▼GIRLS MODEがタイトルだった

 ファミ通で初めて画面写真を見たんですが、やっぱり面白そうでよさげな感じです。女児向けというよりは全年齢対象っぽい感じで、これは広範なユーザ層の興味を引けるデザインかなと。
 ショップのカリスマ店長を目指そう…… 今もカリスマって単語は有効なんでしょうかね。
 で、ロゴを見て初めて知ったんですが、このゲーム、「わがままファッション」はサブタイトルで、本題は「GIRLS MODE」なんですね。自分は並びから「わがままファッション」がタイトルで、「GIRLS MODE」がサブタイだと思い込んでいました。
 ほら、ええと、「ポケットモンスター ダイヤモンド」みたいな感じで。だからガールズモードってことは、上手く売れたらボーイズモードも出るのかなぁ、とか、ポケモン商法的な展開をちょっと想像してたんです。
 でも、タイトルの構成としては、「高速カードバトル カードヒーロー」と一緒なんですね。まぁ、ガールズモードだけだとイマイチ意味が通らないですし、これが妥当なのかなと思います。


 ゲーム内の3Dモデリングはハードの制約もあってか、やや貧相な感じです。マネキン的なアバターの着せ替え程度なら2Dでも十分なのかなーとも思っていたんですが(コーエーのザッツキューティはそんな感じ)、インナー、アウター、スカート、ソックス、眼鏡、ネックレス、パンプスなど装備部位(どうも上手い言い回しが見つかりません!)が16種類もあるそうなので、だったら3Dモデルのが見栄えもしますし、アイテムごとの変化も分かりやすくて、適切なんだろうなぁと思います。
 まぁ、3Dモデルって静止画だとカタく見えがちなんですが、実際に動いているところを見れば全然気にならなかったりしますしね。そのうちニンテンドーチャンネルで紹介動画を取り上げて欲しいなぁと思っています。


 アイテムは10000点超ということで、これは数字としては大きいのか小さいのか。単純に眼鏡の色違いが100個あったら、それだけで100点という数え方もできるので、数字や組み合わせ総数をウリにしているゲームは、冷静に観察する必要がありますね。
 自キャラのファッションに関しては、コーディネートに加えて、メイクやら髪型も変更可能とのことなので、簡単に被るようなことは少ないのかなと見ています。この辺もどれだけ自由度の幅があるのかは気になるところですね。


 ゲームの進行としては、最初はショップ「ルミナ」の店員からスタートするんですが、プレイヤーはお客さんの要望に応じてコーディネートを提案し、まずは販売実績を積み重ねることになります。
 多くのお客さんを満足させると、今度は新しい店の店長を任せてもらえるようになります。店長になると、今度は店の内装から品揃えからBGMまでもを自由に選択して、自分ナイズされた店舗で更に服飾の販売に勤しむと。
 おー、やっぱりアルバイトから大旦那にまで出世する武器屋トルネコ的な要素がありますね。コーエー太閤立志伝なんかもそうなんですが、人に使われるゲームってなんか自分は好きなんですよ。


 太閤立志伝なんか、君主になって戦争を仕掛けていくよりも、信長様の命令で鉄砲や馬を集めてくる方が楽しかったりしますしね。まぁ、太閤立志伝の場合、自分が君主になっちゃうと信長の野望と大差なくなってしまうので、そういう意味でも、太閤らしさを楽しめるのは下っ端プレイだったワケですが。


 さておいて、店長として店を切り盛りし、ランクを上げることで、プレイヤーはファッションコンテストに参加することができます。コンテストに優勝すると、レアなアイテムをゲットできるそうなんですが、それで更にファッションの組み合わせの幅を広げて、次のコンテストに臨む……という流れなんでしょうね。
 ちょっと予想を挟むと、この辺のレアなアイテムの出現率はDSによって偏っていて、交換しないとコンプリートできない仕組みになっているんじゃないかと思います。とは言え、アイテムの収集や交換(と言うか販売なのかな?)は、Wi-Fi上の出張店舗で補完するようにして、プレイヤー同士の交流を促進させるコンセプトに仕上げてくるんじゃないかなと。


 あと、今回はWi-Fi関連のシステムについては情報がなかったので、その辺りも詳細が気になるところです。Wi-Fi通信を使って追加のアイテムがアンロックできるような仕組みだったりすると、季節モノを取り扱いやすかったりするでしょうしね。
 いかにユーザを飽きさせずに、変化に富んだアイテムを提供するかが、この手のゲームが長持ちするかどうかの重要なポイントだと思いますので、その辺りをどう消化するかは個人的に注目したい点ですね。