ガンナー5人で放浪記・その11(17F〜19F)

 久しぶりに世界樹を触ったら、カニ歩きの存在をすっかり忘れてて、しばらく左親指だけで迷宮を徘徊してました。不意にLRボタンの存在に気がついて「うぉぉ!?」なんて声出しちゃったりして。
 結局UIの良し悪しは慣れでカバーできてしまう部分も多いのかなとか。そんなことを思いながら今日はプレイしてました。


 17Fへ。ここと18Fとは落とし穴で繋がっている立体的なフロアで、次の階に進むためには数多い落とし穴の中から正解のルートを探し出す必要があります。一つ間違えれば初めっからやり直しと、今作の中では比較的意地悪なフロアではあるかもしれませんね。
 まぁ、ファーストプレイではえっらい苦労をした覚えがありますが、さすがに2周目のプレイともなれば、迷うことなんてないっすよ! ……と歩き出す前は余裕綽々だったんですが、実際に歩いてみると、なんかどの落とし穴も怪しく思えて、うーん、と言った感じ。18Fの奥のほうにある落とし穴だってのは、まぁ、おぼろげに記憶しているんですが、それがどこにあったかまではあまり記憶していないと言う。
 前作のB19Fもそうだったんですが、この手の面倒なフロアは、ショートカットを開通させちゃうと順路を歩く機会がまずなくなってしまうので、再プレイの際には意外と詰まる場所だったりするんですよね。とは言え、それが逆に新鮮な気持ちでプレイできたのも確かで、ファーストプレイでも味わった試行錯誤感をもう一度味わえたのはコストパフォーマンス的にはよかったのかなとも思います。


 で、18F探索中。ふと気づくと紫の球体が近くにいます。あれ、カボチャが出てくるのって17Fだけじゃなかったっけ、と思いつつ奥のほうに宝箱を回収して振り返ると、すぐそこに紫のFOEがいてました。うぉあ、既に追跡モードに入ってる!
 冷静に戦力分析をしてみますと、物理と炎に関して高い抵抗力を持つこの『幻惑の飛南瓜』に対して、ガンナーパーティが対抗しうる手段は『サンダーショット』ただ一つです。しかもLV1。
 で、パーティ全員を3箇所縛りする『洗脳音頭』が1ターン目にすっ飛んでくる可能性を考えれば、相性は明らかに不利。腕を縛られた瞬間に終わりです。いやまぁ『キャンドルペイン』でも普通に終わると思うんですけども。
 とにかくコイツとは正直勝負になりません。属性攻撃が後手を踏むガンナーパーティにとってカボチャは天敵です。ということで、ここは已む無く『アリアドネの糸』で脱出を図ります。くそー、いいところまで来てたんだけどなー。
 ……とまぁ、そんな感じで『幻惑の飛南瓜』に足止めを食らい、なかなかマップを埋める事ができません。マップを埋められないと、試すべき落とし穴も絞れないので、この階はなかなかに試行錯誤を強いられる結果になりました。
 と言っても、道中は第3層に比べれば格段にラクなんですけどね。物理に強い敵が少ないですし、突攻撃が有効な相手も多いですし、足の速い敵もそれほどでもないと。
 ガンナーも成長してきたおかげで『精密射撃』を撃てる回数も相当増えましたしね。正直な話、第3層は今までの中で一番気楽に進める階層です。


 さてまぁ、『樹海の雷王』に間違って追突したり、ピボット中の『永劫の玄王』とぶつかったりと四苦八苦しながらもようやく次の階に続く階段を発見する事に成功しました。
 と言うか、『永劫の玄王』は超怖いですよ。普段なら相手がのろのろなんかやってる隙にササッと逃げられるんでしょうが、鈍足さでは亀をも凌ぐガンナーパーティは逃げるのも一苦労です。
 亀と竜モドキがグルグルと回ってる18Fの奥を抜けた頃にはかなり心が荒んでました。どれ位荒んでいたかって言うと「蝶なんか追わねぇよ!」ってイベントを無視してしまうぐらい。もう余裕の欠片もないですね。


 ……あ、世界樹の鍵とってないや。ど、どこに衛士いたっけ……!?




