Wii Fitをプレイする

 朝起きたら筋肉痛でした。肩痛い腰痛い腿痛い。


 昨日はGEO開店30分前に「行列できてるかなー?」とか思って偵察に向かったんだけど、当たり前のように静まり返ってて恥ずかしくなった。
 でもコンビニで開店まで時間を潰してGEOに戻ったら、えっらい車来ててビックリした。まぁ、全部が全部Wii Fit目当てってワケじゃないだろうけど。ちょうど年配の奥様がWii Fitを車に押し込めようとしているところを目撃。やっぱりWiiのユーザ層は独特っぽい気がする。
 Wii Fitの箱はやっぱりデカい。重さも結構あって、正月休みに新潟持ってくのはちと辛い気がする。計画見直さないといけんかな。


 早速部屋を片付けてバランスボードをセット。「そういや本体と繋げなきゃいけないんだよなぁ」とまずはバランスボードと本体のSYNCボタンを一生懸命に押しまくるも反応なし。無線なので電波が届いてないのかと思って色々と位置を変えて試すも結果は同じで焦る。
 仕方なく説明書を見ることに。説明書はボード用の冊子が別に入ってるのかと思ったら標準のマニュアルだけだった。簡潔なのはいいことだぁね。説明書によると先にWii Fitのプログラムをインストールしてからでないとバランスボードを繋げることはできないらしい。
 ってなことでファームのアップデートも兼ねてちょい待ち。インストールが終わってからチャンネルを立ち上げるとバランスボードの登録の指示が。今度はあっさり成功。やっぱり一番初めぐらいは説明書を読んだ方がいいね。
 で、さっそく身体測定。BMIはまぁ、標準。「これからの目標を設定してくれ」とバランスボードの化身、ウィーボ君から指示があったのでとりあえず「2週間で1kg減」を目標にしてみる。
 体重測定自体は思ったよりも演出が凝っていてゲーム的。毎日使う分にはシンプルな方がいいんじゃなかろうかと思ったりもするけれど、リアクションが派手なほうがいいのかもという気もしなくもない。まぁ、これから継続できるかどうかで是非は判断していきたいかなと。


 次はバランス測定。力を抜いて直立すると、バランスはやや左寄りで前に重心がかかっている。うーん、ちょっと猫背気味ってことなのかな。
 それからはバランス年齢を測定する運動能力テストを2種プレイ。プレイ中に妙な違和感を覚えてバランスボードをよくよく見てみると、前後逆に置いていたことに気づく。道理で逆に動くワケだー。
 バランスボードは割と前後の区別がつきにくいので置く時には注意が必要。電源スイッチが手前に来るように置くのが正解。でもこれだと間違って電源蹴り飛ばしそうな気がするんだけど。
 そのせいもあってかバランス年齢は47歳。うん、まぁ、最初はヒドイ方がやりがいがあるってもんさね。


 てなワケでバランス年齢を改善すべくバランストレーニングに移る。
 バランストレーニングはヨガ、筋トレ、有酸素運動、バランスゲームの4種。適当にパラパラとつまみ食い。中には「別にこれバランスボードいらんのちゃう?」という種目もある。まぁ、全身をまんべんなく鍛えるのに必要なんだろうなぁ。
 ヨガは基本的にストレッチ系というか。呼吸を意識しないといけないのがちょっと慣れなくてむずかしい。ゲーマー的には正しい姿勢よりも得点に直結する重心の保持に頭が行ってしまって、意図した形でできてるのかちと不安。
 筋トレは腕立て伏せ系がメッチャ辛い。単純に回数をこなすってんじゃなくて、筋肉に負荷がかかる状態で静止するものが多いので常に全身プルプル。そして重心フラフラ。ネズミ花火みたいに重心が動きまくってるんだけど、これ現役のスポーツマンとかだとビシッと重心定まってたりするのかな。
 有酸素運動はかなり体力を使う。フラフープとか全力で動きまくるのですげー疲れる。とりあえず当面の目標は「ながら踏み台昇降」を出すことなんだけど、どれだけプレイすればいいんだろか。
 バランスゲームはバランスボード使用のゲームの雛形集といった感じ。どれもこれも重心の移動には慣れが必要で、「動け!」と念じてもなかなか思ったようにはMiiが動いてくれないので最初はヤキモキするかも。でもプレイするとプレイしただけ上達するのが感じられて面白い。


 ヨガや筋トレは最初に説明が入るので、最初は比較的トレーニングが断続的になるのが気になる。まぁ、でもちゃんと説明を聞かないと、効果のないトレーニングになって本末転倒だしね。
 しかし、動き自体は結構地味なんだけど、なんか物凄く体が熱くなる。これがインドパワーなのか! 今日なんかちょうどWii発売1年で、去年は「コタツ出たくないなぁ」とか思いつつWiiスポをプレイしてた記憶があるんだけど、Wii Fitはホント体の心から暖まってくる感じ。これは不思議だなぁ。


 トレーニングに費やした時間は運動貯金という形で貯められていく。この運動時間がある程度溜まると新しいトレーニングが解禁される作りになっているので、ついつい色々とプレイしてしまう。ただこれ、全部のトレーニングが解禁された後はただの時間表示になっちゃうのかな。溜まった時間を使ってWiiチャンネルで新規BGMとか壁紙をダウンロードできるようにしたら面白いんじゃなかろうかとか思ったりもしたんだけど。

 あとバランスボード自体はリアルタイムで物凄く細かくデータを取ってるんだけど、これを従来のゲームにそのまま流用しようとすると、かなり閾値を緩めに設定しないと操作がシビアになるような気がした。発売済みのソフトではDDRがバランスボード対応ゲームなので、バランスボードでのDDRプレイがどんな感じになるのかは知りたいなぁ。
 重心のコントロールって思ったよりも難しいんだよね。特にヘディングゲームをやってて思ったのは、右に来たボールをヘディングするために上半身を右に傾けても、バランスを取ろうとして下半身は無意識的に左に重心を置いたりしちゃうので。バランスゲームは全般的に足の裏に意識を集中させて、つま先と踵でコントローラを弄るような感覚でプレイするとコツが掴めるような気もする。でもそれはWiiスポ野球の猫投げ剛速球みたいなもので、意図としては全身を使ってバランスを取るのが本分なんだろうなぁ。


 都合1時間ほどプレイして最後にもう一回体重を測定したら300g減ってた。まぁ、ジュース一本分は汗かいたってことかー。
 でも今日朝計ったら1kg戻ってた。なんか地味にハードル上がってるんですけど。