ガンナー5人で放浪記・その12(20F)

 大分間が開いてしまったのでおさらい。取りあえずコンセプトとしては、ガンナー5人で行けるところまで行こうという試みです。
 パーティの構成は、前衛の2人が防具をしっかりと装備させたごくごくノーマルなガンナー。後衛の3人は、防具無視で『力の指輪』*2と『疾風のお守り』を装備した遊撃ガンナーです。
 攻撃手段は専ら『精密射撃』。後衛の3人がメインの火力で、前衛の2人は壁ないしは補助火力の扱い。その辺りは敵の構成によって動き方を変えます。
 ガンナーパーティは、火力こそあるものの、基本的にスピードに乏しく、耐久性もさっぱりです。そのために姿勢としては「やられる前にやれ!」をモットーに日々を懸命に生き抜いております。
 ちなみにガンナーパーティにとっての嫌な敵は以下の通り。


 ・『精密射撃』で倒せない敵
 ・『精密射撃』より早く動く敵
 ・100%先制攻撃をかましてくる敵
 ・物理耐性が高い敵
 ・通常攻撃しかしてこない敵
 ・全体攻撃を使う敵
 ・後衛を殴ってくる敵


 なんか多いな! まぁ、これらの敵は基本的にはどんなパーティでも願い下げな相手ではあるんですが、ガンナーパーティにとって恐ろしいのは、下手を打つと対処すらできずに一方的に殴り殺される可能性があるところです。簡単なところで言えば、先制攻撃を食らったら全滅の覚悟が必要です。
 そんなタイトロープなガンナーパーティ。反面、戦闘はほぼ1ターンで蹴りがつくので、死と隣り合わせの灰と青春を送るにはピッタリな構成だったりします。さぁ、スピーディに戦闘を楽しみたいあなたは、レッツガンナー!


 ……というワケで、20F。桜散る第4層もいよいよ大詰めです。……大分間が開いたので、あんまり大詰め感が沸かなかったりもするんですがそれはそれ。思い返してみればこの階層はガンナー大活躍の楽しい階層ではありました。ってことで、最後も楽しく進めていきたいところですね。
 さてまぁ、翼の民の族長クァナーンとのイベントをこなしつつ奥へと向かいます。この辺は単純に旅程が長いというだけで、特筆詰まるような部分はありませんね。初回のプレイでは隠し通路の捜索でやや戸惑った感がありますが、二度目ともなれば楽勝です。最短距離でスイスイと進んでいけます。


 途中に出て来るモンスターは、「エトリアの悪夢」こと『危険な花びら』、『超毒牙』が怖い『毒牙のイモムシ』、先制でテラーをかましてくる『レイブン』と言った感じです。
 この中では『精密射撃』に先んじてテラー効果のある『恐怖の眼光』を撃ってくる『レイブン』が地味ながら、イヤらしい相手です。まぁ、テラー自体は行動腑能率も弱くて致命的なバステではないんですけど、これで計算が狂うとちょっと困った事になります。『危険な花びら』を狙ってたガンナーがテラーで行動不能 → 『眠りの花びら』で全滅、とか怖いですね。
 要注意モンスターの『危険の花びら』自体は、HPがさほど高くないこともあって恐ろしい相手ではないです。基本的に行動も遅いですしね。『毒牙のイモムシ』は、『精密射撃』で落とすには2発必要なのがイヤらしい相手ではあるんですが、こちらも行動は遅いので、後衛+前衛の連携で確実に倒すことができます。
 そんなワケで、やや不安定ではあるにしても、どうにか無傷で進めるかな、と言った感じ。もちろん、これで先制攻撃を食らえば地獄絵図は必定だったのですが、珍しく先制攻撃を食らうことなくボス部屋まで辿り着くことができました。いや、これは軽い奇跡。


