▼ポケモンプラチナ・その4

 7つのバッジを獲得し、残る最後の一つを求めてナギサへ向かいます。が、停電騒ぎでレストランから先に進めません。あ、あれ……?
 って、そうだ、ライバルがエイチ湖に行ってたのをすっかり忘れた! 慌ててキッサキシティに戻るとエイチ湖へ急ぎます。
 ライバルは既にギンガ団の幹部に負けてorz状態。これは敵討ちの流れかと思いきやその場での戦闘は回避。「アジトに来ても無駄なんだからね!」とのツンデレ台詞を真面目に吟味して次はトバリシティへ向かいます。
 トバリシティではギンガ団との大立ち回り。幹部とも戦うんですが、どうもギンガ団は手持ちのポケモンが似通ってて誰が誰だかわかりづらいですね。


 ギンガ団のボス、アカギの演説後、ハンサム刑事から衝撃の一言。「あれで27歳とは恐れ入る……」えええええ、アカギって自分より年し……ゲフンゲフン、たった10歳上だなんて!
 しかし、ポケモンの主要なターゲットであるところの子供さんにとって、27歳はオッサンだよなぁ。あれ、言っててなんだか心が痛むよ? 17歳なのにおかしいな。
 あと、ダイパ・プラチナの「不完全な世界は作り変えてしまえ」みたいなシナリオも、子供さんにはピンと来るのかなぁと疑問に思ったりしますね。初代のような「ポケモン使って悪巧み」みたいな、戯画化された悪役とはちょっと違ってて、動機がより内面的なので、事情を正確に読み取るには、ちと年齢が行ってないとダメなような気もします。
 まぁ、そんなこと言っても、自分だって小学校上がる前にZガンダムとか見て楽しんでたので、別に背景事情なんてわからなくても、エンターティメントとして上質であれば、それで十分なんだろうなぁとも思いますけども。あ、Zガンダムの放送年度とか調べるのは禁止でお願いします。


 さて、アカギを倒した後、研究員達がやったら気分が悪いとか、吐き気を催す、みたいなことを言ってるので、この奥でどんなモツ展開が待ち受けているのかとワクワクしながら踏み込んでみたんですが、中では3エスパー(なんて呼べばいいんだろう)とギンガ団幹部のソフトSMプレイが展開されているだけでした。
 培養槽にぷかぷか浮かぶエムリットクローンとか想像してたのに! くそう、期待外れだよ!



 でまぁ、3エスパーを解放して今度はテンガン山へ。そう言えば、入り口付近にめざめいしが落ちてましたよ。これでエルレイドも行けますけど、ここまでキルリアで頑張るのもそれはそれで大変ですね。
 テンガン山はダイパでは最大級のダンジョンだったので覚悟はしていたんですが、いやー、やっぱり今回も道のりが長いです。主力級のポケモンを3匹に絞っているのでPPの管理に気を使いますよ。
 途中でドータクンをゲット。催眠術持ちの鋼ポケなのでダイパの時はディアルガ捕獲に役立ったんですが、さて、この先はどうかなー?
 ……っていうか、あれ、ひょっとしてこの先ってディアルガパルキアを連続で相手しないといけなかったりする!? うぉーい、それはちょっと厳しいよ!?
 とか疑念に駆られつつも、順調に奥へと進んでいたんですが、ポケモンを持ってないギンガ団団員に道を塞がれてウロウロしてるうちにPPが心許なくなってきてしまったので、体勢を整えるために「空を飛ぶ」を使って一旦撤退します。あっれー、団員をどかすためのフラグとか立ってなかったのかな。
 もう一度トバリシティに戻ってギンガ団のアジトを捜索してみたりもしますが、成果はなし。改めてテンガン山に戻るも、やっぱり団員が道を塞いで邪魔をしてくれます。
 他に道はないものかと思いつつ、テンガン山の外縁部をウロウロと歩いてみると…… あったぁぁぁぁぁ! なーんか凄いわかりにくい場所に入り口があるんですね。てか、雪が降ってるせいで視界が悪いんですよ。


