▼デビルサバイバー・その7(6日目)

 これまでのあらすじ。ベル・イアル強ぇぇぇぇぇ!


 ということで、合体やらを繰り返してしっかりと体勢を整えました。強敵は何もベル・イアルだけじゃなくて、取り巻きの悪魔も野良悪魔と違って結構なレベルだったりするんですが、こうなると無駄にMPを使わずに省エネプランで戦わないといけないのかもしれないですね。
 さて、今回のベル・イアル。棒立ち状態だったベル・デルさんと違ってトコトコ近づいてきます。ぎゃーっ、こっちこないでーっ!
 とは言え、一箇所に留まられてマップ兵器を乱打されるよりかはよっぽどマシなのかも。ベル・イアルは移動力も3と鈍足ですし、遠距離攻撃可能な種族スキルを持っているワケでもないので、隣接さえされなければ怖い相手ではありません。
 ということで、まずは取り巻きをサクサクと倒していきます。でも、物理反射持ちの鬼女ランダとかイヤーン。アツロウ辺りで意図せず隣接してしまうと、無駄にターンを流すハメになります。
 今回のマップは通路が狭いので、移動関係のスキル持ちは重要ですね。幻魔を入れときゃよかったと何度思ったことか…… 普段はフィールドを縦横無尽に駆け回る妖獣も、このマップではなかなか真価を発揮できません。敵の側面に回り込めないのでタコ殴りできないんですよね。
 逆に移動力減で遠距離攻撃可能な邪神がデメリットなく使えるマップでもあります。半死半生の敵を生かしておくと、後続の悪魔の「おまじない」やら「献身」やらでみるみるダメージを回復されてしまうので駄目押しの一撃があると安定感が違います。
 また、神獣の「瞬転の舞」は、相変わらずの使い勝手。相手と隣接してしまった邪龍・邪神持ちのチームを敵から引き離したり、逆に敵に近づけない直接攻撃チームを敵の近くに送り込んだりと活用法は多彩です。


 あとまぁ、このマップ、スキルクラックし放題で、選択に頭を悩ませる面ではあるんですが、先々でもスキルクラックの機会は十分用意されているので、無理にスキルクラックを狙う必要はないと思います。自分は頑張ってここで「デスバウンド」を主人公に覚えさせてみたんですが、ボス戦では結局「怒りの一撃」の方が有効だったりもしました。


 さてまぁ、通路に詰まった悪魔を端から片付けて、いよいよ敵はベル・イアルを残すだけとなりました。途中でアツロウが死亡。ケイスケにリカームをセットしていたんですが、使う暇もなくベル・イアルとの戦闘が始まります。
 まずは主人公パーティで吶喊。主人公と鬼神タケミカヅチの「S的中の秘法」+「怒りの一撃」でベル・イアルの体力を削ります。お付きのモスマンはメディアで回復。

 反撃の物理攻撃やマハラギダインを貰いながらも致命傷は避け、雰囲気としてはなんとかやれそうな気配です。が、戦闘終了時にベル・イアルのHPが280点回復…… ぎゃーっ、ボスキャラに「勝利の息吹」は卑怯すぎる!
 「勝利の息吹」は、戦闘終了時にHPを10%回復させるスキルなので、そうなるとベル・イアルのHPは約2800ってことですかねー。うわー、これは厳しい。
 しかし、戦闘ごとにHPを回復されるとなると、なまじ下手な攻撃を仕掛けると回復が与ダメを上回っちゃうこともあるのか。なんてこった!
 そんなワケで「鬼神双手」の再攻撃もちょっと躊躇うところです。ここは一度引いて回復に専念した方がいいのかもしれません。うーむ。
 ただ、ベル・イアルの回復力を考えれば、短期決戦でケリをつけるのが上策なのは明らかです。ここは苦しいところではありますが、再攻撃を仕掛けて回復する暇を与えずに押し切るしかありません。
 主人公で二度目の攻撃を仕掛け、次いで邪龍クエレプレを要するケイスケチームで遠距離攻撃を仕掛けます。邪龍のおかげで一方的に殴れるのはいいんですが、エクストラターンが期待できないので火力的にはやや微妙なところ。邪龍クエレプレはデフォでブフダイン持ちなので氷が弱点のベル・イアルに対しては有利な仲魔なんですが、MPの上限が低いのでやはりこれも長期戦に持ち込まれると辛いところはあります。
 ケイスケの攻撃が終わって、さぁ、「勝利の息吹」が来るぞー、と思ったら、あれ、なぜか発動しません。……どうやら「勝利の息吹」は反撃できないと発動しないようです。
 ということは、壁ユニットでベル・イアルの攻撃を捌きつつ、後方から邪龍なり邪神なりで遠距離攻撃を仕掛ければ、いつかはベル・イアルを削り殺せるってことですね。よっしゃー、これなら勝てる!


