世界樹日記・その11(11F)
そう言えば、『博識』の前提条件ってメディックとカスメで違うんですよな。今回のメディックは『博識』が前提なしで取れるのがカスメを使ってる人間からすると非常に羨ましいです。カスメの『博識』は前提条件が無駄だしなぁ。『変化の呪言』を取るつもりがないと、そっち方面はなかなか伸ばしづらいのですよ。
『博識』は前作ではレアドロップ率が1.3倍でしたっけ。今回はレアがランダムドロップじゃなくて条件ドロップのものが多いので、『博識』がないと辛い、という場面には今のところ遭遇してないですね。でも『博識』があるとFOEから初戦でキッチリランダムドロップを取れたりするので、戦力の乏しい序盤には結構有効ですね。財政も潤いますし。
今回のメディックは『戦後治療』『TPリカバー』『博識』と、パッシブでリソースを稼ぐスキルが多いですね。結局『博識』持ちのアタッカーってメディックだけっぽいんですけど、今回は殴りメディってあんまり聞かないですね。使い勝手とかどうなんだろう。
ってな感じで以下ネタバレです。
私たちは、今まで多くのFOEに苦渋を舐めさせられてきました。
『狂乱の角鹿』に踏みつけられ、『三頭飛南瓜』に翻弄され、『森林の破王』に殴り飛ばされ…… そんなFOEの弛まぬ猛威に、私たちはただ這い蹲って命乞いをしながら、ESCAPEを選択し続けてきたのです。
そして、そんな悪逆非道のFOEの中でも極めつけとも言える最凶最悪のFOEと、この白銀の世界、第3層11Fで私は遭遇してしまったのです!
それこそが『飛来する黒影』! 非常識な行動範囲と、脅威の攻撃力を併せ持った、骨鳥のFOEです!
あれ、賛同の声が少ない……? えー、だってコイツ滅茶苦茶苦労しましたよ、自分! もうホントトラウマになるんじゃないかと思った。前作から通して一番全滅したFOEだと思うですよ。
まぁ、アレですね、ググってみればきっといろんな戦死報告が見つかるに決まって……
"飛来する黒影" に一致する日本語のページ 8 件中 1 - 8 件目 (0.20 秒)
こ、これはっ! なんという少なさ……! そんなにインパクトないのか、コイツは……っ!
……いやいや、きっとこれは第3層にたどり着いたプレイヤーがまだ少ないだけに決まっています。
だってあの『ダストエビル』なんか一撃で前衛潰してくし、まともに攻撃が通らなくてイライラするし、そもそも飛行型FOEの癖に視界が滅茶苦茶広いし、しかも今どっち向いてるんだかさっぱりわからないし、かと言って向きを知るためにはまずFOEが居座ってるマスまで突っ込む必要があるし、そのためには大体バリケード迂回しなきゃいけないし、そんなことやってるうちに見つかっちゃうし、ああもう、ヴァー!
とにかく『飛来する黒影』は超絶面倒なんですよ。頭縛りで何とか勝てるって言っても、ろくに成功しないから運ゲー極まりないし。
階段に繋がる広場のどこにでも潜伏してるし、一時は本気で絶望しました。この階のタイトルは『逃げる事叶わぬ凍て付く森』ってあるから、やっぱり逃げられないんだよなぁアハハハハ…… みたいな。よく考えればタイトルってただの煽りだから「ここは逃げなさいよ」ってことなんですけどね。
まぁ、ちょっと頭を冷やしたら、『眠りの鈴』を使って進めばいいのかってことに気づいたんで、それで難を逃れましたけど、それにしてもこれだけキツい思いをしたのは前作まで振り返っても初めてかもしれないです。『飛来する黒影』恐ろしい子……!
ええと、あ、そう言えば、11Fでしたね。第3層は雪と氷の冬の世界。一面真っ白です。
でも一番真っ先に考えるのが「うわぁ、マップ描きにくそう……」だったりする辺り、なんと言うか人として大事な情緒が欠けているような気もします。まぁ、ファミ通やらで見てたしね。
でも一見床と壁の見極めのつかない白一色の光景も、進んでしまえば案外慣れてしまうもので、この階が終わる頃には違和感なくマップを描けるようになってました。適応力ってステキですね!
さて、11Fと言えば、また新顔のモンスターが続々と登場してくるワケですが、火属性メインの我がパーティは属性的には結構有利に戦闘を展開できたので、階層序盤特有の苦しさみたいなものは余り感じられなかったです。
ただし、『モリヤンマ』、テメーは別だっ! なんでお前はいきなり単騎で飛び込んできて先制攻撃しかけていくんだアーン!? こちとら紙防御だからチクッと一刺しされるだけでもう瀕死なんだよぉーっ!
