世界樹日記・その8(8F)

 そう言えば、ゲームプレイにおけるギルドメンバーの状況について、今まで触れてなかった気がするので、この場を借りてちょっと書き出してみたいと思います。
 我が家のギルドメンバーは8Fの段階では、メインパーティ(ソブドレカ)が5人、採取レンジャーが5人、採掘レンジャーが5人、伐採レンジャーが5人、スキル確認用ペット、リザレクション担当メディック、の総員22人体制で構成されています。金策のために駆り集められた連中だってのがアリアリで超所帯染みてますね。まぁ、貧乏下級貴族とその雇い人という設定なので、これはこれでいいんです。いいんですってば。
 レンジャー部隊については真っ先に作った採取レンジャーのみ、サルウデ、ワシバナ、サメハダ、ネコメ、ウマヅラと名前をつけたものの、残りの2部隊についてはアイウエオとカキクケコです。って、あれ、これ書いたような気がする……!?
 ……2Fの日記で書いてました。余りにも流れが速すぎて、自分で書いたか書かないかさえ既に覚束ないようです。なんかまた書いてたら、おじいちゃんのいつもの昔話に閉口するお孫さん、みたいな雰囲気で生暖かく見守って頂ければ幸いです。


 あ、ちなみにペットの名前はクヤ。狼です。下画面の50音表をボーっと眺めて適当につけた名前なので意味はございません。ちなみにググってみたら「小田急クヤ31形検測電車」なんてのが引っかかりました。すげぇマニアックだ。
 メディックの名前はリザです。わっかりやっすーい。考えてみれば、メディックの小娘を作るのはこれが初めてなような気も。リザなんて名前をつけるのは、リザードン♀以来です。
 彼女は『リザレクション』を使うだけ使ってポイされる悲しい頭脳労働者です。現代日本の医療事情を如実に反映していると言えなくも…… とかあんまり適当なことを言うと怒られそうなのでこの辺で。あ、でも今度『博識』も覚えさせてあげるからね。やったぁ!
 ……彼女の待遇が改善されないような気がするのはこの際置いておきます。


 そんなワケで、きちんとパーティメンバー全員に名前をつけてあげる人を見ると凄いなと思うんですよ。自分はイベント見るために登録したガンナーとダクハンの名前が『ガ』と『ダ』だったりするもんですから。
 ちなみにその2名は、リネームするのに1000enかかるとか言われたので、いなかったことになりました。「オイラの命は5enだホイ! 3食ついても10enだ! ア〜ア〜♪」という採集ソングを1FのBGMに併せて歌いながらプレイしていた身としましては、採集レンジャー200人の命に相当するお金を支払う気概など備えてなかったのです。


 とまぁ、そんな感じで。やっぱギルドについて語ろうとすると無意味に長くなりますね。ということで以下ネタバレへ。




 8F。ここに来て、と言うか前の階で、ギルド・バラックは公宮より新たなミッションを受領したのでしたー。『サラマンドラの羽毛』を入手せよというのがその内容。
 『サラマンドラ』、と言えば、まぁ、十中八九が炎を身に纏ったトカゲ、いわゆるヒトカゲってヤツですか。コナミシューティングゲームはこの際関係ないですね。
 ……あれ、って言うか、なんか前の階にそんなのいたぞ? ほら、FOEなのに、次の層で、っていうか、たったの2Fでグラを使い回された影の薄いトカゲが。誰とは言いませんけど。
 となると、その大将が『サラマンドラ』なんでしょうかね。火。トカゲ。8F。なるほど、こうなるとミッションの性格が見えてくるワケで、前作経験者は、ここでまた思い出し笑いにも似たフフフ笑みを浮かべることになるのでしょうな。新たな冒険者に幸いあれ!


