▼ポケモンプラチナ・その5

 さんざん氷ポケモンポケモン言い続けてきたせいか、世界樹オンリーで「私、氷ポケモン育ててない……」とか言われたんですが、いや、アレですよ、多分チャンピオンが氷4倍のアレを使ってくるだろうな、って話で。アレに勝てるなら氷なくてもいいと思います。まだそこまで行ってないんで、重要度はわからないんですけど。
 さて、とは言え、氷技は抑えておきたかったので、「氷の牙」を覚えるフローゼルさんを捕まえます。……ここまで引っ張っといてそれか! と思われるかもしれませんが、だってサファリでスコルピが出てこないんですよ! ……グレッグルが一杯捕まえられたのは、ちょっと嬉しいです。
 フローゼルさんは、このレベルだと「噛み砕く」まで覚えているんですね。なんか対エスパー技持ちがすげー多いです。
 と言うか、「滝登り」がないと主力が「アクアジェット」ってのが火力的に不安。あれ、そう言えば「滝登り」の秘伝マシンってどこで手に入るんだっけ……?


 さて、ナギサシティへ。ここの電気ジムは途中のギミックが楽しかった記憶があるので、期待しつつ突撃。ダイパのギミック盛り込みジムは自分は結構好きです。
 ところが最後の部屋の回転橋で迷いまくり。先に進むための組み合わせが見つからずに右往左往します。
 えええええ、ダイパでは通れたはずなのになんでー!? ……と思ったら、スパークしてるところって通れたんですね。ずっと障害物だと思ってましたよ!


 ちなみに道中はドダイトスで余裕。コイルやらも出てくるので、先鋒はギャロップに任せて、鋼の入ってないポケモンに対してはドダイトスにタッチして地震かますと言った感じ。学習装置でフローゼルさんも育てます。
 ということで、ジムリーダー・デンジ戦。先鋒のサンダースをドダイトスであっさり仕留め、引き続き楽勝ムードが漂います。が、続く次鋒ライチュウが虫タイプの「シグナルビーム」でドダイトスの弱点を突いてきます。うわー、そんなのあるのかー!
 レベル差とタフネスで何とか耐えますが、後手を踏むのは辛いですね。ライチュウ地震でキッチリ倒しましたが、続いてやってくるレントラーも何を出してくるのかわからず気が抜けません。
 ……と思ったら、レントラーに先制の地震が決まります。うわ、そうだ、レントラーって結構ノロいのよな! ちなみに種族値70はキノガッサなんかと同じだそうで。なんとも微妙極まりない数値ですね。
 とは言え、健闘もここまで。デンジの切り札エレキブルの「炎のパンチ」でドダイトスが炎上すると後は電気に強いロトムを押し立てて消耗戦に。ロトム自体は電気の耐性もあって有利ではあるんですが、それほど突き抜けた攻撃力を持っているワケでもないので、どうにも力押しになってしまいますね。
 でもまぁ、レベル差もあって有利なことには変わりません。連続で「怪しい風」を叩き込んで勝利します。
 ただ、もしここでロトムがやられたりすると、後に残っているのは「フレアドライブ」の使いすぎで満身創痍なギャロップ、育て中のフローゼル、秘伝用の2体で、ちと苦しいところではあったんですよね。そういう意味では辛勝ではありました。


 さて、ビーコンバッジを貰ってバッジが8つ揃ったのはいいんですが、未だにアレが見つかりません。そう、「滝登り」の秘伝マシンが。
 秘伝マシンは、普通に順路を辿っていけば手に入るはずなので、手に入らないのはおかしいんだけどなー、と思いつつ、どこかでフラグを漏らしたのかもしれないと思い、タウンマップを眺めながら色々と考えてみます。で、ひょっとしたらダイパでは「霧払い」の秘伝マシンがあったノモセの大湿原が怪しいのでは、と思い至って、さっそくノモセへGo。大湿原のNPCや、落ちているアイテムを当たることにします。
 ところが、ここでも収穫はなし。こうなると「送りの泉」とかが怪しく思えてくるんですが、正直あの辺まで行くのは面倒で二の足を踏んでしまいます。
 で、結局妙案が浮ばなかったので、取り合えずフローゼルの育成でもするかなー、と223番水道に向かったところ、海岸の近くで出張ジムリーダーのミカンから秘伝マシンを貰いました。あああああ、そう言えばそうだったぁぁぁぁぁ!