 さてまぁ、ここまでくれば後は迷うこともなく、槍の柱まで到達します。終着点ではアカギがなにやら伝説ポケを呼び出そうとしています。
 こちらの迎撃に出てきたのはギンガ団の幹部、マーズとジュピター。駆けつけたライバルと一緒にダブルバトルで勝負です。
 さて、自分はドダイトス、ライバルはゴンベ。向こうはドーミラー*2の構成。……となれば、まぁ、アレですね、「地震」で一発ですよ。ゴンベなんて知るもんかと。ってことで、ゴンベを巻き込みつつ、地震でGo!


 「浮遊で攻撃が当たらない!」*2


 どっちも浮遊とかアリかぁぁぁぁぁ!? おまけにドーミラーは「光の壁」と「リフレクター」でガチガチに防御を固めに来るという鬱陶しさ。もう色々と散々です。
 ライバルは2番手にゴウカザルを繰り出してきましたが、これはなかなかのナイスチョイス。ドダイトスには有効な技がないので、ドーミラーを倒すべくこちらもギャロップを投入します。
 が、ゴウカザルドーミラーの「神通力」でボコボコに。ギャロップが万を持して放った「フレアドライブ」も「リフレクター」のおかげで致命打を与えるには至りません。
 明らかにポケモンでは勝っているのにダラダラとした消耗戦が続きます。なんというか、ゴウカザルギャロップも強襲上等のポケモンなので、攻撃を受け止められると意外と脆いですよね。
 なんとかドーミラー*2を撃破すると、次に向こうはゴルバット*2を投入。こちらも傷ついたギャロップを手元に戻してロトムを送り出しますが、その隙にゴウカザルが「エアカッター」の連打を浴びて轟沈。なんか弱点突かれすぎじゃないですか?
 依然として状況は不利ではありますが、ロトムの「放電」なら纏めてゴルバットを落とせるはず。まだまだ逆転の芽は十分に残っています。さぁ、そしてライバルの次のポケモンはなんだ!?
 ……出てきたのはフローゼルでした。タイミング悪すぎるわ!


 でもまぁ、面倒なので「放電」で敵味方纏めてふっ飛ばします。もう知ったことかと半ば自棄で。
 で、目論見どおりロトムの攻撃はゴルバットに対して効果抜群だったんですが、すっかり忘れてたのが「光の壁」の存在。これでダメージを半減されてしまい、赤ゲージまで体力を削ったもののゴルバットを落とし損ねてしまいます。……フローゼル? 奴ならもう家に帰ったよ。


 もう、なーんか色々とドツボにハマリまくりでダメダメですね。その後は苦戦しながらもなんとかブニャットスカタンクを倒してダブルバトルに勝利。とは言え、なんとも泥臭い勝ち方ではありました。もっとスマートに戦いたいですね!



 さて、幹部を退けたところで、いよいよディアパル登場。3エスパー登場。そして遂にギラティナが…… と盛り上がりはピークに達するんですが、このギラティナの登場シーンがなかなか凝っててカッコイイんですよ。前回あれだけ空気だったのに大出世ですわね。
 次から次へと伝説ポケが現れて、一体どうやって収集をつけるつもりなんだー、と緊張して見守っていると。……アカギがギラティナに食われました。ええ、そりゃもうパクッと。
 えええええ、そういう展開なのかぁぁぁぁぁ!? 洋ゲーだったら今明らかに血飛沫で画面が真っ赤に染まったところですよ! そこはさすがにポケモンなので自重したのか!?


 で、アカギのいた場所にはポッカリと空間の穴が。これが「やぶれたせかい」への入り口なんだと解説してくれるのは、プラチナで解説お姉さんに目覚めたシロナです。
 破れた世界へ向かうか、とのシロナの問いかけには全力でYESと返答。ついにプラチナならではのオリジナル展開来ましたよ!