 それにしてもトカゲの割に羽毛というのは些か奇妙な組み合わせです。TRPGなんかでは毛の生えたトカゲってのは、物凄い格の高いドラゴンがそうだったりするんですが(つまり普通のトカゲとは別の生物なんだよという言及)、ひょっとしてこの『サラマンドラ』もただの爬虫類ではないんでしょうかね。まぁ、そうなんでしょうけどね。




 さて、8Fに辿り着くとまず目に入るのが『磁軸の柱』。3F、5Fとお世話になったこの磁軸の柱もすっかりお馴染みの便利スポットとなりました。
 で、この磁軸の柱、一度に一箇所だけしかキープできない仕様のおかげで、前の階層を歩きたくなった時に使えないのが結構困るんですよね。
 特に採集関係は磁軸の柱を基点として配置されている箇所が多いので、磁軸の柱を起動したらついでに採集も済ませてしまうと、二度手間にならず効率的にプレイが進められるかと思います。


 と、小ネタを披露してから探索に移ります。メインディッシュの『サラマンドラ』は置いといて、ひとまずこの階のマップを埋めに走ります。
 で、ここで障害となるのが、行き止まりで待ち伏せかましてくるFOEです。このFOEがまた異常に執拗にこちらを追いかけてきて、扉でも潜らない限りはネチネチと追跡を続けてくるんですよ。もはやストーカーの域ですね。
 でまぁ、逃げるつもりが間違えてLボタン押しちゃってFOEに突っ込むとかありますしね。明らかにパワーファイターな『森林の破王』の『雷撃の斧』で、前衛が一撃で殺されるとか日常茶飯ですしね。
 もうホントFOEとのオフセット衝突対策で、パラディンが欲しくなってきますね。ぶつかり方が悪いと一瞬で詰むので。『全力逃走』を、ください……!




 さておいて、そんな嫌みったらしいFOEの追撃を避けながらなんとかマップも完成。あとは当初の目的である『サラマンドラ』から、体毛をブチブチと毟ってくるだけです。……あれ、そんなパワープレイでいいんだっけ?
 で、『サラマンドラ』の巣なんですが、これが妙に狭っくるしい作りなんですよな。前作の『ワイバーン』がどーんと豪邸を構えていたのと比べると、こちらは道路拡張工事で余った土地に建てたビルというか。おまけに同居人がウロウロしていて、まるで都会の激安アパートのような作りに見えてきます。
 アレですかね、『サラマンドラ』さんは、狭い部屋の方が落ち着く体質の方なんですかね。そんなんだと全く以って威厳の欠片も感じられないんですが。


 とまぁ、そんな感じで世界樹の住宅事情について思いを巡らしつつ、スニーキングを開始します。手前の眷属はまぁ、スルっと避けることができたのですが、問題は親分。あの巣穴の奥にアイテムがあるのは明白なんですが、その入口にでーんと構えて全く動こうとしないんですよね。
 これは近づいて引き寄せるパターンなのかなと、地図に書き込まれた水色のエリアに踏み込んでみても『サラマンドラ』さんはピクリとも動きません。隣接しないと動き出さないのかしらと更に一歩踏み出してみると、サッシャァァン(敵遭遇のSE)。あああああ、このタイミングで動くかぁぁぁぁ!
 初めて遭遇する『サラマンドラ』さん。なんかよくわからない灰色のトカゲです。確かに羽毛って言うか羽飾りみたいなのがあるなぁって感じですが、今はじっくりと観察するより逃げることが先決です。先制攻撃も食らわずに無事逃走。セェェェフ!
 どうやら『サラマンドラ』さんは『ワイバーン』とは違って泰然自若とした性格ではないようです。その辺が小者なんですよプッ、みたいな挑発をかます余裕もなく、『サラマンドラ』から逃げ回ると、グルリと回り込んで巣穴に潜り込みます。そして巣穴の奥底で羽毛を無事ゲット!
 出口は『サラマンドラ』に塞がれてしまうも、ここは『アリアドネの糸』で脱出を果たします。というか、糸なかったらひょっとして詰んでた?


