▼遊覧飛行が気持ちいい

 今朝の目覚めは筋肉痛から。思ったよりは傷は浅かったですが、一日腕がダルくて仕方がなかったです。
 昨日に続いてちょくちょくと遊んでいます。今日はあんまり腕を酷使しない遊覧飛行やウェイクボード、フリスビーを触ってみました。


 遊覧飛行が気持ちいいです。楽しいじゃなくて気持ちいい。
 遊覧飛行は紙飛行機を摘むようにしてリモコンを持って、上下左右に傾けることで飛行機を自由自在に操るゲームなんですが、重力の縛りがかなり薄くてフワッと動けるのが挙動としては独特ですね。ハングライダーと飛行機を足して2で割った感じです。
 単純に滑空してウーフー島を眺め下ろすのもそれはそれで味があるんですが、機体を的確に制御して橋や建物、洞窟をぶつかるギリギリのところですり抜けるのが楽しくて堪りません。遊覧飛行という名前とは裏腹にスリリングな遊びが隠されている辺り、任天堂らしい仕掛けだなーと強く感じます。
 あと、傾斜が急な山肌に沿って急上昇を続けるとカメラがグーンと回って青空を映し出すときとか、視界がバーッと広がって堪らなく気持ちいいんですよ。これって海中を好き放題に泳ぎ回ることができたフォーエバーブルーの感覚に凄く良く似ています。
 自分が飛んだ後に軌跡というか、飛行機雲が残るのもちょっとした演出ではありますけど気持ちいいですね。軌跡見たさに無意味に旋回しまくったりもして。航空自衛隊のアクロバット飛行的なマネもやりたくなったりします。
 あれですね、マクロスプラスイサム・ダイソンが手のひらを飛行機に見立てて遊んでいるシーンがありましたが、あの楽しさがわかる人には遊覧飛行はぜひ体験して貰いたいです。あと、機体を垂直に傾けて市街地の路地に突っ込むときなんか、カウボーイビバップチェイスシーンを思い出したりします。
 飛行気乗りはこんな楽しさを味わっていたのかー、なんて羨ましく思ったりもして。そりゃ、空に魅了されるのもわかるってもんですよ。


 ゲームの主目的はウーフー島に点在するランドマークを探すことなんですが、ウーフー島はWii Fitのジョギングコースでもあったので、なんとなく土地勘が働くのが面白いです。ここをまっすぐ行くと広場があるんだよなぁとか。この曲がり道を下ってから最後の直線までが長いんだよなぁとか。
 ランドマークは見つけられても上手くタッチできないので、どうしても神風アタックになってしまうのがちと情けないです。敢えて地面に墜落してそこからリスタートした方が早いってのがなんだか…… 空の男っぽい挙動をしたいぜー。


 ウェイクボードはリモコンを横持ちで「掴んで」、「傾けて」波を横切って、「振り上げて」ジャンプするスポーツなんですが、これ、操作だけ抜き出してみると、はじめてのWiiの牛ダッシュに凄く似ているんですよね。今回のウェイクボードは直感的な操作はそのままに、スピード感溢れるカメラ演出と水面の美しさが相俟って連続ジャンプが非常に楽しいゲームに仕上がっています。
 最初は着水に失敗してばかりでうまく連続ジャンプが決まらなかったんですが、脇をギュッと締めて「小さく前に倣え」の姿勢を作ると安定して着水できることに気づいて、そこからは着実にスコアが伸ばせるようになりました。ただ、このやり方だと4回目のジャンプから不安定になるので、最終的には脇を締めつつ手首で角度を微調整するやり方に落ち着きました。スピードが上がってくるとトリックも派手になるので、早めに体勢を整えて制御時間を多く取るのがコツっぽいですね。
 しかし、上級コースの障害物配置はヒドいわー。スタート直後に池ポチャを延々食らわされる1-1クリボー現象を嫌というほど味わいました。自分は初心者コースでぴょんぴょん飛び跳ねるのが好きですね。めげずに繰り返して名人まで行きました。


 フリスビーは、うーん、難しい。力加減がまだ掴めてないので狙った方向になかなかフリスビーが飛んでくれません。でも、犬はかわいいよ!
 風船を割るとボーナスポイントが貰えるのはゲームならではの仕掛けですね。現実のルールをベースに置きつつ、うまーくアレンジしてるのは上手いなぁと感じます。


 引き続き登場のボーリングは、前作同様にガンガンピンが倒せて楽しいです。自分は主に手首で投げているせいか、イマイチスピードが乗りにくい…… 今回はキチンとテイクバックしないとダメってことですね。


 とまぁ、そんな感じで手当たり次第に触っていますが、まだまだ半分も遊んでいない状態です。ホントにボリュームが凄まじいですね。