ガンナー5人で放浪記・その13(21F〜23F)

 いよいよ第5層へ。リアルで残業続きの日々も終わり、世界樹を巡る冒険も終わりに近づいております。
 第5層は金ピカのお城。初回で見た時のなんとも言えなさは相変わらずですが、CMでも使われたBGMの素晴らしさは健在です。正直な話、久々に起動してもテンション落とさずにプレイできるのは音楽の力が大きいなと。
 第4層、第5層、第6層のメドレーはもう最高なんですが、冷静に考えてみたらどれもゲームプレイ前に耳にしていました。orz ネタバレ食らいすぎですね。


 さて、層が変わったことで、出てくる敵もガラッと一変します。とは言え、ここからは成長要素的に上積みの余地が少なく、シビアな戦闘を強いられる局面が多くなります。そうでなくとも第5層はガンナーにとって相性悪そげな雰囲気がプンプン漂ってくるんですが、さてまぁ、どうしたものでしょうかね。
 ってことで、まずは『活力の腕輪』を前衛に装備させることにしました。「なんで今更『活力の腕輪』?」と思われる向きもあるかもしれませんが、VITが+10されるこのアクセサリ、防具に換算すると防御力40相当の硬さがあるスグレモノ! ……なんだそうですよ。
 ガンナーはVITがとにかく低いので、少しでも硬い防具を用意してあげたいところです。まぁ、致命傷が大怪我になる程度の効果しかないんですが、メディカを節約できるのは心理的にも財政的にも助かります。
 で、なんで初出の第3層じゃなくて、今になってわざわざ装備するのかと言えば、当時はそれを知らなかったからです。知っていればもっとラクに第3層を攻略できたのに! ……研究不足が身に沁みますね。


 さておき、この階の敵の特徴はとにかく回避力が高いこと。これまで各階層にも回避が妙に高いモンスターは点在してはいたんですが、この階層のモンスターの図抜けた回避性能には愕然とした人も多いのではと思います。自分も初回プレイでは渾身の『鬼炎斬』をスカされたりして、何度もピンチに追い込まれました。
 しかし、ガンナーパーティには伝家の宝刀、『精密射撃』があります。命中率100%のこのスキルでコウモリだろうとゼラチンだろうと蜂の巣にしてくれるわぁ!


 やめてやめて先制攻撃マジやめて!


 うーむ、なんか先制攻撃からの全滅率が異常に高いです。元々『フォレストバット』や『マンドレイク』はスピードが高いみたいで、『精密射撃』と速度では五分五分。しかも厄介なことにHPも地味に高くて、よっぽどサイコロの巡りが良くないと一撃では倒せません。
 第4層では脅威の破壊力で居並ぶ鳥類を片っ端から屠り続けた『ザミエルガン』も、第5層となるとさすがに旧式ならではの力不足を感じさせます。「攻撃こそ最大の防御」がガンナー家の家訓。撃ち漏らした魔物は強大な牙を剥いて仇為す存在であり、攻撃力不足はパーティにとって死活問題です。
 ってことで、早急に新たな武器を調達したいところなんですが、次の『鋼鉄銃』を購入するには22Fに登場する『ノヅチ』のドロップアイテムが必要で、しかも攻撃力は計算上で『ザミエルガン』に劣るというのですからなかなか攻撃力の強化もままなりません。
 名機であるがゆえにゲルググへの機種転換が遅れたザクみたいな話ですね。現状のヤバさはあっちの公国のヤバさに通じます。
 なので現時点では地味にLVをコツコツ上げるしか打つ手がない有様です。正直な話、それで乱数一発が確定一発になるかというと難しく、そのうち先制攻撃から全滅へのパターンが決まったりして、経験値もまともに稼げません。


 ということで、ここは一念発起して先を急ぐことに決めました。というのは、この先23Fには『電気石』が採掘できる採集ポイントがあるのです。
 交易所に『電気石』を持ち込むことで売り出される『シルバーバスター』は、攻撃速度を高める能力を持っている特殊な銃器です。これなら苦戦を強いられている第5層の敵に対して先制の一手を打つことができますし、選択できる戦術も格段に広がって、相当に安定性が高まるはずです。


 というか、攻撃速度の上がる銃は、これまでずーっと欲しかったアイテムなんですよね。思い起こせば第2層で売り出される『神槍銃』は、壊属性の攻撃手段がないと手に入らないというガンナー泣かせの仕様でした。そんな浅い階層じゃ壊属性の術符とか手に入らないですしね。銃底で殴りつけるスキルがマジ欲しかったですよ。


