キャプテンレインボー買いました

　意外と音楽がいいんですよ。オープニング曲とか物憂げな雰囲気バリバリで、なんかエセ木曜洋画劇場的なイメージ。ゲーム中の音楽もしっとりしていて自分好みです。主題歌のテンポはやっぱり奇妙ですけどねー。

　ゲームは基本的にアドベンチャーですね。手に入れたアイテムを要所で使うことで謎を解いたり、フラグを立てていくタイプの割と古典的な感じのゲームです。ヨーヨーを使うってことでアクション性が強いのかなーと思ったんですが、そんな感じではないですね。例えて言うならアクション性の薄い2Dゼルダって感じですかね。
　キャプテンレインボーはゲームを進めると新しい必殺技を覚えていくんですが、必殺技を使うことで今まで通れなかった道を通ることができるようになって、行動範囲が広がっていきます。まぁ、ゼルダとかメトロイドみたいな感じで、徐々にできることが増えていくというか。

　ゲームが進むとアクションモードが入るみたいですが、現状は島のキャラクターとの会話をまず楽しむ感じです。キャサリンが凄まじい存在感を放ってて笑ってしまいましたよ。
　キャラはニンチャンの動画通りのいい味を出しているので、ニンチャンの動画を見て「面白そう！」と思った人は、そのままゲームも楽しめると思います。自分のお気に入りはファミコン兵士。チョコチョコした動作がかわいいです。
　ゲストキャラは全部で10人くらいかなー。実は説明書の表紙に全員描かれているような……　セーブデータのキャラ枠を見てもそんな感じなので、全体のボリュームはそれほどでもないのかもしれません。願い事を叶えるキャラの選択で何か分岐がありそうな気がするので、何回もプレイを繰り返してベストエンドを探すタイプのゲームなのかもしれませんね。
　あとは島の住人を眺めて暮らすとかですかね。写真機能とかないのでアレなんですが、高台の双眼鏡やら、ベンチやら、島のアチコチを見渡せるポイントが幾つかあるので、そういうのを活用すると面白い絵が見られるのかもしれません。

　触感は良好で、移動速度もいい感じ。序盤はチュートリアル的な文章が多めなので、ややヤキモキするかも。昼夜の境目や、画面の切り替えの際に多少ロードが入るんですが、これはちょっと気になりました。

　ってことで、まだまだ始めて1時間半くらいなんですが、独特の世界観とキレたテキストを楽しめるゲームですね。刺激的なゲームを好む向きにはやや物足りないかもしれませんが、最近良質のテキストADVを遊んでないなーとお思いの方にオススメですね。

　以下キャプチャ画像など。動画もエンコしてみたんですが、容量大きすぎてアップできませんでしたよ。