キャプテンレインボー・その6

 キャプテンレインボーの初週売上は6800本だとか。ちなみにキャプテンレインボーの定価は6800円です。偶然にも。
 しかし、やばいなー。この動き方って、去年のマグキッドとかシータのラインじゃないですか。しかも敷居の低いパズルゲーなんかと違って、相当に人を選ぶゲームですしね。今後も売上は伸びなさそうですねー。


 まぁ、冷静に考えてみれば、マイナーなキャラをウリにする発想自体、商売的には矛盾しすぎているんですけどね。キャラに興味を持ってるユーザの母数は相当限られていますし、キャラに興味がなければソフトに手を伸ばすところから躓いてしまうと。
 まぁ、実際は、作中のキャラはこのゲームならではのオリジナルと言っていいほどの個性を備えているんですけれども、元ネタがあるというだけで敷居を感じる人はいるでしょうしね。自分もゲーム発売前まで怯みっぱなしだったので、実感としてそれはあります。
 キャプテンレインボーを初日から買うようなユーザは、相当なマイナー嗜好か、「ヤバい、任天堂はアホ過ぎる!」というノリにシンクロしたかどっちかでしょうね。あ、自分は後者です。
 というか、下手にキャラに愛着があると、作中のキャラの余りの落差に枕を濡らす羽目になるんじゃないかなぁと思えるのがこのゲームで。今日はそんなファン泣かせの筆頭とでも言うべき、「パネルでポン」のリップの紹介です。



 本当は初対面のイベントの画像で紹介したかったんですが、キャプし忘れてたみたいで動画が見つかりません。何たる手落ち……
 ということで、ここまでのあらすじ。立派な魔法使いになるためにミミン島を訪れたリップ。しかし、カモメに花粉症対策のマスクを取られてしまった彼女は、部屋でダラダラと毎日を過ごしています。


 花粉症に苦しむ花の妖精リップ。猫アレルギーの獣医みたいなものですか。


 いい味出しすぎなリップの同居人(家具)。それぞれが極端な性格で面白いです。


 浜辺でカモメを捕獲。マスクをゲットだぜー!


 マスクを取り戻してご機嫌なリップ。アップで見ると浮きっぷりが結構……


 新しい名前をつけてくれるとのこと。ニックさんの名前なだけにニックネームですね!


 有無を言わさずルーレットスタート! ……って、そんなぞんざいな決め方なの!?


 新しい名前は……アロハさん。微妙だぁぁぁぁぁ!


 エヴァTV版の最終話を思い出すアロハさんコール。なんの嫌がらせか。


 次のスロットまでアロハさん…… 罰ゲームと言いませんか、これは。


 突然何を言い出すのか、この机は。妄想力高すぎです。



 リップのイベントはぶっ飛び度が総じて高いのですげー楽しいです。マッポ曰く「萌えキャラ」だそうですが、どう見てもヨゴレ……
 マイナー揃いのこのゲームの中で一番知名度が高いのは、密かにリップの持ってる「リップステッキ」なんじゃないかと思う今日この頃です。スマブラでもお馴染みですね。
 でも、「あれがそうだったんだ!」って突っ込みは、切なすぎるので勘弁してください。