 ってことで、秘伝マシンの問題は無事解決。これでチャンピオンロードに挑めます。
 223番水道は水タイプばかりなのでロトムラクラクフローゼルを育てつつ、中継地点のポケモンセンターまで辿り着きます。
 最後のダンジョンとなるチャンピオンロードでは、フローゼルを最前線に投入します。洞窟内のポケモンは、新しく覚えた「滝登り」と、ハートのウロコで覚えた「氷の牙」で撃破。水4倍のゴローンやイワークは「アクアジェット」でも倒せます。
 うん、ちょっとこのタイミングでの実戦投入は神懸り的と言っても過言ではないね、と自画自賛。正直「滝登り」がないとパンチ不足なポケモンだと思うので、テンガン山攻略前に捕まえようかなーと思って踏み止まったのは正解なような気もしました。それかブイゼルの段階で育てるかですかね。
 2つ目のフロアにはハガネールレアコイルがわんさと出現してくるので、ここでは「地震」が使えるドダイトスにチェンジ。PPが怪しくなってきたらギャロップも登板させます。ロトムは今回仕事なし。
 あと、なんか今回ガバイトが普通に出てくるんですが。フカマル育ててた人は泣きますぞ、これ。
 これはアレかなぁ。四天王戦で勝てなかったらガバイトを育てて頑張ってね、という救済策なのかもしれませんね。まぁ、サナギラス辺りと違って初見でも強く見えるフォルムですし、プラチナで初ポケモンの人にもフックしやすそうなポケモンではあります。


 ってことで、手持ちのポケモンのLVもガンガン上がり、チャンピオンロードを抜ける頃には50台後半から60台にまで成長。ちょっと育てすぎたかなーと思いつつ、バッジを見せようと守衛の人(?)に近づくと。
 ……あ、ライバル来た。って、まだ回復してねぇぇぇぇ!
 結構HPやらPPやら消費してたので、これはちょっとヤバげな雰囲気。お構いなしにライバルはムクホークとか出してきますけど。
 どうしようかなーと思いつつ、まずはフローゼルロトムに交換。ムクホークは「影分身」を使いますが、ロトムの「電撃波」で確実に落とします。
 でまぁ、先手さえ取れれば、後は後続に合わせてこちらもポケモンを交換していけばオッケーなので、常に属性で有利な状況を作りつつライバルを撃破します。格闘持ちがいなかったので、カビゴンはちょっと難儀しましたが、苦労したのはそれくらいかな。
 しかし、ライバルの負け惜しみの台詞は男の子っぽくて実にいいです。久しぶりのプレイってこともあって、実に新鮮。




 さて、ライバルに完勝したことで、自信もアップ。改めて四天王戦に向かいます。
 初戦の相手は虫ポケモン使いのリョウ。ギャロップを先頭に押し立てて「フレアドライブ」で次々に居並ぶポケモンを撃破していきますが、ハッサムが出てきたところでHPが赤ゲージに到達。うぉーい、そこは一番炎が必要なところだろうに!
 ちょっと悩みながら「大文字」を選択しますが、ハッサムは「電光石火」でギャロップを落とします。なんというテクニシャン……!
 炎以外に弱点のないハッサムはこうなると強敵ですが、ドダイトスにチェンジすると「地震」が急所に入って勝利。最後のドラピオンは、「氷の牙」の4倍ダメージを貰いながらも連続の「地震」で勝利します。


 続いて2戦目は地面ポケモン使いのキクノ。が、自分はここで初代ポケモンの霊ポケ使いのキクコと勘違いしてドダイトスを最初に出してしまいます。うーわー、まーちーがーえーたー!
 ところがキクノの先鋒は地面+水のナマズンだったので、草タイプのドダイトスにとっては寧ろ絶好の取り合わせ。「葉っぱカッター」で即座に仕留めると、以降は相手に合わせてドダイトスフローゼルを使い分け、最後はドダイトスの「リームストーム」で、カバルドンを撃破しました。
 途中に出てきたドサイドンは、特性で水技のダメージが3倍に抑えられてしまうので、フローゼルで仕留められるかがやや不安でしたが、ここで空気を読んだフローゼルは見事に「滝登り」をドサイドンの急所に当ててくれました。さすがフローゼルさんはやってくれるぜ!
 ちょっと不安なのはグライオンを「氷の牙」で落とせなかったこと。グライオンを氷4倍で仕留められないとなると、チャンピオン戦のアレは厳しいんじゃなかろうか……?


