ポケモン対戦しましたよ・続き

 昨日書いた世界樹モンスターパーティの一戦ですが、終盤の攻防がちょっと間違ってました。トゲキッスが「波動弾」を撃っていたって書いたんですが、ログを見直した感じ、確かこっちが正しかったような気がします。


 トゲキッス「あくび」 → ラフレシア「剣の舞」*2での「ドレインパンチ
 トゲキッス「羽休め」 → ラフレシアドレインパンチ


 なので、もしトゲキッスが「羽休め」を使ってなかったら、「あくび」が発動して負けてたんですよね。その際に「ドレインパンチ」で削れたかどうかは…… 乱数次第ですかね。
 ともあれ、結果として「こっちを選んでたら結果は違ったなぁ」というのが如実にわかる試合ってのは、後で見返してみると面白いものです。特にこの手の変なパーティは、交換やらを駆使すると強敵相手にも五分に戦えるので、相手の手筋を読む楽しさがありましたね。



 さてまぁ、そんなワケで2つ目のパーティ。世界樹FOEパーティでの一戦についてちょっと触れていこうと思います。おさらいすると構成は「オドシシ」「ストライク」「カメックス」です。
 対戦相手はモンスターパーティの時と同じ空丸さん。空丸さん曰く電気に弱いパーティということで。確か構成が「ムクホーク」「トドゼルガ」「ルンパッパ」だったと思います。


 1ターン目。こちらはオドシシが先発、空丸さんはムクホーク先発です。ムクホークオドシシの両方が「威嚇」を持っているので、まずはガンを飛ばしあう変な光景が。
 ムクホークとは相性が微妙な感じですが、こちらのオドシシは「10万ボルト」が主力だったりするので、攻撃面は十分でしょう。防御も威嚇が効いてるのでまずまずいけるハズです。
 ってことで、初手は「電磁波」を選択します。が、素早いムクホークの「インファイト」を先に食らい、体力の半分以上を奪われます。うわー、ムクホークって格闘も持ってるのか! 威嚇がなければ即死だった。
 それでもなんとか「電磁波」を撒いて、ムクホークの素早さを奪います。これで落ちても後続に繋げられるかなと。
 2ターン目。こちらは「眠る」+「カゴの実」コンボで回復。その間にムクホークが麻痺るのを期待したんですが、期待は外れ。今度は「ブレイブバード」を食らい、HPを結構削られます。
 3ターン目。「インファイト」と「ブレイブバード」で、ボロボロになっているムクホークに対して満を持しての「10万ボルト」。特殊防御が下がってることもあってか、一撃でムクホークを撃破します。これはちょっとビックリでした。


 4ターン目。次鋒に出てきたのはトドゼルガ。タフな難敵の出現に、うへぇと溜息が漏れます。
 こちらは「電磁波」を撒いてトドゼルガの足を止めます。トドゼルガの攻撃は、麻痺が効いたか耐えたか、ちょっとよく覚えてないんですが、とりあえずこのターンは凌ぎます。
 で、5ターン目に「10万ボルト」でトドゼルガを削ります。そしてトドゼルガは返しの「波乗り」でオドシシを撃破。うーん、「10万ボルト」を連発した方がよかったのかも、とこの時は思ったりもして。でもまぁ、オドシシは健闘しました。


 6ターン目。こちらの次鋒はカメックス。ストライクを出すべきか悩んだんですが、ストライクは出ても氷で落とされる危険性が高かったので、泥試合を承知でカメックスを送り出すことにしました。
 ってことで7ターン目。こちらのカメックスは「滝登り」「アクアジェット」「雪雪崩」「地震」が装備。うわー、「瓦割り」を覚えさせとくべきだったー!
 まぁ、仕方がないので、この中で一番効きそうな「地震」で攻撃してみます。ダメージは約4分の1。すんげー微妙です。
 とは言え、決め手に欠けるのは向こうも同様で、「霰」を撒いてこのターンは終わり。こちらは「食べ残し」でダメージを回復しますが、見通しはあまり晴れやかではないです。
 トドゼルガは「絶対零度」持ちではなさそうなので、まぁ、やれるかな、と言う雰囲気。カメックスで上手く繋げばストライクで勝てるかも、みたいな。
 まぁ、この段階では向こうの3体目がまだ無傷で残っているんですけどね。実際の試合ではポケモン伏せてプレイしてたんですよ。


 さてまぁ、8ターン目。こちらは続いて「地震」で攻撃です。が、トドゼルガはここで「眠る」。うわー、これは来るかな来るかな、と思ってたらやっぱり「カゴの実」が発動。麻痺も治って試合は振り出しに戻ります。
 うーん、トドゼルガに「眠る」を連発されると、こちらの火力ではどうにも削りきれそうにない気配です。こちらは「霰」+αのダメージを打ち消せるほど回復力はありませんし、何より「地震」が切れてしまえば他に有効な手がないんですよね。
 そんな感じでヤバさを覚えつつも9ターン目。急所に当たれ! と願いながらの「地震」はやっぱり普通のダメージで、トドゼルガからは返しの「吹雪」を貰います。
 「吹雪」自体は相性で軽減できるので、さほどの威力はないのですが、追加効果の凍りつきが非常に厄介です。やはり長期戦はこちらに不利な雰囲気ですね。
 でまぁ、ここから「地震」と「吹雪」の応酬が始まります。劣勢を挽回する方策も見当たらず、後続に控えているのが氷に弱いストライクだということを考えると、なんか詰んだっぽい雰囲気が立ち込めてきました。