 てなワケでミッションは無事達成。ミッション自体はまぁ、それほど達成感があるワケでもないんですが、纏まったお金が手に入るのは素直に嬉しいですね。
 そう言えば、ここで公女様に出会えるのかと思ったら全然でした。焦らすなぁ。




 さて、これで上の階を目指しての探索が行えるようになったんですが、ここでちょっと足元に視線を移してみることにしました。
 そう、第1層のボス、『キマイラ』がひょっとして復活してるんじゃないかと思った次第です。前作では第1層を突破後も、『フォレストウルフ』なんかを倒していた方が効率的に経験値を稼げていたものですが、今回は第2層でも十分に戦えるので、いちいち前の階層に戻る必要ってないんですよね。
 とは言え、自分は『キマイラ』から何もアイテムを貰えなかったので、ちょっとその辺、引っかかってる部分があったのです。強い武器が手に入るなら今後の役に立つしなぁ。
 てなワケで5Fに降りてみると、いましたいました黒FOE。お供の影はどこへやらで、すぐにタイマンを挑めるようです。
 で、100%の先制攻撃、かつ攻撃力だけは十分なこのパーティ。兄上の頭縛りさえ決まってしまえば、もう恐れるものもなく、あっさり4ターンで『キマイラ』の撃破に成功しました。


 で、そうしたら経験値のバーが凄まじい勢いで伸びるじゃないですか。いや、確かにボス戦の経験値は多いなーと思ってたけど、この段階でもこんなに貰えるのか。
 たった一戦で労せずにこれだけの経験値。あとついでにアイテム。これはウマいとLV1ペットだけを延々と宿に泊めては『キマイラ』狩りを繰り返し、経験値とお金を稼ぎまくります。
 前作のパターンで言えば、レアドロップはランダムなのですが、ひょっとしたら条件ドロップで2ターンか3ターンで倒せばレアドロップあるのかも、とか色々と試しながら『キマイラ』を倒してはみたのですがレアドロップには巡り会えず。まぁ、これについてはランダムかそうでないかの結論が出てからでも遅くはないか、と飽きたところで切り上げることに。




 さて、そうやって強化されたメンバーで、今度はFOE『三頭飛南瓜』を討伐しに向かいます。『フリーズオイル』をたんまり用意して、頭縛りさえ決まれば、まぁ、あとは何とか、という運ゲーチックなやり方ではありますが、全滅を何度か繰り返して『三頭飛南瓜』のドロップを埋めます。
 で、売り出されたアイテムはなんとTP+50の杖やTP+10の兜。真面目にTPの確保が重要な今作において、これらの装備の効果は絶大です。
 早速ドクトルとカスメの2人に装備を買ってやり、これで装備だけでTPを120ポイント都合できるようになりました。特にドクトルは『巫術:転化』を使うことで、ブシドーやカスメに逐次TPを分け与えることができるので、『鬼炎斬』や『昏睡の呪言』を存分に使うことができます。うーん、これは大きいな。
 てなことでFOEのドロップに味を占めた自分は第1層に舞い戻り、鹿や恐竜やカマキリを撃破。さすがに階層が浅いこともあって直接戦力に結びつく装備は得られませんでしたが、ぼちぼちの収益も得られたので満足です。カマキリは頑張ってフォースを溜めて1ターンで撃破してきました。
 あ、第2層のFOEはさすがに手が出せませんでした。いくらブシドーの攻撃が頼りになるって言っても一撃で死ぬんじゃなぁ。




◆ベオ ソードマンLV20
剣マスタリーLV5 斧マスタリーLV5 チェイスファイアLV1


◆ナガヤ ブシドーLV22
STRブーストLV2 上段の構えLV7 卸し焔LV5 鬼炎斬LV1


◆ユーディット ドクトルマグスLV22
TPブーストLV4 巫術マスタリーLV4 キュアLV1
巫術:鬼力化LV5 巫術:転化LV1 巫術:祓化LV1


◆ミレッタ レンジャーLV23
AGIブーストLV3 先制ブーストLV5 アザーズステップLV1
スローステップLV5 チェインダンスLV8 ソニックステップLV3


◆ノワイト カースメーカーLV22
呪言マスタリーLV3 封の呪言:頭首LV10 昏睡の呪言LV5


 レンジャーのチェインダンス以外は据え置き。なんだかんだで現状で間に合ってる感じ。