 そんなワケで憧れの『シルバーバスター』を求めて、23FまでGoです。まずは21Fを突破しなきゃいけないんですが、マップ中央下部でツーマンセルで行動しているFOE『漆黒の魔騎士』が地味ーに避けづらいです。
 なんか視界が妙に広い気がするんですよね。壁を挟んでいても感知されると言いますか。クルッと引き返してくるところで見つかったりして。おまけに2人1組だから囲まれて身動きできなくなってしまうという。
 なんか赤外線カメラでも装備しているんですかね。初回プレイは『ペイントレード』で強引に突破したんですが、物理攻撃主体のガンナーでは同じ方法を取るのは難しく。結局鈴を使ってすり抜けることにしました。


 22FはFOE『全てを食らう魔竜』が通路を塞いでいる階。ショートカットを使って夜に出直してきてから、すんなりと突破。今回は珍しく誤爆がありませんでした。
 『ノヅチ』は、この層では攻撃速度が控えめな相手なので、経験値を稼ぐならこっちの方がラクなのかなーなんて思っていると、いきなり『ブラックウイング』が出てきたりするワケです。第5層に安息の場などない!
 多めに持ってきたハズのネクタルとネクタルオールがスッカラカンになる頃に23Fに到達。磁軸の柱を起動させて、これでようやく一安心です。


 23Fはターミネーター『緋緋色の剣兵』と『漆黒の魔騎士』が延々と徘徊を続ける階。初回プレイではビックリしたり、追い掛け回されたり、不意打ちかましたり、扉潜ったら復活されたり、まぁ、色々ありましたが、さすがに二回目ともなると落ち着いて対処することができます。
 ということで、採集ポイントを確認してからササッと撤退。ゴレンジャーを出撃させて『電気石』の収集に入ります。
 が、『電気石』を幾ら売っても売っても『シルバーバスター』が店頭に並びません。まぁ、必要な『電気石』の数が結構多かったような記憶は確かにあるんですけども。
 でも、10数個は売ったのに音沙汰もなしというのはなんか変だなと思ってWikiを覗いたところ、『シルバーバスター』の素材は、『コウモリのキバ』×20と、『電気石』×5…… って足りないのは『コウモリのキバ』じゃないかぁーっ!


 ただでさえ敵がドロップしにくい第5層で、必要な素材の数は20個。正直言って気が滅入ります。これは今までの中で最大の難関かも分からんね。
 とは言え、『シルバーバスター』なしには今後の展望も開けないので、意を決して素材の収集に移ります。しかし、これがコウモリ出てこないんですよ。出てきたとしてもキバ落とさなかったりしてね。連続でキバ落としても次の戦闘で先制食らって全滅したりしてね。全然キバが溜まりません。
 エンカウントで一番望ましいのは、コウモリ*2のパターンで、これだと高めの確率でキバが手に入るんですが、世界樹はシステム上、各マスにエンカウントのパターンが設定されているので、どのマスでコウモリ*2が出現するのかを平行して調査すると割合作業感を覚えずに素材を集められたりします。
 まぁ、何の役に立つかは分かりませんが、コウモリ*2とエンカウントしやすいのは樹海磁軸の斜め四方のマスでした。この辺、道が狭い上にちょっと気を抜くとベルトコンベアで運ばれたりして面倒なところなんですけどね。でもまぁ、セーブしやすいのは利点ではあります。
 そんなこんなでダラダラと『コウモリのキバ』を集め終え、ようやく『シルバーバスター』を手に入れたはいいのですが、長々とコウモリと戦い続けていい加減力尽きました。
 ってことで、実際の使用感は追ってお伝えしようと思います。はぁぁぁぁ、疲れたー。





◆ビアッソ ガンナーLV43
STRブーストLV10 銃マスタリーLV5 精密射撃LV5
アイスショットLV1 サンダーショットLV1


◆ツィレ ガンナーLV45
STRブーストLV10 銃マスタリーLV5 精密射撃LV5
アイスショットLV1 サンダーショットLV1


◆ツォロ ガンナーLV48
STRブーストLV10 AGIブーストLv1 銃マスタリーLV10 アームスナイプLV5
精密射撃LV5 アイスショットLV1 サンダーショットLV1 跳弾LV5


◆アルーシュカ ガンナーLV49
STRブーストLV10 AGIブーストLv1 銃マスタリーLV10 アームスナイプLV5
精密射撃LV5 アイスショットLV1 サンダーショットLV1 跳弾LV5


◆マリエラ ガンナーLV48
STRブーストLV10 AGIブーストLv1 銃マスタリーLV10 アームスナイプLV5
精密射撃LV5 アイスショットLV1 サンダーショットLV1 跳弾LV5


 対『イエローゼラチン』用に『アイスショット』を習得。ただし、攻撃速度は並なので、『イエローゼラチン』に確実に先手を取られるのが辛いところ。
 ……第6層を睨むなら『ファイアショット』の方がよかったのかなぁ。