 でもまぁ、とりあえず頑張ってみます。しかし、「地震」で攻撃しても、「吹雪」で反撃を食らえば、ジリジリと形勢は不利に傾いていきます。
 なんとかトドゼルガのHPを半分以上減らしたのですが、最後の一撃は決めづらく。あー、これだけ削っても次は「眠る」が来るんだろうなーと予想がつくので、コマンド選択もやや意気消沈気味です。
 ところが、ここでふとアイディアが閃きました。向こうが眠るタイミングに合わせてストライクに交代。「剣の舞」を使って「ツバメ返し」を決めれば勝てるんじゃないだろうか。
 で、脳内でシミュレーションを立ててみるとこんな感じに。


 ストライク登場 → トドゼルガ「眠る」 → ストライク霰ダメージ
 ストライク「剣の舞」→ トドゼルガは寝てる → 霰終わり?
 ストライク「剣の舞」→ トドゼルガは寝てる
 ストライク「ツバメ返し」でトドゼルガを攻撃。撃破できるか?


 さすがにタフネスに長けるトドゼルガでも「剣の舞」2発の「ツバメ返し」を耐え切れるとは思えません。「ツバメ返し」の攻撃力60(*テクニシャンで90)(*タイプ一致で135)で4倍ダメージなら、飛行ドラゴンにタイプ一致冷凍ビームをかますのと同じぐらいは入るはずですしね。多分いけるハズです。
 しかし、問題なのは、トドゼルガが確実にここで「眠る」を選ぶかどうかわからない点にあります。もしここで「地震」を耐えられると空丸さんが読んで、トドゼルガが「吹雪」を選択したりすると、さて、どうなるか。


 ストライク登場 → トドゼルガ「吹雪」 → ストライク「気合の襷」で耐える → でも霰ダメージで死亡


 うわぁ、一瞬で終わる。霰が超厄介です。
 なので、もしストライクを出すとしたら、それは霰が終わるタイミングを狙うか、確実に行動が読めるタイミングを狙うしかありません。あと、トドゼルガは既に「カゴの実」を見せているので、霰は5ターンで解除されるはずです。石はないってことです。
 ってことで、非常に読み合いの難しいところだったんですが、このターンは安全策をとってカメックスで「地震」を選択。するとトドゼルガは「眠る」を使いました。うわぁ、眠っちゃったかー!


 いや、ですが、このタイミングです! このタイミングは霞がちょうど終わるタイミングのハズです。自分がターン数を数え間違えてさえいなければ!
 ……実はこのターン数が非常に怪しかったんですが、トドゼルガにしか使ってないカメックスの「地震」が5回減ってたので、ここで霰が消滅すると自分は読みました。ということでストライクに交代。霰は……なし!
 となれば後は舞って斬りつけるだけ。「剣の舞」を2回使ったところで起き上がったトドゼルガの「吹雪」は、霰が消滅したことで命中率にやや難はありましたが、これがストライクに見事ヒット。HPをガリガリと削りますが、最後の1点を「気合の襷」で耐え切ります。
 そしてこちらの「ツバメ返し」。果たしてタフなトドゼルガを一撃で仕留められるか…… とジリジリと減っていくHPバーを注目していたのですが、これが見事にトドゼルガを撃破。長らく戦場を漂い続けた浮沈艦を遂に撃沈させることに成功したのです。


 結果的には、この流れが勝負の分かれ目になりました。続く空丸さんの最後のポケモンはルンパッパで、彼はストライクの攻撃を防ぐ手段を持ち合わせていなかったのです。
 と、いうことで、一時は詰んだと思われた状況から、ワンチャンスを掴んでの大逆転。運も多分に味方しましたが、非常に内容の濃い試合でした。FOE! FOE




 最後の世界樹NPCパーティは、ゆの字さんの借りてきたパーティと対戦。こちらの構成は「ユキノオー」「ユキメノコ」「グレイシア」、ゆの字さんの方は「サメハダー」「サンダース」「ブラッキー」です。
 最初に先鋒として出てきたのは、ユキノオーサメハダー。まずは特性「雪降らし」が発動します。
 ゆの字さん、ユキノオーを見て「ヒゲ!」と。とりあえずこちらの意図は伝わったようでヒャッホゥです。まぁ、このパーティはゆの字さんに見せるために作ったようなものだしね。


