問題だ!
 だってデビオクに参加すれば、ものっそい簡単に仲魔が集められるんですよ。で、そしたら合体させてみたくなるじゃないですか。材料用の悪魔も確保したくなるじゃないですか。デビオク入り浸るじゃないですか。マッカが足りなくなるじゃないですか。
 そこでフリーバトルですよ。マッカと経験値ゲットですよ。レベル上がりますよ。新しい悪魔が作れるようになりますよ。じゃあデビオクで新しい悪魔を連れてきて…… って、うわぁぁぁぁ、全然先に進めない!
 正直な話、SRPG部分の印象は最初はあんまりよくなかったです。ああ、なんかよくあるヤツね、みたいな感じで。次から次へと手に入る新システムもなんか煩雑な印象もありました。「スキルクラック」とか「スキルセットボーナス」とか言われてもなんのこっちゃという。
 でも、よーく説明を読んでみると、なんか異常に自由度の高いスキルカスタマイズができることがわかったんですよ。知識が古い人間ですから、魔神転生みたいなシステムを想像してたんですが、全然違っていたという。


 「スキルクラック」で敵のスキルを修得する
  ↓
 「スキルセットボーナス」でスキルを仲魔にコピーする
  ↓
 「デビオク」で落とした仲魔と「邪教の館.exe」で合体
  ↓
 さらに強力な仲魔に!


 悪魔合体でスキルの遺伝ができるので、スキルの構成がムチャすぎるほど自由なんです。今のメガテンってこんなに進化してたのかとホントビックリでした。いやー、これは組み合わせが楽しいなー。


 まぁ、そんな感じでズルズルとフリーバトルを続けてて、ゲームはまだあんまり進んでません。東京ドームでウェンディゴを倒した辺りです。
 ウェンディゴ攻略は結構苦労したんですけど、今回、防御属性が一目でわかる作りなので、氷耐性持ち+アツロウで攻撃を防いで削って、アギ持ち+ユズでトドメを刺すとか、結構頭を使った戦い方もできますね。これはなかなかSLGしてて面白いです。
 ウェンディゴの持ってるスキルが複数回攻撃可能で超強力なものだったので、「これをスキルクラックしたらこの先メッチャラクなんじゃね?」と思って頑張ってユズに覚えさせたんですが、実はジャックフロストが覚える程度のスキルでしたというオチが。
 というか、自分は主人公を(ヒーローの伝統に従って)脳筋で育てていたんですが、今回はスキルの取り替えが可能なので、主人公も魔法を自由自在に使えるんですよね。で、属性魔法を揃えているとエクストラターンを取りやすいので、それを考えると主人公は魔法タイプがよかったのかも、とここに来て悩んでいます。うわー、属性つきの物理攻撃スキルってこの先あるのかなぁ。


 とまぁ、そんな感じで最初の懸念はどこへやら、デビサバにどっぷりのめり込んでいます。休みはガッツリ遊びたいところなんですが、明日は仕事なんですよ。このクソ寒いのに! 朝起きたくないよ!