 さてまぁ、ショートカットも無事開通させ、次は19Fに向かいます。ここは浮石に飛び乗って奥へ奥へと進んでいくフロア。前の階のフロアも割と面倒ではありましたが、こっちのフロアも面倒さではなかなか負けてません。
 何よりこの階での難敵が、FOE『死を呼ぶ妖鳥』。まぁ、攻撃が一切通じない『幻惑の飛南瓜』に比べれば、まだ組みしやすい相手ではあるんですが、怖いのは倒してもすぐに復活する脅威の再生能力だったりします。
 なぜかコイツだけは、FOE復活7日間ルールを一切合財無視して、定刻になるとシュバッと蘇ったりするんですよね。なので、FOEを倒して退却、FOEを倒して退却……と消耗戦を仕掛けるのも無意味で、ワントライでのフロア突破が要求される難面なんです。
 しかも、進行ルート上にコイツがデーンとのさばってることも多いのが困り者でして。『飛来する黒影』みたいに死角を衝けばかわせると言う相手でもないですし、完全に回避するにはそれこそ出現パターンを読みきるくらいしかないんですよね。
 多分、コイツは時間帯で出現するかしないかのスイッチが切り替わると思うんですよね。まぁ、きちんと研究すればFOEとぶつからずに突破する方法もあると思うんですが、今回はそこまでやるのも面倒だったので、もう正面からぶち当たってみました。
 で、戦ってみた感じでは『跳弾』*3でいける、という結果に。当たり前ですが、相手の方が動きが早いので前衛が一人やられるのは確定なんですが、その隙に『跳弾』と『精密射撃』でキッチリと『死を呼ぶ妖鳥』を倒すことができるってのがわかりました。うーん、パワープレイ。
 ということで、対処法さえ分かれば、後は復活用のネクタルを握り締めて正面突破GOです。次々に襲い掛かる『死を呼ぶ妖鳥』を次々に撃ち殺していきます。ヘイヘーイ、『石化の輝き』なんか使わせねぇぜ!
 ……とかやってたら道中で軽くTPが尽きました。『跳弾』は消費がデカすぎる!


 うーん、そもそも今までFOEとの戦闘は極力避けていたので気づかなかったんですが、ガンナーはTPも低いんですわね。そう言えばTPブーストが有効とかWikiに書いてあったわ!
 とは言え、TPブーストを取得するのは今後の選択肢を狭めるように思えたので、ここは『アムリタ』を鬼買いして乗り切ったのでした。跳弾1発840enとか高い買い物だぜ!


 でまぁ、突破してみて気づいたんですが、別に無理矢理FOEを倒そうとしなくても、『眠りの鈴』を使えばよかった、んです、よね…… なんかこれ、ファーストプレイの時も同じ失敗というか、強行を図ったような記憶があります。
 パワープレイが通用するとわかると途端に頭を使わなくなると言う。なんだか成長してないなぁ、自分。




◆ビアッソ ガンナーLV39
STRブーストLV10 銃マスタリーLV5 精密射撃LV5
サンダーショットLV1


◆ツィレ ガンナーLV39
STRブーストLV10 銃マスタリーLV5 精密射撃LV5
サンダーショットLV1


◆ツォロ ガンナーLV42
STRブーストLV10 AGIブーストLv1 銃マスタリーLV10 アームスナイプLV5
精密射撃LV5 サンダーショットLV1 跳弾LV5


◆アルーシュカ ガンナーLV45
STRブーストLV10 AGIブーストLv1 銃マスタリーLV10 アームスナイプLV5
精密射撃LV5 サンダーショットLV1 跳弾LV5


◆マリエラ ガンナーLV41
STRブーストLV10 AGIブーストLv1 銃マスタリーLV10 アームスナイプLV5
精密射撃LV5 サンダーショットLV1 跳弾LV5