▼世界樹の迷宮3プレイ日記・その3(B12Fクリアまで)

 同シリーズの3作目ということで、今作はシリーズならではの特色を色濃く受け継いでいますが、その中でも真っ先に異色に感じられるのがダンジョンの構成でしょうか。あんまり詳細に語るとネタバレになってしまうのでちょっと触れるだけに留めておきますが、第1階層をクリアすると、「あ、今回のダンジョンってこうなっているんだ」と気づくことです。
 今回、事前の情報で「ボリューム的には前作と同程度以上です」という話が出て、ビックリした人も多いとは思います。航海の要素が加わったことでボリューム増加を予想するのは順当な考え方ですよね。
 でも、実際はそうじゃなかったと。なぜかと言えば、今回はダンジョンとは別に海図を記録するためのセーブ領域が必要で、その容量をどこからか捻り出す必要があったからです。
 今回のダンジョンはパッと見た時の美しさには欠けるなぁというのが正直なところです。前作まではマップを描き上げると構成の意図が伝わってきたものですが、今回は迷路としての機能が全面に押し出されているせいか、やや芸術性に乏しい部分は否めません。
 で、それはなぜかと言えば、結局は容量に遊びの余地がないからなんでしょうね。機能性をとりあえず備えて、それで一杯一杯になってしまったんじゃないかと思っています。
 ゲームとして面白いので役割はきちんと果たしているとは思うんですが。描き上げた地図を見てニヤニヤする喜びってあると思うので、そういう楽しさを味わえるフロアが今後出てきてくれるといいなぁと思っています。



