世界樹日記・その3(3F)

 そう言えば世界樹2のクリア時間は約35時間だと聞いた覚えがあるのですが、この4日間、毎日10時間はプレイしていながらもまだ終わりが見えてきません。これは一体どういうことか……!
 まぁ、よっぽど無駄なプレイングをしているんだろうなとは思うんですが、それにしてもこのボリューム感は感嘆するというか。どれだけ無謀なプレイングをしてもドッシリと受け止めてくれる感覚は凄く久しぶりですね。
 最近は、なんかゲームにのめり込む感覚がとみに薄くなって来てまして、「ああ、なんかもう年なのかなぁ」みたいなことをついぞ思ったりもしたんですが、世界樹は全然そんなことないですね。むしろ日常生活に支障を来たしそうで、これからが不安です。明日から仕事だしなぁ。


 以下ネタバレ。いちいち反転しなくても折りたためばいいということにようやく気づきました。


 さて、そんな訳で3Fに到達。まずオヤッと思うのがMAPに表示される灰色のアイコン。こ、これはひょっとして回復の泉か! これでやっと宿代払わなくて済むぞバンザーイっ!
 てなことで反射的に駆け出してみると、なにやら狼と遭遇。こ、これは小森さんの好きなアレではないですか!
 まさかいきなり戦闘に入ったりしないよなぁとガクブルするも、どうやら向こうに敵意はない様子。灰色アイコンに向かえ、的な素振りをして消えてしまいます。
 うーむ、あの狼は明らかにイイモノっぽいいので、ここは進言に従うのが良策でしょう。てなことで灰色アイコンに向かってみると、今度は聖騎士っぽい人の登場。こっちは加藤さんのお気に入りキャラですな。
 聖騎士っぽい人は名前をフロースガルと名乗ります。え、長音入ってたの!? フロスガルだと思ってた!
 このフロースガルさん、あんまり開発陣に名前を覚えられていない薄幸なキャラではありますが、初見の印象もやっぱりそんな感じ。台詞もどこか気が抜けていて頼りなさげ。
 街に帰ったら帰ったで、やったら「アイツはいいヤツだ」を連呼されてて笑っちゃったりもして。ですがこれは明らかに死亡フラグです。その一言が彼を追い詰めるんだと思い知るがいいさ!
 そんなワケで今後の活躍が期待されるフロースガルさんによると、この灰色アイコンは『磁軸の柱』とのこと。ああ、つまり樹海磁軸でしょ。知ってるよー。


 ……と余裕をかました10分後、糸を買い忘れた自分は泣く泣く徒歩で1Fまで帰ることになったんですけどね。何だよ、磁軸の癖に帰れないのかよ! インスタント磁軸だよ! できそこないだよ!


 で、今作は前作であった回復の泉が(多分)消えて、中継地点としての役割がこの磁軸の柱に置き換えられたようですね。磁軸の柱は街と直結している点が回復の泉より優れている反面、無料での回復が出来ないワケで、スカム行為(お金や経験値をローリスクで稼ぐ方法)について見直しが図られたように思われます。磁軸の柱を使うたびに糸代を確保しないと赤字が出ちゃうのはほぼ確定的ではありますし。
 そう言えば、採集ポイントに時折沸く強敵なんかもその一環なのかなぁと思ったり。全体的には前作の緩い箇所をギュッと締め付けた印象があります。が、戦闘バランス自体はそれほど厳しいという感じでもないですね。今のところは。


 さておいて、これでようやく上の階に向かう橋頭堡を得たワケで、ここからはスピードを上げて攻略を進めたいところ。
 で、進んでみると突如現れる警告のメッセージ。そして馬鹿でかい部屋。この2つの符号が示すものは1つ……っ!
 試しにまっすぐ歩いてみると、FOEが寄ってきます。それに構わずさらに歩いてみると途中で一歩止まりました。
 うわ、これ、絶対カマキリだよ! 前作経験者を恐怖のどん底に叩き落したあのカマキリがまた! 思わずニヤニヤしてしまいますね。
 でまぁ、今回は賢明な冒険者を志していたのでカマキリはスルー。奥の通路のカマキリもスルーしてただひたすら先に進んでいきます。