 でまぁ、ショートカットを開通させたところで、さて『ハルピュイア』はどんなものかなと、試しに戦ってみることにしました。『ハルピュイア』は突属性が弱点なので、それこそ『跳弾』祭りでラクに勝てるんじゃないかなー的な期待がありました。
 でまぁ、実際に戦ってみると、その予感は当たってて、『金切り声』で後衛2人を含む3人が混乱させられながらも『ハルピュイア』のHPを8割まで削るところまで持ち込むことに成功。ガンナー1人が『跳弾』撃ちまくりでこれなら、開幕の『金切り声』さえ凌げれば、あとは楽勝っぽい雰囲気です。
 と、言うことで、『テリアカβ』を購入しての第2戦。初手はローテーションを組むようにして『テリアカβ』を使用。これで『金切り声』の被害をできる限り軽減する目論見です。
 『テリアカβオール』やら『ドラッグパレット』やらを使わないのは、まぁ、勿体無いからということで。『ドラッグパレット』とか、ここで使わなきゃどこで使うんだ的な雰囲気もありますが、まぁ、そこはそれ。
 ということで、戦闘が始まると、『金切り声』で3人が混乱。2人を治療して1人は自害という素晴らしい流れが生まれます。混乱したキャラはヘタに敵を攻撃するより、さっさと自滅してくれた方がラクという辺り、ガンナーの扱いにくさの程が窺えますね。
 てなことで2ターン目からは防御無視のドツキ合いが始まるのですが、『ハルピュイア』はテラー効果かつ2回攻撃の『絶望の大爪』を多用します。
 とは言えこちらは防御薄弱なガンナーパーティ。テラーが付着するどころか1発目の攻撃で十分に死ねるので、オーバーキルに過ぎるこのスキルではパーティの火力を削ぎ切るには至りません。
 むしろ誰か1人が確殺されるとしても、その隙に『ネクタル』で誰か1人を復活させればいいだけなので、むしろこの攻撃は願ったり叶ったり。殴られては復活させてを繰り返しつつ、『跳弾』と『精密射撃』で『ハルピュイア』のHPを削っていきます。
 『ハルピュイア』は、複数攻撃の『捕食の宴』や、全体攻撃の『ストームフェザー』なんてスキルも持っているんですけど、この時の戦いではそれらのスキルを使う素振りは全然ありませんでしたね。自分は久々の世界樹だったので、「あれ、『ハルピュイア』って全体攻撃とかないんだっけ?」とか思いながらプレイしていたんですが、まぁ、なんというか、無知とは恐ろしいものです。
 そんな感じで、火力の中心となる後衛をなるだけ減らさないように気を配りながら『跳弾』を連打すること約5ターン。2発目の『金切り声』を食らう間もなく、あっさりと『ハルピュイア』の撃破に成功いたしました。


 うーん、一応ファーストプレイの時は詰めを誤って全滅を食らったりしたんですが、雰囲気としては今回の構成の方が格段にラクでした。その分、運ゲーの側面も強いんですが、ハマった時の爆発力が脅威なのは、やっぱり尖った構成ならではの強みなんでしょうね。
 ということで、第4層は最後までガンナーの強さが際立った階層でした。音楽もいいし、景色もいいしで、久々の世界樹プレイを新鮮な気持ちでプレイが楽しめましたよ。
 さて、続く第5層は、出てくるモンスターのどれもこれもが天敵と呼ぶに相応しい連中で、いやな予感ばかりが脳裏を過ぎる階層です。正直な話、第4層に引き篭もって、ちみちみとレベリングをしたい気もするんですが、ここまで来たからにはやはり前進あるのみ。積極的にクリアを目指したいところです。
 上積みの余地が殆どなくなってきた中で、どうやって工夫を講じるのか。ここからがまさしく正念場ですね。



◆ビアッソ ガンナーLV41
STRブーストLV10 銃マスタリーLV5 精密射撃LV5
サンダーショットLV1


◆ツィレ ガンナーLV43
STRブーストLV10 銃マスタリーLV5 精密射撃LV5
サンダーショットLV1


◆ツォロ ガンナーLV46
STRブーストLV10 AGIブーストLv1 銃マスタリーLV10 アームスナイプLV5
精密射撃LV5 サンダーショットLV1 跳弾LV5


◆アルーシュカ ガンナーLV48
STRブーストLV10 AGIブーストLv1 銃マスタリーLV10 アームスナイプLV5
精密射撃LV5 サンダーショットLV1 跳弾LV5


◆マリエラ ガンナーLV47
STRブーストLV10 AGIブーストLv1 銃マスタリーLV10 アームスナイプLV5
精密射撃LV5 サンダーショットLV1 跳弾LV5