まったく前作では『大雷嵐の術式』で「カトンボが! 落ちろっ!」的に焼き焦がされてた記憶しかない『モリヤンマ』が、メチャクチャウザくて困り者です。ホント面倒なのは先制攻撃だけで、パーティを組んで来襲すれば途端にザコになりさがるのがまた口惜しく。
こいつ回避のためだけに『危険感知』を取ろうとさえ思いましたが、どうも『危険感知』が効かないらしいんですよね、最初っから。ちっ、命拾いしたな。
なんにしても自分は『先制ブースト』発動大好き人間なので、単純に『先制ブースト』が使える機会が減るだけで悲しい気分になるんですよ。逆に『先制ブースト』効いた時にはもうワクワクしますね。誰から倒そうかなー、みたいな。いいタイミングだから『巫術:転化』使っとくか、みたいな。
あと、お馴染みとなりましたこの階層の『!!ああっと!!』モンスターは『暴れ野牛』。お前は本当に丸っこくなったなぁ。前作とアングルが変わったせいか実にプリチーですよ。
でも、レンジャーに600ダメージとかかましてくれるとかもうね。アッハッハ。慣れたよ!
相変わらず15Fで出て来るんだろうけど、まぁ、『昏睡の呪言』は効きやすそうに見えたなぁ。
あ、『昏睡の呪言』と言えば、『スノーゴースト』を初めて見たとき、コイツ呪言に抵抗するんじゃ…… と思ったらあっさり決まりましたね。兄上さすが!
ただ、最近、兄上が眠らせた敵を杖で殴って叩き起こすドクトル妹がちょいとウザげです。おかげでパーティ内での妹の扱いは「空気の読めないダメ妹」になっています。杖じゃなくて剣を装備すればカスメより先に動けるんですが、いまだにカボチャ杖のTP+50はウマすぎて手放せません。
なので手が空いたときはもっぱら『巫術:転化』係に。ドクトルは相変わらずのTPタンクぶりです。
あとまぁ、この辺からレンジャーの攻撃力不足が露骨に感じられてきました。今までは『力の指輪』で打撃力を底上げして、後衛から素早く強力な弓を撃つポジションで頑張ってたんですが、STRの伸び具合がやはり厳しくてLVが上がれば上がるほどに前衛職との差が浮き彫りになってくるんですよね。まぁ、これは職業特性なので已むを得ないところではあるんですが。
まぁ、サポート専用と割り切ればやっぱり便利で、『アザースステップ』は発動の遅めなブシドーの全体攻撃を素早く繰り出すための効果的な手段だったりしますし、杖装備のドクトルの行動をサポートする意味でもやはり重要な役割を担っています。
とは言え、手の空いたターンに何かもうちょっとインパクトのある仕事ができないかなぁ、みたいな。手数として計算できるともうちょっとラクに進めるんですけどね。悩ましい。
てな感じで順風満帆だった前の階層とは違い、『飛来する黒影』やらを間断なく相手する必要があるこの階層では、戦術に新たな進化が求められる雰囲気が出てきました。はぁ、パラディンとか入れたいなぁ……
◆ベオ ソードマンLV30
STRブーストLV10 剣マスタリーLV5 斧マスタリーLV5
チェイスファイアLV2 チェイスフリーズLV2
STRブーストをマスター。これでもSTRはブシドーに負けてるんだよなぁ。
◆ナガヤ ブシドーLV31
STRブーストLV2 上段の構えLV7 居合いの構えLV7
卸し焔LV5 鬼炎斬LV1 抜刀氷雪LV5 細雪LV1
3色目に向けてSP溜め中。
◆ユーディット ドクトルマグスLV30
TPブーストLV4 巫術マスタリーLV10 キュアLV1
ヒーリングLV1 巫術:鬼力化LV5 巫術:転化LV2 巫術:祓化LV1
特に変化なし。ヒーリング伸ばそうかなぁ。
◆ミレッタ レンジャーLV32
AGIブーストLV3 弓マスタリーLV3 先制ブーストLV5
アザーズステップLV1 スローステップLV5 チェインダンスLV10
ソニックステップLV3
特に変化なし。サジ矢を目指すべきかなぁ。
◆ノワイト カースメーカーLV29
呪言マスタリーLV3 封の呪言:頭首LV10 封の呪言:上肢LV10
昏睡の呪言LV5
FOE戦で肝心の縛りが効かないのがなんとも。取り直すべきか?