 そんな感じで以下ネタバレです。今回はB12Fのクリアまで。




・いよいよサブクラスの解禁。事前に余り検討していなかったので改めて悩む。
・そもそも今後の戦術をどう組み立てるかでまず迷う。煙ダークエーテルで前陣迫撃砲術ドッカンドッカンか、チェイス連発か。
・色々悩んだ結果、最終的に煙ダークエーテルを選択。シノビ/ゾディアック、ウォリアー/バリスタが決定。
・あとはボス戦に備えて補助を強化したかったので、ビーストキング/プリンセスが決定。
・当面、メインクラスのSP振りに終始しそうなバリスタとモンクについては後回し。状況に応じてサブクラスを選択することに。
・さて、深王からは人類の仇敵であるフカビトの存在が明らかに。やっぱり魚人なのかー!?
・「深人」と「鱶人」のダブルミーニングですか。てか、ディープワンみたいだなぁ、これ。
・「とりあえず見てくればわかるよ」との深王のお言葉。なんかよくわからないけど、興味はあるしなーと釣られてホイホイ行っちゃうんだぜ。
・それにしても、深都がフカビトに対する前線基地としての役割を果たしているのだとしたら、海都の救援は渡りに船ではなかろうか、と思うのだけど。
・深都が独力でフカビトに抗しようとしているのはどうもしっくり来ない。疑問を抱えたまま第3階層に足を踏み入れる。
・第3階層は火山。青一色だった景色が一変してインパクトがデカい。
・BGMもカッコいいなぁ。これ、ゲームの食卓で流れていたヤツですな。長く聞いているとちょっと疲れるけど。
・ダンジョンはダメージゾーンてんこ盛り。「ファーマー入れちゃえばラクだよ? ほれほれ?」という誘惑の声が聞こえてきそうなフロア構成だ。
だが断る! 消耗したHPは戦闘中にダークエーテル+パーティヒールで回復じゃーい!
・先制の猫パンチで死ぬことしばし。猫早いよホムラヤマネコ。
・妙に睡眠耐性が強いガラガラノヅチも厄介。縛りはあんまり怖くないんだけど。
・ドラゴンパピーのブレスで前衛が半壊するわ、ステゴサウルスのグレートスパイクで後衛が薙ぎ倒されるわで酷い有様。第3階層厳しいな!
世界樹2のダメージゾーンは回避しても先に進めたものの、今回は絶対に踏まないとダメっぽいのが嫌らしい。
・サブクラスの導入で隊列も変更。前衛にウォリアー、バリスタ、モンク、後衛にシノビ、ビーストキングの構成。
・ビーストキングは催眠梟を召喚。シノビがダークエーテルを前衛に投げまくる。前衛は前陣迫撃砲術*2とパーティヒールでドカンドカンという簡単な構成。
・でも、前陣迫撃砲術でも1発で倒せないのが世界樹3のザコなんだよね。今作のザコのタフっぷりは凄いわ。
・素材を集めたり、採集をこなしなり、大航海クエストを進めたりで装備を整える。さしあたってバリスタが一撃即死しないようにする。
・でまぁ、安定して第3階層を歩き回れるようになる。FOEにうっかり衝突しても返り討ちにしてやるぜー、くらいの余裕っぷり。
・……縛られてスキル封じられたら手も足も出ないですね。FOE、泥中より迫る者にシノビが足を縛られて遁走の術も使えず第3階層初の全滅。
・気を取り直してB10Fへ。溶岩床多すぎ。全タイルを踏み潰すのは諦めてさっさと先に進む。
・戦闘になると途端に動き出すFOEが怖い。乱入されたら確実に2匹目以降の乱入も食らうだろうしなぁ。
・B10Fをあらかた一巡。で、フカビトがいる何とかの間ってのはどこにあるの?
オランピアの話では広間の中央に牢獄があるとのことだけど。……壁しか見えねえええ。
・あれか。これはあれか。入口は隠し扉になってるとかか。ダメージ床を踏みながら必死で隠し扉を探す。
・普通に入口は開いてました。やったね!
オランピアの案内でいかにもな扉を開けると、そこには世界樹1のモリビト少女を思わせる容姿のフカビトの真祖が。
・エラというか脇腹というかが段々になってて確かにフカっぽい。ぷるぷるしてそう。ピンクだし色艶いいし。
・って、落とし仔を無尽蔵に生み出すとか本気でクトゥルーじゃないですかああああ!
・邪悪! 吐き気を催す邪悪とはまさにこのことっ! 深都の王がなぜフカビトを敵視するか、その理由もわかろうと言うもの。
・星海の来訪者ってそういうことか! なんか7竜みたいな話になってきたぞ。
・自分の目で見ればわかる、と言った深王の言葉も今では納得。シリーズの背景からすると変化球ではあるけども、ある意味では実にアトラスらしい引き出しだわ。
オランピアもフカビトも怖いこと言ってる。すいません、私、今日は見学に来ただけなんですけども……
・で、朝のコーヒーでも入れようかなァ〜くらいの気軽さで落とし仔を寄越してくれるフカビトの王。ちょ、(そんな気はしてたけど)戦闘ですか!?
・属性攻撃とチェイスを使うフカビトコンビ。タフで強い。
・どうでもいいけど、フカレディって名前はどうにかならんのですかね。初見で吹いたですよ。
・幸いにも催眠梟の睡眠が決まってくれたので、起きているフカビト男に集中攻撃。不意を突かれた形だったのでそれでもキツいけど。
・フカビト男の猛攻を耐えてなんとか撃破。フカビト怖すぎる。
・尻尾を巻いて深都に帰還。深王に事の次第を報告すると、深王から色々な情報が。
・そもそも100年前の大異変は、フカビト連中を海中に押し込めるべく、深都自らを蓋として自沈したのが真相……とのことらしい。
・フカビトは人間の恐怖や絶望と言った感情を糧にするので、地上に出すのはマズいし、少数精鋭で対処した方がいいとのこと。深都が海都の協力を拒むのもそれが理由。
・あー、フカビトの王が「食事の時間か」って呟いたのは、そのまま取って食うつもりじゃなくて、ビビらせるのが目的だったのか。
・となると、ビビりっぱなしだったこっちは、知らずに食事を提供してしまったことになる。ううううう。
・まぁ、それを鑑みるに物量作戦でなんとかしようってのは下策なのかもねーと納得。オランピアみたいなロボを戦力にしているのは感情がないことが強みになっているんだろうな。
・……とかなんとかやっているうちにクジュラが第3階層の深部に侵入しようとしているとの情報が。
