▼ヒドい力押しゲーを見てしまった

 セクターDを抜けてセクターEに辿り着きました。マップの表示から今回は全6エリアかと思っていたら、んんん、これは世界樹と同じで5層構成なのかなぁ。というワケで、ネタバレ込みでちょこちょこと進行状況を書き出してみようと思います。



 メインアプリの改良でダークゾーンも見えるようになるなら、ダークゾーンの意味なくね? と思っていたらセクターDにて今作始まって以来最大に詰まりに遭遇しました。ダークゾーンと移動床を組み合わせるなんて聞いてないよ!
 この時ばかりは本当に下画面にマッピングしたかったです。記憶力アヤフヤすぎて同じところを何回もグルグルグルグル回ってるの。我が事ながら何をやってるんだろうかと思いましたね。
 ダークゾーンで視界が得られると言っても、ワイヤーフレームのダンジョンを進んでるみたいな感じで景色に特徴がないのがまた厄介なところでして。わかってしまえば簡単な構造なんですけど、「こっち側には道はない」みたいな変な思い込みに囚われて延々とダンジョンを歩き続けてました。
 またあのアプリ起動時の演出が地味に長くてイライラするんだよなぁ。描画関係の処理なので時間がかかるのかも知れませんが。
 まぁ、でも、道すがらサーチ悪魔は残さずズンバラリしてきたので、お金は十分溜まりました。今後悪魔全書を使いやすくなるかなと期待したいです。
 あとついでに魔人ホワイトライダーへのリベンジも果たしました。アローレインを撃ってこなかったので致命傷を受けることなく、物理スキルの連打で押し切ってしまいました。戦いは数だよ兄貴!
 そんなワケでダークゾーンを突破したあとは、スイッチ移動床を乗りこなしてふよふよ中ボスを一掃。満を持してボス戦に向かったんですが…… あれ、そう言えばセクターDの最上階って何の意味があったんだろう? クリア後に行くと何かあるのかな?


 で、ボス戦。美を語るアスラってのはなんか新鮮で面白かったんですけど、要するに混沌としている世界が好きなんだなってのはわかりました。とすると、美に対する醜の世界なのかしら、このゴミ道路は。
 ここまでSJを遊んできて、なんとなく各セクターはキリスト教7つの大罪と対応しているのかなーなんてことをぼんやりと思っていたんですが、それだとまんまメガテンIfだよな、とか思ったりもして。今まではただひたすら物語を追いかけるだけでしたが、神話との重ね合わせがあるのがメガテンの常ではあるので、今回のモチーフはなんなんだろうかと、その辺のテーマにもちょっと考えを巡らせられるだけの余裕が出てきました。


 さて、今回のボスは風属性が弱点だろうと予想を立てて突撃したら、初っ端からマハガルーラを反射される悲劇に遭遇しました。こりゃマズい!
 しかもアスラの全体状態異常攻撃で主人公を含む3名が操作不能に。あれ、魅了とは違うんですよね。MADとか表示されていたんですが、なんなんだろう。効果は魅了+攻撃力UPみたいな感じでしたが。
 でまぁ、あとはグダグダと同士討ちが始まって、マハラギオンやらアスラパンチやらを食らって、はいお仕舞いみたいな。ご丁寧なことに主人公は火弱点の防具を装備してたりで、もう、相性的には圧倒的に不利な状況でした。
 ここに来るまで相当にLVが上がっていたので、多少の相性差は踏み潰せるだろうなーと踏んでいたんですけどね。やっぱメガテンのボスはキチンと対策を立てないと難しいよってことですね。
 というか、1ターン目の全体バステって世界樹2でよく見たパターンですよね。第4層のスキュレーですっげー詰まった記憶が蘇ります。
 さておいて、厄介なのはあの謎のバステ、回復手段がよくわからないってことなんですよね。メパトラストーンは効かなそうだし、そもそも主人公がラリっちゃったら詰んじゃうし。
 まぁ、何度か特攻して対策を考えるしかないのかなぁと思って、ちょっとだけ編成を変えて飛び込むことにしました。まぁ、主人公の装備は相変わらずの風属性銃で弱点も火のまんまなんですけどね。