 ところが、これで一件落着とはいかないのがアトラスゲーの恐ろしさ。ベル・イアルのHPが半分まで減った辺りで本気を出したベル・イアルが突如マップ兵器を使用します。ぎゃー、ベル・イアル様の祟りじゃー!
 事前に炎耐性持ちのキャラでチームを固めてはいたので、それほど大きな損害は被らなかったのですが、実は一人だけ炎耐性のないキャラがいたんです。……ステージ上で救助を待っているハルがぁぁぁ!
 このマップ、ハルが死んでしまうと強制的に敗北です。なので、ベル・イアルにマップ兵器を撃たせる前にハルのHPを回復するか、ベル・イアルを倒すかしなければなりません。うわー、ただでさえ、ベル・イアル一人を相手にヒィヒィ言ってるのに、なんという外道マップ!
 おまけにベル・イアルは入り口周辺に手下の悪魔を召喚します。今のところ、マップ中央でベル・イアルとは小突きあってるので包囲を受けるまでは若干の猶予がありますが、それでもベル・イアルと多勢の悪魔と両方を相手に勝つのは厳しいところです。一刻も早くベル・イアルを倒さないと!
 ということで、こうなったらあとは死に物狂いでベル・イアルを殴るだけです。攻撃の中心は主人公チーム。ケイスケが邪龍クエレプレで援護射撃を行い、遠距離攻撃の手段を持たないユズは主人公チームの回復に専念します。……ここでアツロウが生きていればなぁ。アツロウチームにも邪龍クエレプレを組み込んでいたのに無駄に終わってガッカリですよ。
 依然として攻撃の手を緩めないベル・イアル。じわじわと包囲を狭める悪魔達。「火炎無効」持ちのモスマンが殴られて即死し、タケミカヅチのMPが切れてメディア打ち止め。ギガジャマで主人公の回復が無効化され、アムリタ持ちは誰だと探してみれば、既に棺桶入りのアツロウです。


 劣勢を強いられつつも、ステージに向かって後退して悪魔との距離を保ち、ベル・イアルに反撃を試みること数度。「勝利の息吹」で逃げられるギリギリのところで主人公チームがベル・イアルに止めを刺しました。


 うはぁ、ベル・イアル、強かったー! 勝ててよかったーっ!
 増援が来たときは真面目にヤバいと思いました。事前に打てる手は全て打ったのに蓋を開けてみれば大苦戦。いやぁ、さすがにアトラスのボスキャラは怖いわ。これはちゃんと対策練らないと普通に死にますよ。