・ゆくゆくはフカビトへの反撃を考えてはいるが、今はまだ時間を稼いでいる状況。海都の連中は空気読め、ということでカプリシャス一行が再び派遣されることに。
・中断していたB10Fの探索を続行し、B11Fへ。この階はリフトを使うギミックがメインになるっぽい。
・シリーズお馴染みのギミックなだけに複雑な経路を想定してマッピングに備える。
・が、ギミック性は意外と薄くて拍子抜け。今回はダンジョンの構造は割と素直ですね。
・あっさりとクジュラに追いつく。海都はフカビトの存在を知っていたとのこと。その上で、カプリシャス一行に海都と深都、どちらに与するのか決断を迫る。
・海都と深都で同時にミッションが発動。どちらを受領するかで今後の展開と解禁される隠し職が決まる様子。
・しかし、海都がフカビトの存在を知っているのだとして、彼らは何のために深層を目指しているんだろうか? フカビトを打倒するため? 深都を出し抜いてまで?
・でも、すぐには決められない。とりあえずダンジョンの探索を進める。
・物理耐性が強いヨウガンジュウが厄介。長引くとFOEの乱入が怖いしなぁ。
・おまけに条件ドロップがあるので倒し方に気を使う。すぐに寝てくれるので怖くはないけど。
・B12Fへ。皆勤賞を果たしたひっかきモグラがカッコいい。なにあれ、鉄山靠
オオアリクイもキツネみたいでカッコいい。ピンチになるとキラーアントを食べ始めて笑った。今回、アリの扱いが酷いな。
・適当にうろついてみるも通り道をFOEに塞がれる。隠し通路満載のフロアかと思ってはみたものの、予想は外れ。
・遁走の術で一度階段まで戻るとFOEも初期配置に。あ、これは最短距離で進むとFOEに道を塞がれる前に辿り着くって寸法か。
・広間でクジュラと遭遇。まだミッションを受領してなかったので追い返される。
・いい加減決断しないとダメみたい。どうするか悩むなぁ。
・目的が明瞭なのは深都側ではある。ただし、それも深王の言葉がウソでなければの話だけど。
・深王については怪しげな独白があったことも影響して、素直に信じるのも憚られるところがある。とりあえず、これまでのところ、論理は破綻してないように見えるが。
・決断を迫られるが判断するための材料が足りない。ただ、深王に対するオランピアの忠誠心だけは確固として揺るぎないようだ。
・まぁ、オランピアもいいように使われているだけかもしれない。でも、彼女の言葉からすると深王は人類の為に行動している至誠の人ということだから。
・まぁ、深王に騙されるのは業腹だわな。でもまぁ、一緒に騙される先達がいるなら、多少の慰めにはなるかもしれない。
・そんなことを思いつつ、深都のミッションを受領。一路、ゲートキーパーの元へ急ぐ。
・その前に恒例のFOE狩りタイム。昔年の恨みを晴らすべく泥中より迫る者を叩いて回る。
・縛りが来るとわかっていれば怖くはない。チャクラの覚醒LV10で即座にバインドリカバリだ!
・……えーっと、縛り回復率が微妙なんですけども。即座に回復してくれないと厳しいなぁ。
・続いて母なる爆炎竜。見た目から想像できる炎属性の攻撃は元より、偉大なる赤竜を思わせる咆哮や、安らぎの子守唄など絡め手にも長けていて厄介な相手。
・ただ、体力には乏しいのでアンブッシュで先制攻撃を仕掛けて前陣迫撃砲術をガンガンぶち込めばあっさり数ターンで蹴りがつく。バステは予防の号令で対処。
・B10FやらB11Fには母なる爆炎竜が多数屯しているので片っ端から倒して回る。夜中だと動かないのでバックアタックも容易い。
・嗅ぎ回る毒竜。毒怖ええええ、と思ったものの、どうもコイツ突属性が弱点らしくて愉快なダメージが出まくりで楽しい。予防の号令で毒を防げば与し易い相手でした。
・B12Fの最奥でゲートキーパーと遭遇。……あれ、クジュラは?
・どうもゲートキーパーはクジュラを取り逃した様子。役に立たねええええ!
・さらにこっちを敵と誤認して戦闘開始。分岐でクジュラと戦うのかなーとか思っていたんですがそうなるか。
・1ターン目。双覇の構えってなに? カウンター? バーン様?
・2ターン目。天地双覇掌で盛大にビーム発射。こいつ、動くぞ……! とか感心する暇もなくパーティ半壊。
・危うくリセットに手が伸びるものの、しばらくセーブしてなかったので思い止まる。まぁ、どうせ死ぬにしても手の内を見てから死のうと。
・全力で回復に没頭してなんとか戦線を再構築。その隙に分離するゲートキーパー。な、なんだってー!
・さっきのビームもきついけど、手数が増えるのもキツい。頭に狙いを絞って前陣迫撃砲術を連打。
・コンボ重視なので誰か一人でも倒れると厳しい。リミットスキルの守護陣形が頼りになるものの、切れてから次が溜まるまでが長い。
・合体時はどうやら防御が薄くなる様子。ここぞとばかりに火力を集中……させたいけど防御。
・ビームを凌いで再び乱打戦へ。頭と胴体でHPが等分になってるせいでトドメが刺しづらい。
・なんとか頭を破壊したものの、残る胴体は物理耐性が高すぎてまともに攻撃が通らない。
・合体時にトドメを刺せばよかったのかなぁ、と悩んでいたら、突然自爆。えええええ?
・ともあれこれでゲートキーパーを撃破。クジュラを追って第4階層へと足を踏み入れることに。



◆ジェナン:ウォリアー/バリスタLV38
 常在戦場LV10 アベンジャーLV3 狂戦士の誓いLV1 チャージLV5 ウルフハウルLV3 弩マスタリーLV7 ヘビーショットLV5 前陣迫撃砲術LV10


◆オズレイ:バリスタLV40
 ジャイアントキリングLV10 弩マスタリーLV7 ヘビーショットLV5 前陣迫撃砲術LV10 ダブルアクションLV2 高速徹甲弾LV4 アンブッシュLV5


◆ツァオルゥ:モンクLV42
 錬気の法LV10 チャクラの覚醒LV10 ヒーリングLV4 ラインヒールLV5 パーティヒールLV3 リフレッシュLV5 バインドリカバリLV2 リザレクトLV1


◆イヌギリ:シノビ/ゾディアックLV35
 煙りの末LV10 ダークエーテルLV5


◆スゥ:ビーストキング/プリンセスLV36
 獣王マスタリーLV10 ビースト帰還LV5 催眠梟召喚LV10 ビーストロアLV5 攻撃の号令LV1 防御の号令LV3 予防の号令LV1