押忍! 闘え! 応援団


 ザらスで1980円で買った応援団が未だに積みゲー状態だったのでちょっと引っ張り出してやってみる。もうすぐ応援団2も出るし、まぁ、試金石と言うことで。


 うはー、なんか燃えるー! 極論すればリズムに合わせて画面をタッチするだけなんだけど、それに合わせて応援団がズバッズバッズバッとリズミカルにアクションしてくれるのと、SEがバシバシ入って非常に気持ちがいい。
 ジャストタイミングで合わせようと思わずタッチペンを強く握り締めてしまったり、画面をガシガシタッチしまくったりと超操縦メカMGを思い出させるタッチパネル破壊ゲー。


 劇画調のシナリオもクセがあるけどいい感じ。プレイ中は忙しくすぎて上画面見てられないけど、合間に挟まるスキットがクスッと笑わせてくれていい。これがまた曲とうまくテンポが合っていて全然違和感がないんだよなぁ。


 とりあえずノンストップで最後まで突っ切ってしまった。最後になると難度もシナリオも壮大すぎて思わず笑っちゃうくらいなんだけど、最後の展開が燃えすぎてちょっと涙出た。おかげでミスりそうになって焦りまくり。このゲームはイントロが非常に長いので、一回ミスると再プレイまでの間が空くのがちと欠点だなぁ。


 選曲は自分はあんまりポップスとか聞かないのでどうにもこうにも。15曲中半分くらいかな、知ってるの。全体的にノリがいい曲が多いのでプレイする分には楽しい。と言うか、DSなのに声付きなのが凄いビックリした。バンブラはなんつーかMidi音源みたいな感じだったので、その辺が限度なのかなぁと思ってただけに意表を突かれた感じ。


 総評するとDSを代表するゲームというのも納得の出来。「一定のインプットに対してリターンがどれだけ返せるかがゲームには重要」とは岩田社長(このゲームのエクゼクティヴプロデューサーでもある)の弁だけど、まさにそれを体現したゲーム。とにかくテンポのよさとリアクションの素晴らしさがこのゲームの醍醐味。応援団2も俄然興味が沸いてきたけど、とりあえずこっちをやりつくすにも相当時間がかかりそうな気配ではあるなぁ。