 で、そしたら再び聖騎士フロースガルが登場。なんか危ないから帰れと。これもまた前作を踏襲したパターンですな。で、執政院……じゃなかった、大公宮でミッションを受領して再び樹海に戻ります。


 が、じっくりとMAPを見ればわかるところが、なぜかショートカットを見つけられなかった自分。怪しいなとは思ってたんだよ! カニ歩きまでしたさ! でもなぜか見落としてたんだよね。磁軸あるからそういうものなのかなとか思って。
 結局ショートカットを開通させるのは、第2層を突破して鈴の実を取りにきてからの話になるんですが、それに気づくまで、自分は延々とカマキリ部屋を通って奥を目指してたのでした。アホすぎる。
 そう言えば、自分は2Fの隠し部屋なんかも教えて貰って初めて存在を知ったりもして。なんか基本的に先を急ぐばかり、壁を調べてみるという発想がなかったみたいです。MAPを見ると明らかに埋まってないとバランス悪いなーって点が各所にあるんですけどね。


 さて、大部屋に入ると、まず目に付くのはぐるぐる回っているFOE。これは置いといて、問題なのは右端に陣取っているFOEです。でまぁ、セオリー的には今貰った『引き寄せの鈴』を使ってFOEを誘き出して、その隙に奥に潜り込むと、こういう筋書きなんでしょう。
 ……が、とりあえず突っ込んでみました。全滅しかけました。危ねぇぇぇ! 全く賢明な冒険者はどこへやらです。
 いや、1体ならなんとかなるかなーと思ったんですが(でもこの時点で鹿に勝った試しなし)、MAPを見ると奥に真っ赤な球体が見えるんですよ。見えない敵に気をつけろとか、そう言えば、聞いたような気がする。
 あの聖騎士はなんか台詞にもイマイチ重大さを感じないのが悩ましいところですね。いや、ちゃんと耳を傾けろって話ではあるんですが。


 しかしまぁ、これで仕掛けも読めました。おそらくこれは、『引き寄せの鈴』で鹿を回避して調子に乗ったプレイヤーに、第2の鹿がトドメを刺すという二段構えの作戦……!
 鈴を使わないのは間違い。鈴を使うだけでも間違い。真の敵は己の慢心にあるということか!


 ということで、鹿を鈴で釣り出すと、用心深く奥に潜入。……って、あれ? FOEいなくね?
 ……どうやら2体目の鹿の登場は戦闘がトリガーになってる様子。
 なんか、普通に、ごく当たり前に、鈴を使って鹿を回避しましょうね、ってだけの話みたいだったみたいです。小森さん、疑ってホントすいません……!
 でも、世界樹やってると明らかに人が悪くなるから仕方ないんだぜ。ミニイベントで酷い目にばっかりあってるから、もう何があっても受け入れる気持ちでいるんだぜ。


 そんな感じでミッションを攻略。一度街に帰ってからは3度カマキリ部屋を経てようやく4Fに向かう……ハズが行き先を見失ってうろたえてみたり。
 ええ、大部屋の北にある扉に気づかなかったんですね。……勝手にMAP描くなよ!(逆ギレ)
 そんなこんなでようやく4Fです。




 相変わらずスキル振りはうろ覚えですが、まぁ、多分こんな感じだったかなと!

◆ベオ ソードマンLV10
剣マスタリーLV5 ハヤブサ駆けLV7
 ハヤブサ駆けLV10で消費が20超えそうなんだけど。だ、大丈夫なのか……!?


◆ナガヤ ブシドーLV10
上段の構えLV7 卸し焔LV5
 前提条件を満たしていよいよ念願の鬼炎斬の取得に乗り出しますよ!


◆ユーディット ドクトルマグスLV10
TPブーストLV1 巫術マスタリーLV8 キュアLV1 巫術:鬼力化LV2
 ボス戦も近づいてきそうなのでバフを伸ばしてみたり。


◆ミレッタ レンジャーLV10
AGIブーストLV3 先制ブーストLV5 ソニックステップLV3 スローステップLV1
 アザステまであと5レベル。根性!


◆ノワイト カースメーカーLV10
呪言マスタリーLV3 力祓いの呪言LV4 昏睡の呪言LV5
 力祓いの呪言のマスターを目指してますが、こちらも消費TPがガンガン上昇してたり。