クイズマジックアカデミーを買いました

 明日はポケモンプラチナが控えているんですけどね。でも、「やりたかったら買うしかないじゃないか!」と心の声が囁くのでしょうがないんですよ。
 自分はそもそもアーケードのクイズマジックアカデミーって全然触ったことがないんですよね。まぁ、通信対戦できるクイズゲームってだけしか知らなくて。
 なので、今回購入したのも、単純にクイズゲームとして面白そうだからという理由だったりします。クイズゲームを買うのは、それこそFCのTOMY製アメリカ横断ウルトラクイズ以来かなぁ。


 話はズレますが、TOMYのウルトラクイズってすっげー面白かったんですよ。まぁ、あの頃はウルトラクイズ自体、人気がありましたしね。自分も大きくなったら東京ドームで○×クイズに参加したーい、なんて、子供心に思っていたワケですよ。
 ゲームとしては、バラ撒きクイズとか、ハングライダーが秀逸でしたねー。アクション要素も適度に盛り込みつつ、ウルトラクイズの雰囲気を見事に再現していました。
 で、一番ビックリするのはこのゲーム、ニューヨークで見事優勝を果たすと、そこからRPGモードが始まるんですよね。むしろこれが本編と言っても過言ではなくて。
 まぁ、RPGモードって言ってもホントちゃちい内容なんですが、猫も杓子もRPGだったあの時代ならではの産物ではありましたね。
 っていうか、動画がありました。懐かしいなー、これー。


 http://www.nicovideo.jp/watch/sm675906




 さて、ウルトラクイズは置いといてQMAです。
 DS版のQMAはアーケード版の特色を上手いこと盛り込んでいまして、「Wi-Fi通信で全国のプレイヤーと対戦!」「Wi-Fiで追加問題をダウンロード可能!」とか、まさに新世代のクイズゲームなんですよね。ウルトラクイズから17年も経つとさすがにゲームも進化しますよ。
 クイズも単純なn択問題だけじゃなくて、タッチペンを活用した「線結び」や「書き取り」なんてのもありますし、なんか説明書を読んでると「これってDS向けに作られたんじゃないの?」と思ってしまうほどです。正直な話、クイズってかなりDSと相性のいいジャンルのゲームですよね。
 タイピング問題なんかはやってみると画面が小さいせいでミスタッチが多かったりするんですけどね。でもまぁ、慣れもあるのかなー。


 アーケード版はプレイしてないので比較はできないんですが、全体的にテンポも良好ですし、問題も常識的なものから思わず頭を抱えてしまうような難問奇問まで揃ってて「わかるかこんなの!」とか笑いながらプレイしてますよ。やっぱりアーケードで人気を博しただけのことはあるなーって感じで。すげー楽しいです。
 そう言えば、地味に凄いなと思ったのが、問題の読み上げに緩急があるんですよね。ウルトラクイズの時代は、それこそ抑揚もなくダラダラと表示されていたテキストが、QMAでは肝心なポイントでグッとタメが入るので、その瞬間は思わずタッチペンを握る手に力が入ってしまうんです。クイズ番組でも問題の読み上げに独特の間を入れて盛り上げることが多いですが、この演出は一歩踏み込んでて上手いなぁと思います。


 Wi-Fiは一度挑戦してみたんですが、いやー、ヒリヒリ来ますねー。なんか一回プレイしただけで胃が痛くなるんですが。やっぱ対人戦は緊張します。
 最初、キャラクターはデフォの名前が基本なのかなーと思って、自分はギレン総帥似のサンダースでプレイを始めたんですが、繋いでみたら全員ハンドルネーム? 生徒名? かなんかで、一人だけすげー浮いてました。初めてプレイする人は注意が必要ですね、これ。
 あと、なんだかWi-Fi対戦はアカデミーモードでもプレイできるそうで。クイックマッチだけしかWi-Fi対戦できないのかー、とか思ってたので、アカデミー用に違うキャラでプレイしてたんですが、わざわざセーブを分けるとマジカやらアイテムやらも分散されちゃうので、これは一本化した方がよかったなと今に至って後悔しております。せっかくサイクロプス組まで行ったんだけどなー。
 ちなみにアカデミーモードでのWi-Fi対戦は、転送室でWi-Fiに接続してから修練室で授業を受けると選択できるとの話です。Wi-Fiで対戦できて、おまけに手に入る魔法石も多くなるんだとか。


 ただ、RPGモード的なアカデミーモードは移動が鈍くてもたつくのと、結果発表をスキップができないのは気になる点ですね。
 移動に関しては、メニューから部屋を指定して移動できるんですが、結果発表はアーケードの仕様そのままっぽくて、携帯機向けに最適化されてないのかな、と言う印象を受けました。
 Wi-Fi対戦だけはスキップできないってのならわかるんですけどね。ポケモンで対戦時に技エフェクトを省略できないのと同様に、その裏で何か通信しているんだろな、的な納得はできますしね。
 そういう点で、演出が必要なアーケードと、プレイアビリティが大切な携帯機ってのは、求められる部分がやや異なるとは思うんですよね。DS版QMAは、アーケードの魅力をそのまま携帯機でも楽しめるのがウリではありますが、そうした細かい違いにも留意して貰えれば、もう完璧だったのになぁ、と思います。




 あ、あとWi-Fiを繋ぐ際に「DSとカードを登録します」的なテキストが表示されたんですが、これって登録以外の組み合わせじゃWi-Fi使えないとかそういうアレなのかしら?
 いや、それだと、あの、せっかく今日届いたプレミアムDSLQMAできないことになっちゃうんですがぁぁぁぁぁ! プレミアムDSLは、なんか勿体無くて箱を開けられません。


 ってことで、プレミアムDSLの写真。右下のクラニンマークと非売品の文字が密かなポイントですね。読めるかな?


 あ、あれ、でもWi-Fiガイドブックをよく読むと、DSの登録情報を譲渡できるとか書いてあるので、それでオッケー……なのかな? イマイチ不安ではありますが、ハードとソフトの組み合わせが固定になっちゃうと、中古の取り扱いとかでもっと騒がれるような気もするので、多分大丈夫なんだと思います。