▼岩田社長の話をちょろちょろ
http://bizmakoto.jp/makoto/articles/0904/10/news050.html
週末にこの記事に触れとこうと思ってすっかり忘れていたので、遅ればせながらちょっと思ったことを。内容は例によって任天堂の商品はこれだけ売れてますよ、という話です。海外ではDSiが日本のDSL的な売れ方をしているみたいですね。
で、まず目を引かれるのが一枚目の写真の岩田社長の表情。こんなに笑っている岩田社長は滅多に見られない! これだけでもう自分はメロメロです。
ユーザ目線で楽しみなのはDSを使った公共サービスの話かなー。でも、この手の話は去年も同じようなことが言われていた記憶もありますね。
ただ、公共サービス関係ではDSよりもWiiとの連携が目覚しいなという気はしますね。以前発表されたWiiで出前が注文できるチャンネルっていつ公開されるんだろう。
あとはWii Sportsリゾートの発売は6月を目指したいと。サマースポーツ関係が多そうなので時期的にもよさげですね。
コメント的に面白かったのは、
あるいは、Nokiaさんが携帯ゲームビジネスに乗り出した時、やはり同じように「ゲームボーイアドバンスは携帯電話に飲み込まれるだろう」と言われました。その時に「携帯電話が携帯型ゲーム機を飲み込む」と言っていた人は、今どう責任を取っているのかちょっと聞きたいくらいです。
ここですね。まぁ、結果的には携帯ゲームと携帯電話は競合しなかったと。その大きな理由は携帯電話のUIと電池がゲームハード向きではなかった点にあって、これらが解決されると今後はまたどうなるかわかりませんけどね。
携帯電話は料金の徴収システムとプレイスタイル自体は、携帯ハードに勝っている部分もあるんですよね。UIと電池は今後も技術的な改良が進められていく分野だとは思いますが、そうなると任天堂は今後どんな差別化を狙っていくんでしょうかね。
あと、「岩田社長は最強にカッコイイな!」と思ったコメントがこれですね。
私は「エンタテイメントの業界はガバメント(政府)を頼ってはいけない」と思っています。
凄い、これは至言だ、と自分は思いました。言い方を変えれば、政府によって存続を許されるエンターティメントにどれだけの価値があるのか、という意味にもなりますよね。
山内前社長の「娯楽屋には天国と地獄しかない」を地で行く言葉ですね、これは。物凄い強気の言葉をさらりと語る辺り、岩田社長は怖いなぁと毎度自分は思います。
最近は手製RPGの参考にならないかなと、半周回ってTRPGのリプレイ本をよく読んでます。ひさーしぶりに読んだせいか凄く面白いです。あー、ダイス振りたくなるわー!
ルール的に凄いなと思ったのはダブルクロス。他人との繋がりと関係性をリソース化したのはコミュニケーションゲームならではの妙味。こういう発想はなかなかコンピューターゲームじゃ生まれないし、昇華もしにくいよなぁ。
てか、FEAR系のTRPGって今こんなになってるのね…… S=F連載の頃とは隔絶の感がありますわ。