世界樹日記・その7(7F)

 そう言えば、もうすぐソーマブリンガーの発売日なんですよな。やべぇ、1週間早すぎる……!
 さすがに1週間で蹴りがつくところまで世界樹がプレイできるとは思っていなかったので、まぁ、ソマブリは買っても一時積み状態にはなるだろうなぁとは思っていたんですが、今の世界樹の雰囲気からすると、引退からの再育成とか、見てないイベント埋めたりとか、旧パーティも使ってみたいとか、新しいパーティでの擬似2週目とか、書き物いろいろとか、考えるだけで終わりが見えてこないことに気づかされて愕然とします。LV99ヤバいよ。なんだかんだでゲーム続ける口実ができちゃうじゃない!
 そんなこんなで世界樹漬けの日々はこれからも続きそうです。毎日が日曜日ならいいのに! ……と思いつつ、自分の場合、適度な妄想は仕事時間に膨らむものなので規則正しく毎日を送るのが一番な様子です。なかなかままなりませんな。


 てな感じで以下ネタバレ。




 7F。うっひょぉぉぉ、来た来た来た来たダメージ床! なんか黒いのがモヤンモヤンしてますよーっ!
 前作ではこのダメージ床をマップにどう記入するかについて、プレイヤー全員が熱く持論をぶつけあったものでした。アイコンが足りなくなるプレイヤー…… オートマッピングを切るプレイヤー…… 壁線を使ってダメージ床を表現するプレイヤー…… 様々な兵が樹海と英知を競わせたものでした。
 ダメージ床に関しては、前作の広報の宇田さんが、ポッドキャストで「あ、オレ、ダメージ床はね、塗らないの!」みたいな感じで、超自慢気に自分の工夫を語ってたのが大変思い出深いです。ダメージ床について語る時、なぜかプレイヤーは皆表情が輝いています。


 さて、時を経て、今回の世界樹2では「床の色数を増やしてくれ!」というユーザの要望によって、3色の床色が用意されました。 深緑! 水色! 砂色! ……並べてみるとイマイチパッとしない色ばっかりですが、いいんです、別に極彩色にマップを塗りわけようってんじゃないんですから。
 まぁ、言ってみれば迷彩柄ですよね。それもちょっと違うか……?


 さておいて、そんなワケで今回、ダメージ床の描画は非常にラクと言えばラクなのです。ダメージ床だけ普通の床色とは違う色で塗り分ければいいのですから。


 てなことでダメージ床を水色で塗ってみました。ワーオ、超クール!


 ……いや、あのですね、今冷静に考えてみると、ここは砂色を使うのがスジだと思うんですが、なぜかその時の自分は迷わずに水色を選択してました。多分、「砂色は瓦礫に使ったから今度は水色にしてみるか」的な発想があったんだと思います。プレイも2日目に入って、かなり疲労が蓄積してたんだと思います。今は後悔しています。


 さて、そんな感じでわざわざダメージ床を踏みつつ(だって踏破マスじゃないとFOEが見えないじゃない!)(FOEはダメージ床踏みません)マップを埋めていったワケですが、ウロチョロしてるFOEがウッザァい……
 これがまた上手くできていて、ダメージ床の合間にゴルフでいうところのフェアウェイ的なクリーンな地帯がありまして、そこをFOEは我が物顔でのし歩いているワケですね。脆弱な人間は道を譲ってオレ様に傅け、PEっ! みたいな。
 なのでダメージ床は踏みたくないし、かと言ってFOEは回避しなきゃならないしで、一歩一歩になかなか頭を使います。その分、非常にマップは作り応えがありますし、できあがったときに嬉しさを感じるという意味で、非常にこの階はパフォーマンスに優れた階だなぁと自分は思っています。
 完成した地図を見てみるとわかるんですが、次の階に行くためにダメージ床を踏まずに行けるようにできてるんですね。おお、これは凄い。
 とは言え、そのためには、山頂に続く車道の如き、曲がりくねった道を延々と歩かなければならず、ダメージ床を踏んででも最短経路を取るか、それともFOEとザコ的に満ちた迂回路で安全に進むか、どちらが得策かをプレイヤーは考えなければなりません。その辺はパーティの構成やらプレイヤーの性格やらによって取るべき道が変わってくるんでしょうね。


 マップが完成したとき、そこから浮かび上がる開発者の意図が見えてくると、自分は非常に明晰な爽快感を覚えます。言ってみればピクロスのようなもので、問題を解くのとは別に、完成図にも図形としての特別な意味が備わっているんですね。
 完成したマップを見て「あー、そういうことだったんだ!」と嘆息するのは、自分にとって非常に楽しい瞬間でもあります。それだけについついマップの完成度に執着してしまうこの気持ち。世界樹プレイヤーなら誰もが経験した感覚だと思います。