 そして3人目は炎ポケ使いのオーバ。ダイパでは炎ポケがゴウカザルギャロップしかいなかったので、ミミロップやらフワライドなんかも登用してた苦労人でしたが、今回は炎ポケが大幅に増加したので、ようやく炎ポケ使いの名前に相応しい構成になっている……と思われます。苦戦は必至です。
 で、先手をドダイトスに任せるか、フローゼルに任せるかでちょっと迷ったんですが、LV的にはドダイトスが安定だろうと、ここでも一番槍をドダイトスに託します。
 が、ドダイトスの足の遅さが災いして、オーバの先発、ヘルガーの「日本晴れ」を許してしまいます。こ、これはちょっとヤバいかな……?
 というか、炎相手に草って明らかにミスマッチじゃないですか! ……レベル差で先手取れるかなーって思ってたんですよ。
 ヘルガーと続くブースターは「地震」で粉砕したものの、3、4番目のゴウカザルギャロップは厳しい相手。こちらもフローゼルに交代して「日本晴れ」を切れるのを待ちますが、ゴウカザルが「雷パンチ」、ギャロップが「ソーラービーム」を撃ってきたりして、頼りのフローゼルさんも倒れてしまいます。
 基本的にケチなのでアイテムを使うのは躊躇するんですが、ここはアイテムを駆使するべき時だと判断して「元気の欠片」やら「凄い傷薬」やらで戦線を再構築。「日本晴れ」が切れたところで、フローゼルを再度投入して勝利を狙います。
 しかし、最後のブーバーンは「滝登り」一発では倒すことができず、逆に「10万ボルト」でフローゼルがダウンしてしまいます。なのであとはロトムを送り出して、力押しといういつものパターン。んー、グダグダですなー。


 四天王最後は、エスパーポケモン使いのゴヨウ。この人は先発バリヤードのイメージが強いんですが、今回も例に漏れずバリヤードだったので、まずはギャロップの「メガホーン」でさっくり勝ち。
 ところが次に出てきたのが前作にはいなかったエーフィ。エスパーポケモンなんて前作でも揃ってたのにわざわざ強化すなや! という気分です。
 まぁ、エーフィって言ってもエスパーには変わりないしー、と思いつつロトムに交代すると、先攻の「シャドーボール」でロトム撃沈。あー、忘れてたぁぁぁぁぁ!
 やっべ、エーフィ速いし強いし対処に困るわー。こっちは長期戦なので重要なのは「被害を受けないこと」なんですが、逆に言えば向こうは「当てれば勝ち」なんですよね。なのでこの手の素早いアタッカーは一番困る相手です。
 とりあえず一発で落とされないようにタフネスに長じたドダイトスを出してみますが、ここでエーフィは虫タイプの「シグナルビーム」。えええええ、前から使えてたっけか、そんな技!?
 調べてみたところダイパでは使えなかった技なので、「シグナルビーム」は今回新たに追加されたっぽいです。これ、イーブイで覚えられるのかな?
 ドダイトスは返しの「噛み砕く」でエーフィを落とし、続くドータクンギャロップの「フレアドライブ」で倒しますが、ここで出てきたのが新顔のエルレイド。つかLV59って高っ! 育てすぎたと思ったのにこっちと同じぐらいじゃないか!
 エルレイドはタイプがエスパー+格闘なので、ギャロップの「飛び跳ねる」で弱点を狙います。が、これが見事にスカって「ストーンエッジ」を食らうと、「フレアドライブ」で体力を消耗していたギャロップは堪らずダウンしてしまいます。
 で、あとは地獄絵図でした。ドダイトスはあっさりと「サイコカッター」+急所で破れ、これなら大丈夫だろうと思ったフローゼルが「リーフブレード」で落とされて、なんかもうエルレイド一体相手に手も足も出ません。ちょっとこれは持ち技が豊富すぎるわ……!
 秘伝用ポケモンを使って粘ればなんとかなりそうではあったんですが、完璧な負け方に心が折れてしまったのでここで投了。やっべ、四天王強いわー…… 対エスパー技多すぎで楽勝だろ、とか考えてたけどてんで甘かったです。




 そんな感じで、プラチナ初の全滅を経験して、これからどうしようかなーと悩んでいるところです。LV差で押し切るのが自分的には最安定な手だと思うんですが、正直ここからのレベリングは時間がかかって効率が悪いですしね。薬を多用するしかないのかなー、うーん。
 まぁ、今回は前情報まるでなしで、失策を何度も犯したりもしたので、その辺の無駄を省けばもっと優位に戦闘を進められるのかな、と思う部分もあります。とは言え、エルレイドを安定して抜かせないと結局そこで消耗戦になってしまうのが見え見えではあるんですけどね。
 今回はロトムが早々にダウンしてしまったので、ロトムを温存すれば優位に戦えるかなー。と言ってもロトムの霊技は「怪しい風」なのでイマイチPPと威力に不安が残るんですが。
 最後の最後に来て、道の長さ、険しさを思い知った四天王戦。気づいてみればプレイ時間も20時間に達し、「このテンポなら15時間でクリアできるかなー」なんて思っていたのがウソのような白熱振りです。まぁ、要領のいい人はサクッとクリアできるんでしょうけど、こうやって巨大な壁に跳ね返されると、それはそれで闘志が沸いてくるものです。
 凶悪な相手を知恵と工夫で凌駕する。そうです、それこそがポケモンですよ!