ききマスターを触ってみました


 今日、同僚からDSのFF4を貸して貰いました。うわぁ、ありがとう!
 でも、今の自分のDSには『ききマスター』が眠っているんです……! なんでゲームって忙しい時に限って次から次へと押し寄せてくるんでしょうか。全く以って不思議です。


 で、昨日ちょこっと触れた任天堂ゲームセミナーの『ききマスター』ですが、全っ然マイク使ってませんでした! 操作はタッチペンオンリーです。
 どんな感じかのゲームかってのは、昨日触れたので、もっと具体的なゲーム性について触れると、応援団と逆転裁判の法廷パートを足して2で割ったような感じというか。応援団のリズムで逆裁的にツッコミを入れていくというか、タイミングよくフキダシをタッチすることで、悩める人のテンションを上げたり話題を引き出したりしていく形のゲームです。


 ……とか、そういう説明で果たしてわかるだろうか。まぁ、無料なので興味のある方はぜひ。
 でまぁ、30分ばかり触ってみたんですが、触感もよくて内容も笑えて楽しいです。テーマが人助けなので、その辺もあって応援団や逆裁に似通ってくるのかもしれません。あと、なんだろう、マンガ的な演出が鏤められているのもやっぱり共通点かな。わかりやすいキャラと大げさなリアクションみたいな。
 一つ残念な点はツッコミが軽すぎるってことかなぁ。もうちょっとビシッと強烈に突っ込みを入れてくれると面白かったんだけど、作中のツッコミはちょっとナヨってる印象がありました。ボケがいいのでツッコミが上手く決まると締まるのではないかなと。
 あと、地味にコンプが難しいというか。「成功」の条件がよくわからないです。「成功?」ばっかり。「大成功!」はいくらか見れたんですけど。お話もどうしても見れないのが幾つかあって、電源を切るのが惜しいんですが、ちょっとこればかりはね。
 世の中にはゲームセミナー作品専用DSを持っている人もいるそうですが(ずっと繋ぎっぱ)、その境地にまでは自分はまだまだ達することができないです。




 イメージエポックで検索してくる人が何気に多いので、なんでだろと思ったら『ルミナスアーク2』発売まであと1ヶ月ってとこなのね。もうそんな季節なのか。


 http://www.imageepoch.co.jp/blog/


 で、御影社長のブログ。今日開設の出来立てホヤホヤです。
 今回の話題はお金の話なんですが、個人的には興味深く読ませて頂きました。会社で上の立場にある人がこういう話を率直に語る例ってあんまないもんね。
 スクエニの和田社長とかは金融畑の出身なので、経済的な話も結構聞けるんですが、あれはもうちょっとマクロな話で、業界全体の展望とそれに付随する自社の話みたいな感じで、興味を持つユーザ側は、まぁ、大分限られてるような気もしたり。まぁ、その辺はディペロッパーとパブリッシャーの差ってのもあるんですが。


 内容的には、まぁ、そうなんだろうな、という。まず土台となる企画が大事、みたいな話ですね。
 『ルミナスアーク2』では結構キャラや声優なんかに力を入れてるように見えるんですが、その辺が「絞り込まれた大事なこと」なんでしょうかね。あ、いや、これは否定的な意味ではなくて、そういうコンセプトの絞り込みを図ったのは、前作の実績を鑑みてそう判断したってことだと思うので、非常に興味深く思えるのです。
 今のゲーム業界では、例えば「人気声優を登用!」みたいな売りも、「本格的RPG登場!」みたいな売りも、商業的な影響力としては限定的だとは思うので、商売上の観点でその貴賎を問うのはちょっとお門違いかなと思うんです。ゲームの質がどうこうというのとは全く別の問題ですね。
 で、今回の内容は、ゲームを魅力的に感じるユーザをどれだけ獲得できるのか、その為の手段としてどんな武器を選ぶのか、そういう話題について触れているので、『ルミナスアーク2』の結果も含めて今後が気になるワケです。
 自分的には前作越えは厳しいんじゃないかなと思うんですけど、どうなんでしょうね。前作はDSが広範に広まったにも関わらず、RPGSLGのタイトルが不足していた時流が販売に適していたのもあると思うんですよね。これは世界樹も同じことが言えるんですけど。
 最近はちょこちょことDSオリジナルタイトルの続編も出てきましたが、ユーザの中に定番作品だけを求める層が割合を増やしつつあるので、以前ほどニッチなタイトルがバカバカ売れる傾向はなくなってきているような気もします。まぁ、前作越えに至らなくても、予算に見合う結果が出ればそれで十分なんでしょうけどね。


 今週発表の新タイトル、というのも結構気になります。新納さんが入社してちょうど1年ですしね。まぁ、新納さんがイメージエポックに入る前から動いていたラインが2つだかあったような気がするので、お披露目は多分そっちなんでしょうけど。
 でもまぁ、多分新納さんも見ている作品だとは思うので、次の一手がどう来るのか個人的には楽しみですね。