▼むしゃくしゃして買った 今は反省している

 珍道中!! ポールの大冒険 略して、チン(略) このタイトルを考えたスタッフはおかしいですね(褒め言葉)


 ちょっとゲンナリすることがあったので腹立ち紛れに落してしまいました。いやね、もっと先にプレイすべきゲームがあるだろうってのはわかるんですけども。
 でも、なんかこのゲームからプンプン漂う「落としたらガッカリするぞ!」っていうドキドキ感がもう堪え切れなかったんですよ。なんか気分が落ち込んでいる時に欝ソングを聞きたくなるのと似たようなものでしょうか。初めてこのゲームの写真を見た時からもう既に虜でした。ある意味で。


 ということで、チン(略)。どんなゲームかと申しますとレトロ風グラフィックの2Dアクションゲームでございます。


 セガのロゴと一緒に流れるのはかつての「セーガー♪」のSE。ヤバい、これだけでもう変な笑いが漏れます。


 ゲーム内容は、まぁ、簡単に言えばマリオですね。主人公の雰囲気的にはチャレンジャーとかスペランカーを思い出したりもします。
 でまぁ、このゲームは特徴としまして、ステージ各所に仕込まれているネタに対して、ボイスとテロップでツッコミが入るという、まぁ、自分で言ってて危険信号が点滅するさまを幻視するようなヤバさ寒さを感じさせる要素があります。
 お笑いはね、ホント紙一重ですからね。下手に扱うと、うん、ヒドいことになりますよね。


 こんな感じでね。こんなネタが100個ばかりあるとかないとか。
 まぁ、ネタはしょーもないのばっかりなので、滑ったネタを見ると変な笑いがこぼれてしまうタイプの人以外にはオススメしません! 自分はダンディ坂野とか好きなので緩く楽しんでますが。


 あとこの濃くてベタなイベントシーンが堪らないです。ランボーとかこんな感じでしたっけ。色数が少ないのに無駄にリアルな方向に挑戦しててね。テキストもとぼけてて雰囲気は凄く好みです。


 アクション部分は操作は割と軽快で、慣性が効く挙動もあって、適度に緊張感があります。難易度は控えめで、ホントに気軽にプレイできるゲームですね。
 ボリュームは、まぁ、期待しないほうがいいです。初代スーマリよりも短いんじゃないかな。
 まぁ、当時のゲームが何度も死んで覚えて先に進むゲームだったのに比べて、このゲームはサクサクと進んでネタを楽しむゲームなので、その辺、コンセプトからして別物と言えばそうなんですけどね。まぁ、その辺は値段相応と言うことで。


 ちなみに自分がこのゲームで一番真っ先にツッコんだネタは↓でした。


 GCコントローラーでも操作可能なんですが……


 メッチャ押しづらいやん、これ!