イメージエポックとは!?

 Nintendo Insideより。


 世界樹の迷宮ディレクターで先日アトラスを退社された新納さんの就職先が明らかになりました。
 3月から働き始めるという話は聞いてたので、もう実務レベルで動いてるんだろうなぁ。


 で、イメージエポックって聞いたことなかったんだけど、ルミナスアークを開発したところなのね。でもルミナスアークって「またマーベラスか」のマーベラスの印象が強い。マーベラスのゲームっていうと牧場物語(僕女物語と誤入力して焦った)とかそうだったっけ。あれは確か初代はパックインビデオの発売だったので、やっぱりマーベラスは販売だけで開発は別の会社なんだろう。調べてみるとなんか色んなゲーム出してるなぁ。アニメ系多し。


 イメージエポックに話を戻すと、取引相手にセガとかコナミとかもあるので、新納さんのゲームがその辺の名義で出る可能性もあるのね。ただの下請けという可能性については目を瞑る。てか小規模な割には現在稼動中のラインが4本もあるらしいんだけど、えらい手を広げすぎじゃないのか、この会社。無名のブランドの新規作がそんなに売れるとは思えないんだけどなぁ。大丈夫なのか。
 社長の御影さんとプロジェクトディレクターの金丸さんの対談を読んでみると妙にRPG好きな雰囲気なので、これはひょっとして新納さんの新作RPG期待できるかも!? と言った感じ。RPG復権かー。どこかで聞いたような文句だぞ。でも会社の色としてはカテゴリーに囚われずとか言ってるんだよなぁ。どっちやねん。


 ただ、対談を読んでると社長大丈夫なのかという気がする。公式サイトという一応はパブリックな場でwを連発するのはどうもTPOを弁えていないんじゃないかとか、誤字が多すぎるのはマズいだろうとか、デザイナーはこれを良く通したなとか考えて色々不安。日記帳じゃないんだからノリよりも真摯さを窺わせないといけないだろうに。


 ルミナスアーク世界樹の迷宮は発売前は並べられて語られていたこともあるんだけど、いざ蓋を開けてみたら反響には大きな差があったんだよね。まぁ、それはゲーム自体の出来もあるんだろうけど、どうもイメージエポックのサイトを見てるとダウンサイジングと劣化を混同してるような感があって、それがゲームにも反映されちゃったんじゃなかろうかと思えてくる。まぁ、ゲーム自体は触ってないので推論だけで出来の是非を語るワケにもいかないんだけど、対談一つとっても狙いが世界樹っぽい(ってのは「月姫のパクリ!」と同じ論法だなぁ)のが妙にあざといというか、形だけ真似て中身は疎かなんじゃなかろうかと思えてくる不思議。今までの経験からするとクリエーターの声を見て「ヤバい」と感じるものは大抵ゲームもヤバいです。


 まぁ、新納さん的にはアトラスにいるよりフリーハンドの幅が広くなるからこそこの会社を選んだんだろうなぁ。規模的に考えると待遇が良くなるとはちと思いがたいし。
 あとは雰囲気とか。どうなんだろう。金丸さんという人はまぁ、社長に比べると割と普通っぽい感じだし、話が合いそうな雰囲気はあるね。
 そういう意味では「鶏口となるも牛後となるなかれ」な精神の新納さんの選択は素晴らしく応援したいところではあるし、今までよりも理想系に近いゲームを作れる環境が整ったんじゃないかなとは思う。新しいゲームは1年はかかると言う話なので、まぁ、首を長くして待ち望みましょうか。