世界樹日記・その4(4F)

 ネタバレ防止の前置き。そう言えば、今作では1Fの採取で取れる素材『綿の実』から、いきなりファイアオイルとか作れちゃうんだけど、余りにこれは早過ぎって言うか、バード可哀想過ぎないかと思ったりもして。
 属性付加にしても使うのは大抵がFOE戦やらの長期戦想定なので、使いどころが限られてるしね。アイテムで十分に賄えそうってのが、ぬーん。
 そう言えば、今作はスキル効果のアイテムがすっげー増えたので、使いどころを研究してみるのも面白そうではある。術符とか敵の耐性調べるのに使えそうじゃん。
 けど、この手のアイテムってスキルレベルに直すと効果が微小な辺り、ただの換金アイテムなオチもありそうで。結局使うの勿体無くて荷物袋の重石になってたりする……
 その点オイルはレベルとか関係ないので、やっぱ効果が大きいんだよなぁ。


 てな感じで以下ネタバレです。




 4F。『空を舞う影に脅え進んだ道』の文字を見た時点で、早くも興奮は最高潮に。これはアレ? アレなんですか?
 予感は当たって、なんか青いFOEと瓦礫の山が。ははーん、なるほどFOEは瓦礫だけは乗り越えられるって寸法か。


 というワケで、識別のために瓦礫を茶色のタイルパターンで塗り分けてみる。壁だとイマイチわかりづらいからね。
 これが奏効してFOEの行動パターンを読み切ることに成功。巡路さえ読んでしまえば、あとは巡回型のFOEと大差ないな、フハハハハ!
 ……と思ったものの、瓦礫とFOEのコンビネーションがかなりイヤらしい。こっちの通りたい場所を確実にブロックしてくるのでなかなか通り抜けられずにイライラ。そしてエンカウントモンスターと遭遇。HPとTPが削られていく。


 そう言えば、この階で出てくる『イビルアイ』を見たときはマジでビックリした。いや、世界樹ってアレな世界観だから、天使とか悪魔とかアンデッドとかありえないしさー。
 まぁ、これも自然物と考えられなくもないような気もしないではないけれど、デザインコンセプトからして前作では絶対に見られないタイプの敵だっただけに驚きが大きかった。
 で、しかも攻撃力超高い。一撃で前衛瀕死とかザコの癖にどうなんだと。
 でも、あからさまに抵抗とか高そうだよなぁと思いつつ『昏睡の呪言』を投げるとコロリといっちゃう脆さもあったりして。まぁ、なんとか対処はできました。


 てな感じでFOEと地形とイビルアイに苦慮しつつ進んでいると、やっぱりFOEにぶつかってしまう。TP余裕ないってのに、あーっ!
 しかも横から追突されたので強制的に向き変更。後ろは壁と逃げ場がない。
 今作のFOEの強化っぷりは鹿やら恐竜やらで実証済みなので、これはマジでヤバいかもしれんと戦慄。が、出てきたのはチロッとしたトカゲの魔物『獣王のシモベ』。うん、これは明らかに後の階層で使いまわされる前提のグラだよね……
 まぁ、4Fという階層を鑑みてみれば、これは前作で言うところのフォレストウルフ的な立ち位置なのかもしれない。ってことは一応勝機はあるのかも。
 そんなワケで全力勝負。ブシドーの『卸し焔』ァァァァ! ズドーン(敵が消滅した音)。え、勝っちゃった……!?


 うーむ、いくらなんでもここまで弱いとは思わなかった。鹿に比べて落差がありすぎる。とは言えTPに余力を持たせたいのでわざわざ戦う気にはなれない。経験値も貰えないしね。


 てな感じで全滅もなく、どうにかこの階を突破。……と思った直後に悲劇は訪れました。
 後で採掘レンジャーを送り込むべく5Fから降りてきたメインパーティ。『獣王のシモベ』の飛び交う広間から抜け出ようとしたところで、ふと気づく。徘徊してるFOEが避けられねぇ……!
 狭い通路を巡回するFOEは、こちらを視界に捉えるとすぐさま駆け寄ってくる。追尾を振り切るためには扉を潜るしかないんだけど、それから再びFOEを追いかけるにはタイムラグが生じる。これだと間が開きすぎてFOEを擦り抜けることができない。
 これはもしかして鈴がないと詰みなのか、と思いつつ、一縷の望みを託してFOEに特攻。相手は『駆け寄る襲撃者』。お、コイツならクエストで倒したことがあるし、行けるかも!
 ……と思ったものの、クエストの傷ついたFOEとは違って万全の状態のFOEは超タフ&超火力。あっという間に前衛が潰されて逃げる間もなく全滅まで持ってかれました。ぐっはぁ。




 余談ながら、パーティの装備、打撃職については武器+『力の指輪』*3という超アグレッシブな編成にしてました。
 これは、ゲーム発売前から開発の加藤さんが「今回はブーストが目に見えて効力を発揮する」と言っていたところから思いついた案で、だったらSTRを総計で15もプラスできる『力の指輪』装備はどれだけ効力があるんだろうと思って試してみた次第です。
 で、これが効果抜群。ブシドーなら敵を一刀で切り伏せることができて、ソードマン+レンジャーで残りを仕留められます。敵2体までならノーコストで倒せる爽快さは一度ハマると病み付きになります。普通の防具を装備できなくなるほどに。
 勿論、その分防御面が貧弱になるというデメリットは生じますが、正直な話、防御に気を使うのはFOE戦やらボス戦やらの話で、ザコ戦は攻撃力さえあればノーリスクで突破できるんですよね。
 そんなワケで各キャラの活躍度はブシ > ソド > レン > ドク > カスという感じでした。カスメはホント暇。

 第1層でなかなか経験値やお金が稼げないという方は、一回この『力の指輪』装備、試してみてはいかがでしょうか。1個200enと安い上に、以後の防具の買い替えに躍起にならずに済むので、凄くコストパフォーマンスがいいんですよね。自分はこの装備を愛用してるせいで、普通の防具構成に違和感を覚えるほどになりました。敵が一撃で倒せないとイライラするとかもう病気です。




◆ベオ ソードマンLV13
剣マスタリーLV5 ハヤブサ駆けLv10
 遂にハヤブサ駆けがLV10に到達。が、攻撃力が微妙かつ消費バカ高。これは失敗だったのかもと思い始める。


◆ナガヤ ブシドーLv13
上段の構えLV7 卸し焔LV5 鬼炎斬LV3
 念願の鬼炎斬を覚えたぞ! しかし、こっちもLVを上げるとガンガン消費が増える。
 ブシドーは元からTPが少ないのでこれはキツい。


◆ユーディット ドクトルマグスLV13
TPブーストLV1 巫術マスタリーLV8 キュアLV1 巫術:鬼力化LV4 巫術:転化LV1
 巫術:転化は戦闘中しか使えないのでどうかなーと思っていたけど、なかなかの使い勝手。戦術に柔軟性が増すのでかなり価値がある。


◆ミレッタ レンジャーLV13
AGIブーストLV3 先制ブーストLV5 ソニックステップLV3 スローステップLV4
 アザステまであと2つ。頑張れ!
 普段は『先制ブースト』を発動させつつ、矢を撃つだけの地味な子。


◆ノワイト カースメーカーLV13
呪言マスタリーLV3 力祓いの呪言LV7 昏睡の呪言LV5
 打撃職が戦闘を持ってっちゃうので日頃は静観の構え。
 つーか、そうなるとボス戦に特化した縛りやらを優先した方がいいのかなぁ。