 が、どうやらこの破れた世界には、ポケモンが全然いない様子。えええええ、ポケモンのいないマップなんて、ただの通路じゃないですか!
 今回は、ダイパにいないポケモンを破れた世界で捕まえられるんじゃないかと想像してたので、これはちょっとショックですわ。
 でまぁ、進むごとに姿を変えるこの破れた世界。リフトを乗り継いで奥に向かう必要があり、歩き回るには地味に面倒なところです。既出の壁歩きのシーンもなんかカメラがグリグリ動くもので、ちょっと酔いました。


 破れた世界の奥ではアカギの姿を発見。さすがにアレで終わりじゃあ、カタルシスがないですもんね。
 ということで、ギラティナを目の前にしてアカギとポケモンバトル! ヘルガーマニューラギャラドスドンカラスクロバットと強力なポケモンを繰り出してくるアカギですが、ヘルガードダイトス地震で、マニューラギャロップフレアドライブで、ギャラドスドンカラスクロバットは、纏めてロトムの放電で撃破します。
 おおおおお、さっきの戦いとは全然違う流麗な勝利。自分も相手もポケモンが揃う後半の総力戦は、達成感が段違いで楽しいですね。



 さてまぁ、アカギに勝利したのはいいとして、本番はここからなんですよね。次はギラティナを上手いこと捕獲しなければなりません。
 ってことで、いよいよギラティナ捕獲作戦の開始です。一番手のドダイトスの「噛み砕く」は、ギラティナのHPの約半分を削るナイスアプローチ。おお、これは乱数のブレさえなければ上手くHPを赤まで削れるかも。
 次のターン、ドダイトスは期待に応えて上手くピン寄せ。ギラティナのHPを赤まで削って役割を果たします。
 ここで一度ダークボールを投げてはみますが、結果は即弾かれ。うーん、やっぱり状態異常も絡めないとギラティナを捕まえるのは難しいですかねー。
 ってことで、2番手に登場するのはさっき捕まえたばかりのドータクン。一度町に戻った際にハートのうろこで催眠術を習得させていまして、ここからはギラティナを眠らせる段階に移行します。
 ギラティナの「シャドークロー」は不利な属性でありながらドータクンのHPの約半分を削る威力。ちょっと長期戦に持ち込むのは厳しめな気配です。
 返しの催眠術は……外れ。60%の命中率ってのはちょっと頼りないですね。
 続いて催眠術を狙おうとしたものの、ギラティナの姿が消えます。あ、これが「シャドーダイブ」か。すかさずこちらは秘伝の鬼ビーダルさんにタッチ。襲い掛かるギラティナを避けつつ、いい傷薬でドータクンの怪我を治します。
 さてまぁ、ここで問題なのは、ドータクンにタッチすると、直後にギラティナの攻撃が当たって痛いってことなんですよねー。あんまり薬も持ってこなかったので、できる限り被ダメージは抑えたいところです。
 ってことで、このターンはビーダルさんにダメージを受けて貰うことに。投げたダークボールはあっさり弾かれ、ビーダルさんもあっさりとやられます。
 再登場したドータクンは催眠術を連打。なかなか上手く決まらずに体力を削られてはいい傷薬で回復というパターンが続きます。
 いよいよ傷薬が切れてしまったところで催眠術が成功。ついに捕獲のチャンスを迎えます。
 ここでギラティナが起きてしまうとジエンドかなーと思いつつ、ダークボールを投げること3回。ゆらゆらとダークボールが揺れて、見事ギラティナの捕獲に成功しました。
 まぁ、準備を整えるのが結構大変ではあるんですが、ギラティナの被捕獲度自体はそれほどでもないので、準備を万端にして向かえばマスターボールを使わずとも捕獲は可能なんですよね。催眠術使いで、かつギラティナの攻撃を止められるドータクンはホント便利ですわー。


 てな感じで、ギンガ団の野望を挫いたことで、ようやくナギサシティへの道が開かれました。……あ、氷ポケモンもいい加減に育てないといけないですね。