 1ターン目は、サメハダーの「噛み砕く」(だったかな?)と、ユキノオーの「ウッドハンマー」で殴り合い。両者ともに打撃力に傾斜しているポケモンなので、かなり強烈な殴り合いです。
 しかもユキノオーは「ウッドハンマー」の反動を受けたり、サメハダーの「鮫肌」を食らったりと、思った以上にHPを削られて瀕死です。お返しで霰ダメージを当てたりもして向こうも状況は同様ですが。
 こうなると先手を奪えるサメハダーが有利…… なんですが、2ターン目は、ユキノオーが「氷の礫」で先制。サメハダーを落とします。
 サメハダーも「アクアジェット」を持ってたみたいなんですが、「礫来ると思わなかった」とか言ってたような……? あれ、なんか「アクアジェット」を耐えた記憶もあるんですが、それはエンペルトカメックスの試合だっけ? ちょっとこの辺、記憶が曖昧です。


 ゆの字さんの2番手は、サンダース。う、ちょっとタイミングがよくないなぁ。
 一応ユキノオーも「地震」を持っているんですが、サンダースの攻撃を凌げるとも思えず。しょうがなく最後っ屁の「氷の礫」を撃ってから、「シャドーボール」で散ります。
 さてまぁ、そうなるとサンダースに対して持ち出すべきはユキメノコかグレイシアか。正直な話、どちらを出しても相性的にはさほど違いがない…… ってのは構成的にはよろしくないんですが、まぁ、いつものパターンからユキメノコを出すことにしました。
 が、これが大失敗。サンダースの先制「シャドーボール」でユキメノコが大ダメージを被ります。うわぁぁぁぁ、さっき「シャドーボール」見てたじゃないかぁぁぁぁ!
 ユキメノコは「気合の襷」を持っていたので致命傷は避けましたが、なんとも勿体無い使い方をしたものです。この辺、プレイングに甘さがありましたね。


 ちなみにこの時、「ツスクルはムウマでしょ!」とゆの字さんから指摘。うわぁ、そうだったのか! ツスクル=ユキメノコって面白くね? と個人的には思ってたので、予想外のツッコミに焦りました。さらに「するとレンはアレか!」とツッコミが。しまった、構成がバレてる!
 それはそれとして「レンはあんなに可愛くないよ!」という指摘に至っては、もはや自分の短絡ぶりを謝りたい気分です。なんかこう、もっとアレですね。この手のネタを楽しんでもらうためには、外見とか特徴とか一見してわかるそれらしさじゃなくて、もっと深い芯の部分を抽出して汲み上げる必要があるんだなと強く感じました。
 ちなみにそれがよくわかるのが、空丸さんの「レンはザングースとか?」の一言。ああ、なるほど、そういうことか!
 後でダブルバトルとかやった時に、オレルスはなんだろう、って話になった時、ゆの字さんの「オレルスはポワルン」という一言には衝撃を受けました。眼鏡かけてるよ……!
 その後の「ポワルンは巨乳」と言う話も愕然としましたが。確かになんか丸いのがある……!


 さてまぁ、話が些か脱線しましたが、ユキメノコは返しの「吹雪」でサンダースを撃破。やはり命中率100%の「吹雪」は強いです。そして、ゆの字さんの最後のポケモンブラッキー。タイプ的には油断のできない相手ですね。
 とは言え、こちらは最後にグレイシアを残しつつ、天候による補助を受けながら戦えるので依然として有利な状況ではあります。上手く次に繋げられればそれでユキメノコは役割を果たせたと言えるでしょう。
 なので威嚇射撃的に「道連れ」を選択してみたところ、意外にもブラッキーの「しっぺ返し」を受けて一緒に落ちてしまいました。おお、さすが呪い師!
 「吹雪」一発ではどうにも辛い相手だったと思います。ユキメノコは火力的には秀でてないので。なので出会い頭で衝突した感じではありますが、これはちょっとラッキーだったなと。ここで「鈍い」とかから入ると、かなりドロドロとした読み合いになってしまっていたような気がします。




 てな感じで、ざっと当日の様子について触れてみました。いやぁ、楽しかったです。どれだけ楽しかったかと言うと、これを書いてたら日が昇ってたってくらい。対戦自体は1:30位で終わったので、そこから延々と書き殴ってたんですね。なんか覚えているうちに書き留めなくちゃ、的な強迫観念があって。
 おかげで日曜日は起きてるんだか寝てるんだか、よくわからないような半死人のような体でグターッとしてました。そんなだったので、今日も正直体調不良です。
 Wi-Fiを繋ぐのに延々手間取って30分潰したり、途中でチャットがエラーを起こして連絡が途絶したり、ハプニングも色々とありましたが、非常に楽しい催しでした。
 この対戦のおかげで自分も暫くぶりにポケモンにのめり込んで、ダイヤのプレイ時間もこの2週間で30時間増えましたしね。というか、これ、ダイヤだけの話なので、付随するエメラルドとかファイアレッドとかポケモン牧場とかまで考えると、結構頭が痛くなる数字になる気がします。
 また機会を設けられたらいいね、的な話もありましたし、秋にはポケモンプラチナという格好の燃料もありますし、暫くはチビチビとポケモンを触ることになりそうです。今回やった感じでは、ネタパーティでも戦術次第では十分に戦えるってことがわかったので、次回は「こんなポケモンが!」と声に出てしまうような意外性をさらに追求していきたいと思いますね。