Wii Fitの今日この頃
なんだかんだで続いてるWii Fit。プレイ時間で言えば今年一番遊んでるゲームと言っても過言じゃなかったりして。でも、最近では厳しい寒さのおかげでなかなか布団から出られなくて、Wii Fitを始めるにも結構な努力が必要だったりするんですよ。暖房つけてないんで普通にゲーム遊んでても手がかじかむぐらいでねぇ。
で、夜11時くらいになると、ああ、今日中に始めないと記録が途切れちゃうなぁ、みたいな感じで、ようやく踏ん切りをつけて、よっこらせと起き出して、バランスボードを引っ張り出してくるワケです。早く暖かくならないかな。
プレイ自体もさすがに50日を超えるとマンネリ感も出てくるので、色々と工夫して刺激を加えたりしています。去年スカハンを遊んでた時、「これは筋肉鍛えられるぞ!」とネタで購入したパワーリスト&アンクルがあったので、それを巻いてWii Fitプレイ。両手と両足で計3kg加重。
で、そうすると各種メニューのプレイ感覚が全然違ってきて面白いんですよね。ハードモードで、さらにゲームウォッチのAゲーム、Bゲームみたいな違いがあるというか(例えが古いな)。
ジャックナイフで背筋ムッチャ使います。リズムボクシングで肘が抜けそう。片足ウォーキングがガクガクに。なんということでしょう、ヨガが筋トレになってしまいました。
さすがにアンクルつけてヨガをやるのは筋違いだろうってことでヨガの時は外すことにしましたが、筋トレや有酸素運動ではずっとつけっぱなしでプレイしてます。というかヨガwithアンクルはキツい状態で姿勢を保持しなきゃならないので、ヘタな筋トレよりも辛かったり。
あと、自分は苦しくなると手を抜きたがる性質なので、運動自体の精度を追求するよりも、最初から負荷をかけてヒィヒィ言いながらプレイする方がいいのかなと思うんですよね。ジョギングなんかはヘタにアンクルつけるよりも、キッチリと腿上げして腕を振る方が運動量は多いと思うんですが、段々にそれもダラけて来ちゃうもんで、最後まで力を振り絞るにはその方がいいのかなぁと思っています。
あと、マンネリ回避としては、歌いながらジョギングするとかね。うちのゲーム用テレビはすげーちっちゃいので、あんまり景色を見てても楽しめないんですよ。正月の叔父さん家のプレイはテレビがデカくて迫力があったんだけどなぁ。
まぁ、息切らしながらアクエリオンやらを熱唱してる姿は傍目にはアホそのものだと思うんですが、これも室内で運動できるWii Fitだからこそのプレイスタイルなんじゃないかなぁと自分を納得させたりもして。家族に変に思われてなければいいんだけど。
そう言えば最近、今まで小者と侮っていた『ランジ』が凄まじいボスの一角であることを知りました。その脅威は言うなれば変身前と変身後のザーボンさんくらいの差が。
後ろに足を引くときは思いっきり。引いた足は常に爪先立ち。両足を常に伸ばし切らない曲げ切らない。常時体重をかけ続ける。ってな辺りを意識してミッチリ20回やると、もう勘弁してくださいお願いしますと泣きを入れたくなるくらい太腿がキツくなってきます。
要するにこの運動は空気椅子と似たような原理で、ゆっくりと体重をかける箇所をずらしていくことで、満遍なく筋肉を鍛えていく類の筋トレだったんですね。つーか、毎日のようにやってるのに腕立て伏せとかと違って全然ラクにならないってのが極悪です。ホントキツいわぁ。
てな感じで、家族で遊べない自分は色々と試行錯誤しつつプレイ時間40時間を突破。遂に貯金箱が金色になりました。うーん、なんかちょっとやり遂げた感があるね。
とりあえず100円で1時間遊べれば元が取れるかなという計算で、80時間プレイできたらもうこれは文句ナシってことで。これからもダラダラと続けていきたいと思います。
が、相変わらず体重は発売当初から+1kg辺りを行ったり来たり。体は締まってる感があるんですが、節制を意識しないとなかなか体重は減りませんな。
http://wii.com/jp/articles/smashbros/crv/vol2/index.html
げ、社長が聞くスマブラ編は毎日更新なのか。全部まとめての感想は時間が足りないので抜粋。
岩田社長「簡単にいってしまうと、多彩であることがとても大事だと思っているんですね。」
続編しか作れなくて固定客をすり減らしつつあるメーカーは心して聞くよーに。
桜井さん「ですから、たとえば、『Wii Sports』や『Wii Fit』のとった方向というのは正しいと思うんです。もちろん、それが濃くないというわけではなく、従来にはない価値観を提案して、「多く、濃く」ということから離れたわけですから。」
ボリュームだけ水増しして開発費高騰させまくってるメーカーは心して聞くよーに。
今回はマーケットに対するスマブラのスタンス、みたいな感じで、業界人が意識しなければならないゲームのあり方が話題の中心だったように思いますね。この2人のマーケットの捉え方は非常に健全な思想で安心が持てます。
こうした思想は面白いゲームを作ることと全くのイコールではないんですが、10年後、20年後にもゲームという文化が世間から肯定的に受け止められるためにやはり必要な投資ではないのかなと自分は思います。