カードヒーローDS体験版をプレイする

 どうせ体験版をプレイしても、本編で同じことを繰り返すんだから、楽しみを取っとくためにも体験版は触れない…… そんな風に考えてた時期が自分もありました。
 まぁ、体験版に手を出せない一番の理由は「時間がないから」に尽きるんですが、それでも発売2日前という微妙なタイミングでカードヒーローの体験版をプレイしようと思ったのは、体験版をクリアするとカードが貰えるパスワードが手に入ると聞いたからです。まったくコレクション要素が魅力のTCGでカード配布とはやってくれますね!(吐血)
 結論から言えば、パスワードで手に入るカードは本編でも手に入る模様です。なお、DSの本体番号でパスワードが生成されてるらしいので、他の人のパスワードは使えないようです。そんなもったいぶるような内容でもない気がするんですけども。


 さておいてヨーカドーで体験版ダウンロード。実はDSステーションを使うのは今回が初めてです。場所が場所だけに子供の溜まり場になってて近づきがたいんですよ、あそこ。どうぶつの森の特殊家具とかポケモンとか欲しかったんだけどなぁ……
 しかし、最近ウチの最寄のヨーカドーは店内を改装しまして、これが上手い具合にカウンターから見えない位置にDSステーションが置かれたんですよ。これで店員のお姉さんの目を気にすることなくDSを取り出せる!
 しかも平日の終業後の時間帯は子供も少なくて絶好のダウンロードチャンス。正直な話、これは予想外にフリーな状況ですわ。ダウンロードコンテンツが魅力的でもあり、足枷でもあったDS文学全集とか買っちゃおうかなと思うぐらい。
 てなワケで悠々と体験版をダウンロードして帰宅。GB以来、何年かぶりになるカードヒーロープレイと相成ったワケでございます。


 で、実際に触ってみると、かなり垢抜けた印象がありますね。グラフィックもそうなんですが、音楽もかなりノリがよくて、くりきんっぽい感じかなと思ってたらもう少し大人向けと言うか。くりきんが小学校低学年向けだとしたらこっちは高学年向け、みたいなカラーの差がありますね。
 そして何より特筆モノなのは高速バトルの名に恥じない滑らかでスピーディな操作性。画面がシンプルに纏められていて、モンスターのアクションが物凄いスピーディ。上画面にチラッと視線を向けた隙にアクションが終わってたりしてて、とにかく一つ一つの動作がキビキビとしてて素晴らしくレスポンスが良いです。今回はフィールドが3D化ってことでエレメンタルモンスター的な不安感もあったんですが、全然快適性が違いますね。
 タッチペンを使ったインターフェースも簡潔に纏められていて、他のTCGがタッチを多用するのに比べてこちらはドラッグ重視と、操作の流れが比較的固定的なTCGによりマッチした操作形態を追求している感があって好感が持てます。


 内容もチュートリアルとしては基本を抑えた作り。簡潔ながら頭を捻る箇所がいくつかあって、ヒントに頼らずに正解を当てた時はちょっと嬉しかったりも。
 若干メッセージが遅くて多いのと、その都度タッチしなければならないのが気にかかりますが、製品版ではメッセージ速度の変更は当然できるでしょうから、その辺の不安はないかなと。
 最終的に基本的なモンスターカードと魔法カードの使い方をレクチャーして、残りは製品版のお楽しみ、という引きもなかなか魅力的な纏め方でしたし、これはやっぱり製品版を買わざるを得ないなと思わせるいい体験版でした。
 カードヒーローDS発売は12月20日木曜日です。初期出荷は5万本という話ですが、掛け率90%超とかアホみたいな状態になってるらしいので、お買い求めはお早めにどうぞ。




 そして、大分報告が遅くなりましたオプーナの件ですが。
 Wii Fitの関係で居間をウロウロする機会が多くなったんですが、この前オプーナを手にしている弟とバッタリ遭遇。ヒットヒットォォォォ! と内心で快哉を上げつつ「それ、面白いよ?」みたいな感じで話しかけてみたら「それよりスマブラ貸して」と返されました。


 それ。それ扱いですか…… いやー、なんつーか、やっぱりオプーナ様はこう、ね。もうちょっとユーザの関心を引くようなデザインにできなかったんだろうかって、もう、それだけですね! SFCガデュリンとかドラッケンだってもうちょい注目されてたよ!
 まぁ、ようやくパズルクエストが一段落したと言うか、数十時間プレイして熱狂度が落ち着いてきたので、自分としては再びオプーナに取り掛かりたいと思っています。
 が、前述の通り明後日にはカードヒーローが…… WiiもいまやWii Fit専用機と化しつつあり、内外に敵を抱えているオプーナ様の近況でした。