 さて、この階で初登場するモンスター、『かみつき草』ですが、コイツは前作から引き続きの登場となるモンスターです。で、なぜかコイツは単独で登場してきたときだけ、確実に先制攻撃をかましてくるんです。お前、いつの間にそんな能力を身につけたんだ!?
 で、しかも前作ではこちらを盲目にしたり、足を縛ったりと、イヤらしい技を使いはしても、あまり直接攻撃には訴えてこないチキン野郎…… 失礼、もとい紳士な敵ではありました。
 それが今作ではダメージを伴う盲目攻撃『盲目のトゲ』で先制攻撃してくるのです。なんとイヤなヤツでしょうか。


 正直な話、100%先制攻撃なんてのは前作ではFOEの鳥にだけ許された特権であって、なんの変哲もないこんなザコキャラが無節操に繰り出していいものじゃないんですよ、まったく。
 なんだか前作登場モンスターの悉くが新たな特殊能力を備えていたりして自分大喜びです。それだけに『ジャイアントモア』の凋落は不可解ではありますね。ヤツは何か開発者を怒らせるようなことでもしたのか。
 で、ここまで書いて『かみつき草』と『人食い草』を間違えていたような気もしてきましたが、まぁ、あんまり深くは考えないようにしたいと思います。




 あ、そう言えばこの階には階段付近に伐採ポイントがありまして、非常にゴレンジャーを向かわせやすいいい立地になっていたりします。6Fにも採取ポイントがあるんだけど、向こうは『警戒歩行』とか必須だからなぁ

 そんなワケで伐採レンジャーを組織して向かわせてみると、現れるのはやはり『!!ああっと!!』。今度は恐竜『サウロポセイドン』です。デカッ!


 しかしこの恐竜、折角先制攻撃の機会を得たものの、『力溜め』なんか始めて全然攻撃してきません。レンジャーはどんなカス攻撃でも一撃で散る、言わばピクミンのような存在なので、この『力溜め』はまさに天佑。何をする気かは知りませんが、その隙にとっとと逃げるだけです。
 で、次のターンの開始時、一斉に逃走を選択したレンジャー達が走り出すその前に、恐竜の『疾風疾駆』が繰り出されます。一体どんなスキルなんだ? と思う間もなくレンジャーに400ダメージ。踏み潰されて紙ペラです。で、それで終わるどころかパーティ全員を踏み潰して回る『サウロポセイドン』。為す術もなく全滅です。えええええ!?


 というかさ、『ラフレシア』も全体攻撃使ったけどさ、ここまで酷くはなかったよ。まだ通常攻撃も交えてたしさ。
 でも『サウロポセイドン』の1ターン目は確実に『力溜め』ですよ。2ターン目は『疾風疾駆』ですよ。
 逃げる暇がない。かわす隙がない。まさに『!!ああっと!!』即ち全滅。第1層に比べて、凶悪度がさらに上昇しています。恐ろしい。


 ……でも本当に恐ろしいのはね、コイツ多分10Fで普通に出てくるんだろうなってことで。というか、途中で誰かがおもむろに呼び出したりする可能性もあるんだよね。
 なんというか、本隊ですら鎧袖一触で吹き飛ばされるんじゃなかろうかと思わされる強敵(しかし、ヤツは我々の中でも一番の小者……)と会い見えて、まったく樹海の底は計り知れんわぁとの思いを自分は強くするのでした。




◆ベオ ソードマンLV17
剣マスタリーLV5 斧マスタリーLV5 チェイスファイアLV1
 変更なし。ちょっと様子を見てみる。


◆ナガヤ ブシドーLV19
STRブーストLV2 上段の構えLV7 卸し焔LV5 鬼炎斬LV1
 2色目狙いでSP溜め。それまでに何か使いたいのあればそっちを取るってことで。


◆ユーディット ドクトルマグスLV20
TPブーストLV4 巫術マスタリーLV4 キュアLV1 巫術:鬼力化LV5 巫術:転化LV1 巫術:祓化LV1
 変更なし。どうするかなぁ。


◆ミレッタ レンジャーLV20
AGIブーストLV3 先制ブーストLV5 アザーズステップLV1 スローステップLV5 チェインダンスLV5 ソニックステップLV3
 チェインダンスを伸ばしてボス戦に備える。


◆ノワイト カースメーカーLV19
呪言マスタリーLV3 封の呪言:頭首LV10 昏睡の呪言LV5
 こちらも変更なし。