 で、ボスとの2戦目。今回は運良く主人公が全体バステを食らわなかったので、ラリってしまった仲魔をCOMPに回収しつつ攻撃を浴びせていきます。主力になったのは、じゃあくフロストのブフダイン。主人公のスタンスがニュートラルなのでCO-OPも発生していい感じです。
 あとまぁ、セドナもマハブフーラ持ちだったので、こっちにも攻撃に期待したかったんですけど、そもそもセドナは火属性に弱点を抱えていたので終始回復に追われるハメになりました。うひー、ディアラマじゃ間に合わない。
 マハラギオンをマカラカーンで跳ね返すドリーム戦法も一時は夢想したんですが、これは素早さが足りず断念。じゃあくフロストは火炎反射まで持っていて頼りになります。
 それならばとテトラカーンを貼ってみると、今度は混乱した仲魔の攻撃を跳ね返したりして、戦況は初回と変わらずカオスです。操作ミスで体力全快の仲魔に宝玉を使っちゃったりと凡ミスもチラホラ。
 アスラのマハラギオンで主人公のHPが赤ゲージまで削られた時には、さすがに次の一撃でゲームオーバーだろうと腹を括ったんですが、なぜかアスラがコンセントレイト → コンセントレイト → アスラパンチの謎コンボを繰り出してきたので、その隙に体勢を立て直すことができました。何がしたかったんですか、アスラ王?
 その間、ランダム回数攻撃のメガトンプレスがドスンドスン入って意外と善戦している感じ。っていうかメガトンプレスってこんなに強かったっけ?
 再度の全体バステは主人公にまで影響を及ぼしますが、激昂した主人公のゲイボルグ3回攻撃でアスラ王がグラグラと揺れ始め、まさか、と思ったらそのまま勝ってしまいました。えええええ、勝っちゃったー!?


 ってことで、本来は強行偵察のつもりだった2戦目。結果としては物凄く運ゲーかつ脳筋な力押しでアスラ王を倒してしまいました。ちょっとこれはどうなの……?
 いやいや、でもまだまだ汚名返上のチャンスはあります。戦闘開始前の選択肢でスタンスがどう変化したかまだ見極めてないですからね。もしスタンスが変わっていたら、その時はリセットしてもう一回挑戦するチャンスがありますし、その時は装備と仲魔を揃えてもっとスマートな戦い方ができるハズ……っ!


 いよいよ佳境を迎えたシュバルツバース探索任務。ゼレーニンヒメネスがお互いの胸中を語り合い、シナリオ的にもクライマックスの予感が漂います。
 イベント終了後、逸る気持ちを抑えつつレッドスプライト号から降りてみると、主人公のスタンスは…… ニュートラルのままでした! あああああ、選択肢あれで良かったのか! それは良かったんだけどもーっ!


 ……えー、そんなワケで、アスラとの再戦は見送って先に進むことにしました。いい加減セクターDで時間を食いすぎたようにも思いますんで。
 で、実際アスラとはどうやって戦えばいいのかとWikiの攻略情報を見てみたら、アスラの全体バステって防御で防げるんですね。そっかー、P4とか遊んでる人はすぐに気づいたんだろうなー、これー。弱点を潰せるんで防御は有効だよ、みたいな話は発売前から知っていたんですが…… 今まで自分、全然防御って使ってないです。なんという脳筋ぶり。


 あと、今回メガトンプレスが凄く役に立ったので、その辺継承させるスキルの選択も見直しが必要かなーと思えて来ました。ピーターパイパーはそろそろ火力不足を感じます。何よりもボス戦ではバステは望むべくもないので、単純に威力を見込めるスキルを選んだほうがよさげなんですよね。ザコ戦は子守唄があればいいかなと。
 期待を掛けていた追撃の心得もどうもイマイチ。タケミナカタCO-OPは強かった印象があるんですが、それは単純にタケミナカタが強かっただけという気もしてきました。
 テトラカーン、マカラカーンは使い手の素早さが重要で、面白いんですが運用は難しいなぁと。素早さ特化の鳥系の悪魔でもないと使いこなせないような雰囲気ですね。
 攻撃スキルについては、上級の悪魔ほど優秀なスキルを持っているので、無理に継承に拘らなくてもいいのかなぁと今では思っています。継承するとしたら攻撃範囲を広げる属性攻撃がいいのかなとか。異系の属性って継承しづらいんですけど。
 ただ、属性攻撃のスキルって単体での威力は程々で、イマイチ汎用性には欠けるんですよね。弱点を突いて互角、CO-OPを発動させると物理スキルを上回る火力が得られるみたいな。
 そんなワケでどうしても属性に左右されにくい物理スキルに寄ってしまう自分がいます。でも、セクターEは物理耐性のある悪魔が多そうなので、やっぱり魔法系の仲魔を揃える必要があるのかもしれませんね。うーん、構成が悩ましい。
 アトラスのゲームってスキルの性能を割とぼやかしているので、どのスキルが強いかは実地で試して調べるしかないんですよね。その辺、試し切りが楽しい反面、不親切に感じることもあります。
 シリーズ経験者なら大体のスキルの強さは分かると思うんですが、真メガは2以来の自分は「デスバウンドか冥界破が最強の物理攻撃なんでしょ?」みたいな思い込みが未だにありまして。どのスキルを継承すればいいのかはやっぱり慣れと経験が必要なんだろうなぁという気がします。