 ベル・イアルを下したことで余命を得る主人公達。とは言え、延びた余命はたったの1日です。明日は運命の7日目。東京が壊滅するその日です。
 ここに来てプレイヤーは、東京封鎖をどう解決するか、最後の決断を求められます。今までの行動によってフラグの立った仲間からメールが送られて来るんですが、主人公に届いたメールの送り主はユズ。……それとナオヤでした。
 ……って、ナオヤァァァァァ!? なんでナオヤなんだぁぁぁぁぁ!? アツロウはさり気なくメール寄越さないし、うわぁぁぁぁ、なんか色々ガッカリだ!
 ということで、自分が選べるのは、ナオヤルートとユズルート。ナオヤルートは、神も悪魔も殴り飛ばしてベルの王を目指そうぜ、なルート。ユズルートは、もう色々無理だから強引に封鎖を突破してあとは成り行きに任せようよ、なルート。なーんかなー、どっちもバッドエンドくさい気配がヒシヒシとするんですけども。
 でもまぁ、どれか一つを選ばなきゃしゃーないということで、えー、ナオヤルートを選択しました。「そうかそうか、ベルの王を目指すのか!」とナオヤ大喜び。なんなんでしょうね、この人は。


 そして、ナオヤの考えに同調できないユズ、ケイスケ、ミドリは、パーティを離脱してしまいます。うわぁ、これはヤバいルートだわ。って言うか、魔法キャラ総抜けじゃないか、これ!
 アツロウは渋りながらも、ナオヤを尊敬しているので離脱するところまでは行かないんですなー。まぁ、最後まで一緒に頑張ろうぜ、心の友よ。
 そしてあくる日、「見所があるヤツを見つけてきたぞ!」とナオヤがカイドーを連れてきます。よりによってそれか!
 ついでにマリ先生も合流。タダシ君(※カイドー)と一緒にいるわ、とのこと。もうちょっと大人らしい行動基準でお願いします。


 さてまぁ、そんなワケで、ユズ、ケイスケ、ミドリが抜けて、あらたにナオヤ、マリ先生、タダシ君が加入したマイパーティ。早速能力を見てみると、ナオヤはなるほど魔力重視の魔法キャラ。マリ先生も「全門耐性」セット可能なバランスの取れた魔法キャラです。
 でも、タダシ君だけ、えーと、なんか凄い脳筋なんですけど…… 脳筋キャラは主人公とアツロウでもう十分なんですが。
 おまけに行動力は低いわ、素早さは低いわで、小回りの効かなさは半端ないですし、新しく合体できるようになったパズスは今更感が漂いすぎなスペックですし、なんかタダシ君は全然いいところがないじゃないですか!? 小物臭が漂うのは容姿と言動だけじゃなかったンかヨ……!?
 しかし、ヤバい、この非の打ち所のないヘタレさは逆に清々しさを感じたりもして…… うわぁ、タダシ君ってばなんてダメな子なの!? マリ先生がタダシ君を過保護にする気持ちが少しだけわかりました。
 あと、ナオヤ兄さんの目は節穴すぎます。とっとと眼科に行ってください。






主人公LV50 & 妖獣モスマンLV42 & 鬼神タケミカヅチLV46
「怒りの一撃」より通常攻撃クリティカルの方が強い事を発見。ガーン、そうだったのか……
「物理反射」持ちの鬼女ランダがウロウロしてるおかげで脳筋パーティは辛い。


アツロウLV50 & 妖獣モスマンLV43 & 邪龍クエレプレLV48
邪龍クエレプレは氷結反射とブフダインが便利。でも、敵も多用するので睨みあいになること多々。
妖獣モスマンをグレードアップしたいんだけど…… 次はベヘモスしかないのか!?


マリLV51 & 女神ラクシュミLV49 & 鬼女ランダLV49
「全門耐性」装備のマリ先生はリアルヘカーテ。氷結激化+マハブフで鬼なダメージを叩き出す。
最近は魔神ヘカーテ+邪鬼レギオンで全門耐性+物理反射持ちを量産中。


ナオヤLV50 & 神獣アイラーヴァタLV46 & 鬼女ランダLV49
「S魔道結界・陰」+「エクストラワン」+「メギド」でメギド連射体制を構築。地味に強い。
ナオヤはユズに比べて移動力4が大きいなぁ。


タダシ君LV47
「見覚えの成長」を覚えないとかもうね。